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【#コンパス】“#コンパス街キャラバン2023”関西代表はチーム“ネッシーあげる!”に決定!“#コンパス甲子園 2023 関西大会”エリア大会リポート

2023-07-24 19:41 更新

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関西大会開催!強豪ひしめく大阪のトーナメントを勝ち進むのは誰だ!?

2023年7月17日、“#コンパス甲子園 2023 関西大会”が開催された。

本記事では、大会の模様と優勝チームへのインタビューをお届けする。

タイトル

大会公式サイト

2023年のルール変更

本大会では、優勝したメンバー3名は、ほかの地方予選へ参加禁止に。また個人ポイントは全国決勝大会出場で初めて獲得できるため、複数地方の優勝でのポイント加算は今回は不可能となった。
さらに、ほかの2023年公式大会同様、決勝大会ではBANルールを採用。負けたチーム側が、つぎのステージと、対戦中両チームBANとなるヒーローをひとり選択するルールとなった。BANルールを採用することで特定の強力な構成を使い続けることが難しくなるため、幅広いヒーロー運用がこれまで以上に求められてくる。

関西大会決勝リポート

このステージでは百花繚乱さん、柴田将平さん、ぱーるさんが出演。

今回は出場可能チームが80チーム集結。2023年甲子園の中でもっとも多い出場数となった。

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予選を制し、決勝トーナメントに出場する4チームは以下の通り。

優勝チームには、11月に開催される決勝大会への出場権が与えられる。

決勝トーナメント表

決勝トーナメントは以下の通り。

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▲決勝トーナメント表。

準決勝第1試合

第1ラウンド

ステージ:大会用でらクランクストリート

蒼:ネッシーあげる!

2B,モノクマ、アインズ

紅:8月15日の料理人

Voidoll、ヴィオレッタ、デルミン

1-1
 

紅チームは、近年でらクランクストリートでよく見られる構成。ドアタンクにテレパスとダメージカット系を3枚積んだデルミン、スプリンターの構成。

ドアタンクとテレパスデルミンで敵1,2陣に襲い掛かり、デルミンが戦っているあいだにタンクが敵2陣を確保、そのあいだにスプリンターが自陣とcポータルを確保して4-1を先に作り出し、これを守り切る(状況によっては敵2陣を捨てて3-2)、先行逃げ切り型だ。

対する蒼チームは、耐久構成を倒すための構成。2BにUR“いざ!冒険の旅へ”を採用。相手の防御力を0にして、2Bのアビリティであるポッドのガトリングとブレードのダメージを最大限にして火力をだす。さらにモノクマのデバフフィールドで相手の防御力を下げて、アインズの多段通常攻撃の火力を増してとにかくキルを取りにいく形だ。

初手はセオリー通り紅チームのデルミンとヴィオレッタが敵陣にUR“ドア”と“テレパス”で侵入。敵2陣の確保に成功する。

ここから耐久し続けるのが紅チームの勝ち筋なのだが、今回の蒼チームの構成はそんな耐久構成を倒すことを主軸としている。

モノクマのデバフフィールドを使用して防御を下げた相手に、アインズの火力が炸裂!デルミン、ヴィオレッタを連続で撃破することに成功する。

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▲モノクマのデバフフィールド外だとアインズの追撃は1しか入らないが、フィールドにいれることで、追撃だけでも400越えのダメージとなる。

復帰したデルミン、自陣側にいたVoidollが蒼チームの陣取得を阻もうとするが、2Bの“いざ!冒険の旅へ”やモノクマのデバフフィールドで防御が下がっている状態のため、アインズの火力に耐えられず次々に撃破されてしまう。結果的にB,C,Dポータルを取り返して蒼チーム大幅有利の4-1となった。

 
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▲1-4の劣勢から一気に4-1への大幅逆転となった。

紅チームは元々耐久よりの構成で、逆転をするのが難しい構成。4-1となってしまい逆転への道が見いだせない。そのまま蒼チームが守り切って4-1での勝利となった。

前回までの甲子園のでらクランクストリートでは、ドアタンク、デルミン、スプリンター構成はかなり鉄板の構成であったが、2Bの上方修正もあり、今後はこのように耐久編成を倒す構成が増えるかもしれないと感じられる一戦だった。

第2ラウンド

ステージ:光と闇のライブステージ
BANヒーロー:リヴァイ

蒼:ネッシーあげる!

