『三國志 真戦』3.5周年記念キャンペーン実施中。4900以上の金銖をゲットできるチャンスも
2024-11-19 12:27
Qookka Entertainment Limitedより配信中の『三國志 真戦』(以下、『真戦』)は、コーエーテクモゲームスの『三國志13』をベースにした大規模共闘シミュレーションゲーム。
シーズン制を採用している本作において、追加システムや新武将などの要素は、既存プレイヤーが移行可能な最新シーズンにて実装されてきた。
2023年2月時点では、最新PKシーズンの“中原平定”が開幕しており、新たな武将としてSP呂蒙、董白の2名が登場した。
そこで本記事では、SP呂蒙、董白の魅力に迫るべく、ゲーム内での性能に加えて、『三国志』及び『三国志演義』などにおける人物像や背景についても紹介していこう。
PKシーズン中原平定で実装されたSP呂蒙は、呉陣営の武力、知力、統率に優れたコスト7武将。3種の属性Ptが高い反面、速度が低めに設定されている。また固有戦法“遡江揺櫓”は、一定の確率で自身の弱体状態を解除し、敵軍を“砕心”あるいは“恐慌”状態にする効果が特徴だ。
現在まで伝わっている呂蒙の戦果は非常に華々しく、彼は孫権のもとで数々の武功を立て、呉の危機すらも幾度となく救ってきた。
そうした戦歴の中で、“江”つまり巨大な川や入り江に関する戦いは数多く、呂蒙たちの上流に拠点を構えていた関羽を捕らえた逸話や、長江を挟んで曹操と対決した“濡須口の戦い”など、枚挙にいとまがない。
中でも関羽を捕らえた際には、進軍するにあたって商人の姿に扮して欺き、関羽の守備軍をだまし討つことに成功した。
このとき関羽は見張り台、つまり“櫓”に守備軍を配置しており、呂蒙は上流に向かって進軍していったことから、遡江揺櫓においては「敵軍を砕心や恐慌といった状態にする効果」で逸話が再現されているのかもしれない。
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また本邦において呂蒙は、「男子、三日会わざれば刮目して見よ」という言葉で有名。何かの機会で知っていた人も多いのではないだろうか。
呂蒙は武勇に優れていたものの、小さいころから文字を読めなかったと言われるほどに無学だった。そこで孫権は書物を読むことを勧めるが、呂蒙は主君である孫権の勧めを断ってしまう。
ところが、なおも孫権に諭された呂蒙は、一念発起して勉学に打ち込み始める。その結果、呂蒙は知識人である魯粛の問いに答えられるほどの教養を身に付けた。
そんな呂蒙に、魯粛は「呉下の阿蒙に非ず」と評して感嘆し、対する呂蒙は「士別れて三日すれば、即ち更に刮目して相待すべし」と答えたという。
“阿”は相手を子どものように扱う言葉で、“蒙”は呂蒙を指しており、魯粛はその成長ぶりを端的に言い表していた。
“士別れて三日すれば、即ち更に刮目して相待すべし”は、“日々研鑽を積んでいる物は三日合わないだけでも見違えるほどに変化している”という意味を持ち、後に日本で「男子、三日会わざれば刮目して見よ」という言葉へと転じることとなった。
このように呂蒙は、戦いにおける武勇の数々だけではなく、知識にも秀でていることから、『真戦』では武力に加えて知力も高く、その人となりが再現されているようだ。
なお呂蒙は「士別れて三日すれば、即ち更に刮目して相待すべし」の言葉を4文字にまとめた“刮目相対”が通常版の継承戦法となっていた。
しかし、SP呂蒙の固有戦法は武功にまつわる逸話をモチーフとした命名とされたようで、SP武将となったことで彼が持つ多彩な面がより引き出されたと言えるだろう。
PKシーズン中原平定で実装された董白は、知力よりも武力と統率が高く設定された武将。
なお『三国志演義』における記述はなく、『三国志』では成人前でありながら、董卓に領地を与えられたとされている。
董白の固有戦法“雲聚影従”は、自身が通常攻撃を受ける直前に武力がもっとも高い友軍に対し、反撃効果と応急状態を付与することができる。
元来、兵を率いて戦へおもむく人物ではないことから、みずからの攻撃に関連した効果ではなく、味方への支援を中心とした効果によって人物像が再現されているようだ。
兵種適性においても、槍兵B以外はすべてC適性となっており、戦法と併せて『三国志』における董白の立ち位置が表されている。
董卓から領地を授かったという出来事以外、彼女に焦点が当たることはほとんどなかったこともあり、日本では長きにわたって『三国志』を題材とした小説などの作品でフィーチャーされることがなかった。
しかし近年は、本作に限らずゲームでの登場や活躍によって、その名を知られる機会が増えてきているようだ。
PKシーズン“中元平定”にて実装された武将の紹介は以上。呂蒙はSP武将となることで、『真戦』というひとつの作品で複数の面が表現されていた。
そして董白という記述があまり残されていない人物も、本作ではボイス付きで活き活きと描かれていたので、より一層武将の深掘りが進んでいくであろう今後の新シーズンに注目していきたい。
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