アリス、レム、アインズ

紅:8月15日の料理人

グスタフ、かけだし勇者、忠臣

1-2

敗北した紅チームは光と闇のライブステージを選択。両チームとも直接高台のcポータルに向かえるアインズとかけだし勇者を含む構成となった。

序盤は紅チームが敵陣に強襲を賭けて1瞬3-2とするが拡張にいたらず、すぐに2-2の対等の状態になる。再度紅チームが1点奪還して3-1とするが、このタイミングで蒼チームレムが打ち上げを食らう。

これが逆に功を奏して、広がっていない敵陣の近くに落下。そのままポータルの奪還に成功する。紅チームはかけだし勇者がcポータルを確保して3-2紅チーム有利。

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▲打ち上げられた箇所が丁度広がっていないポータル。不意を打つ形になり奪還に成功した。

ここで、蒼チームレムが堅実な立ち回りで忠臣に近距離を振らせずに撃退に成功。蒼チーム下3点を確保しての3-2とする。

 
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▲丁寧な立ち回りで忠臣を撃破。この後自陣2陣を奪還して安定に繋げた。

蒼チームはこの優勢を守りつつアインズのHAでcポータルも奪還。4点を守り切っての勝利となった。

蒼チーム“ネッシーあげる!”が決勝進出。

準決勝第2試合

第1ラウンド

ステージ:大会用でらクランクストリート

蒼:敵一ヒューマンエラー

かけだし勇者、めぐみん、ソル

紅:たこぱんち!

イスタカ、デルミン、グスタフ

2-1

蒼チームはドアタンクデルミンの派生形のような形。ソルがテレパスを所持している。さらにめぐみんが回復カードを未所持、かけだし勇者が攻撃カード0、全体回復3枚と個性的な構成だ。

初手で蒼チームはめぐみんがドアで敵2陣を確保するものの、ソルはテレパスを初手で使用せず。一旦自陣を広げてHSゲージを溜める。その間にめぐみんがかけだし勇者の回復を貰いながら耐久する。

めぐみんの耐久が怪しくなってきたタイミングでソルがUR“朝霧”、“恥じらいの疾風”、“テレパス”を使用。ぎりぎりのところでポータルの取得を阻止したうえにグランドヴァイパーで敵を吹き飛ばし、2陣を拡張させる。

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▲ぎりぎりでソルのテレパスが間に合う。
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▲グランドヴァイパーでキル&吹き飛ばしに成功。2陣安定のきっかけを作る。

自陣と敵2陣を拡張しきった蒼チームはそのままポータルを維持。もともと耐久寄りの構成のため、赤チームは打破することが難しい。逃げ切って4-1で蒼チームの勝利となった。

第2ラウンド

ステージ:Hello :-) irregular World

BANヒーロー:ディズィー

蒼:敵一ヒューマンエラー

アダム、トマス、ソーン

紅:たこぱんち!

グスタフ、リン、双挽乃保

2-2

紅チームはHello :-) irregular Worldを選択。蒼チームは昨年の決勝大会でも何度か見られたアダム、ソーン、トマスを採用。

回復をトマスがすべて担当して、攻撃カード3種類を持ったアダムとソーンで一気に攻める形だ。

序盤から蒼チームは敵1陣までアダムとソーンが特攻。ソーンが倒されてしまうもののアダムが耐久。2陣へのルートが開く残り2分まで敵陣で耐久する。その間に蒼チームがcポータルを確保して2-1。

残り2分で2陣へのルートが解放。お互いに1陣ずつ取得して3-2。ここで紅チームリンがHSを使用。強力なバフで攻めようとするがHello :-) irregular Worldのフィールドの広さが災いして接敵するまでに時間がかかる。ギリギリでcポータル付近で接敵するが、ソーンがHSを使用。残りのバフ時間を無敵時間でやり過ごす。

 
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▲リンHSの残り時間をHSで凌ぐソーン。

残り30秒ほどで紅チーム双挽乃保がHSを使用、逆転を狙う。ソーン、トマスを倒してcポータルを取りかけるがギリギリでアダムの妨害が間に合う。

ポータル取得の隙を攻撃されて双挽乃保がダウン。そのまま3-2で蒼チームの勝利。

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▲ギリギリでcポータル取得か?と思われたがアダムがギリギリで間に合う!

蒼チーム“敵一ヒューマンエラー”が決勝進出となった。

決勝戦

第1ラウンド

ステージ:でらクランクストリート(大会用)

蒼:ネッシーあげる!

2B,モノクマ、アインズ

紅:たこぱんち!
2B、中島敦,芥川龍之介

3-1

蒼チームは準決勝第一試合Round1と同じ2B、アインズ、モノクマ編成。対する紅チームは2B、中島敦、芥川龍之介の構成。

いずれも高火力で敵を駆逐して、ポータルを取りにいく構成だ。

序盤はスプリンターが唯一いる紅チームが先行して3-2。蒼チームはcポータルでモノクマデバフフィールドを展開。蒼チーム2B、アインズの火力が増幅されて紅チームはたまらない。あっという間にcポータルを奪還して蒼チーム有利の3-2に逆転する。

残り2分で紅チームは中島敦のHSを使用。2回使用することを狙っての1回目の早期使用と思われる。

紅チームはcポータルに特攻をかけるも2B、芥川龍之介が倒されてしまう。残った中島敦もHS後に数的不利で押し切られてしまう。

 
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▲大会を通して、クレナイ選手のアインズの火力はすさまじいものがあった。

蒼チームは紅チームを全員倒した状態で敵2陣をタッチ。奪還に成功して大幅有利の4-1。

 
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▲チームの構成どおり火力を出し切って見事に敵2陣を奪還した。

残り30秒で逆転を狙って紅チーム中島敦の2回目のHSを使用。敵のキルを狙うが蒼チーム2BがHSを使用、敦と敵のあいだにスピアーを展開して攻めに行かせない。

 
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▲半人半虎中の敦を移動させない見事な2BのHS使用。

このまま蒼チームが守り切って4-1での勝利となった。

第2ラウンド

ステージ:光と闇のライブステージ

BANヒーロー:アインズ

蒼:ネッシーあげる!
レム、メグメグ、かけだし勇者

紅:たこぱんち!
ジャスティス、芥川龍之介、中島敦

3-2

これまで蒼チームで火力を振るったクレナイ選手のアインズがついにBAN対象に。光と闇のライブステージでの1戦となる。

序盤から総当たりの戦いとなり、下4ポータルのうちの3ポータルを確保する争いとなる。蒼チームが下3ポータルの確保に成功して3-1とするが、敵の攻撃も強く敵2陣をキープしきれない。紅チームが取り返して2-2。そのあいだに蒼チームかけだし勇者がCポータルを確保するが、紅チーム芥川龍之介がHSを使用。ポータル取得モーション中のかけだし勇者を倒す。その後紅チーム中島敦がCポータルを奪還。紅チーム有利の3-2。

 
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▲レムに目が行っている横からの勇者のHA&恥じらいの疾風が逆転のきっかけとなる!

蒼チームはレムがCポータルに向かい紅チーム中島敦と対峙。レムの方に目が行っている所を、蒼チームかけだし勇者がジャンプからのダウン→UR“恥じらいの疾風”でスタンに成功!レムが追撃して敦を撃破。蒼チームがCポータルを奪還して3-2。紅チームは芥川龍之介がCに向かうも2体1となり迎撃されてしまう。

最終的に蒼チーム1陣での戦いに。Cポータルのレムが援護に向かう。中島敦が起死回生を狙ってHSを放つが無敵時間終了直後に蒼チームレムがHAをヒットさせる!ダウンを取って中島敦のバフ時間を消費させる。

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▲強力なバフ効果の中島敦のHSだが、レムが的確にHAを当ててダウンさせてバフ時間を消費させた。

そのまま蒼チームが守り切って3-2の勝利。

関西大会は蒼チームネッシーあげる!の勝利となった。

優勝した“ネッシーあげる!”には、はやしPから“#コンパス甲子園2023”全国大会出場権が贈られた。

選手インタビュー

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クレナイ選手(中央)
・アインズ、メグメグ

shiki選手(左)
・2B、レム

よっぴー選手(右)
・モノクマ、かけだし勇者

――優勝おめでとうございます! まずは優勝したときのお気持ちをお願いします。

クレナイ 優勝したんだっていう実感がぜんぜんなくって・・・とにかく本当にうれしいです。公式大会では準決勝にいくのも初めてでした。

shiki もちろんうれしいっていうのが第一にあって。試合の内容からしても3人全員でつかみ取った勝利。仲のいいふたりと優勝できたのがうれしいです!

よっぴー うれしいです!今年も優勝できました。

※よっぴー選手は昨年の九州・沖縄大会でも優勝している。

――今大会でいちばん心に残っているプレイやシーンがあったら教えてください。

クレナイ とにかくアインズ!準決勝決勝で4試合中3試合使っていたんですけど、味方の支援あってこそのガンナーということもあり、それで火力を出せてチームで優勝をつかめたことがうれしいです。

shiki 試合の内容的にも、試合中の声掛けも、お互いをカバーし合うことができたのがよかったです。会場は音量が大きいのですが、その中でも意識して声を掛け合って戦う、ということができたのがよかったかなと。

よっぴー 彼女(クレナイ選手)が優勝のきっかけです。彼女(クレナイ選手)が本当にうまかったです。

――甲子園全国大会に対する意気込みをお聞かせください。

クレナイ 関西、地元の代表として全国大会もちろん優勝目指してがんばります!

shiki いつも通りの力を全国大会で発揮出来たらと思います。

よっぴー 今年は全国大会も勝ちたいです!

――ありがとうございます。決勝大会での皆さんの活躍を楽しみにしています。

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