『三國志 真戦』リニューアルを記念した楽曲“新戦”を公開。“戦国ロックの貴公子”大西洋平氏が作詞・作曲・歌唱を担当
2024-09-17 12:05
2023-04-22 13:00 投稿
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三國志 真戦
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。『三國志 真戦』(以下、『真戦』)のプレイ日記担当、レットイット山本です。
PKシーズン新シナリオ“官渡の戦い”の実装から、早いものでもう20日あまり。最速突入組の方々は、思い思いの勢力下で奮闘されているところかと思います。
ところで、“官渡の戦い”の情報が公開されたころから、ひとつ思っていたことがあるんですよね……。
……いや、張魯(ちょうろ)って誰だっけ? そもそも6大陣営の一角として挙がるような器の人なの?
三国志ニワカの自分としては、張魯という人物があまりにも気になりすぎたため、ちょっくら調べてみることに。
すると、意外や意外……なんとも味わい深い御方だということがわかってきたので、今回は張魯についてご紹介していきたいと思います。
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まずは『真戦』にて、張魯の“列伝”ページを見ていきましょう。目を引くのは、“五斗米道の祖・張陵の孫”という記述。
五斗米道とは、“道術(いわゆる仙人になるための修練)のありがたい教えを授ける代わりに、五斗(約20リットル)の米をもらう”ことにその名を由来する宗教とのこと。張魯は、3代目の指導者となった後、宗教国家ともいうべき大勢力を築いたそう。
ただ、その教義の内容は簡単に言うと“人が病気にかかるのは罪を犯したから”というものだったらしく、「でたらめな教えを広めて米をかっぱらっている」との意味で“米賊”と揶揄されることもあったようです。
三国志演義では、曹操に敗れた馬超を受け入れたり、かと思えば部下の言葉に惑わされて馬超にあらぬ疑いをかけたり、蜀を奪おうと画策したり、調子に乗って“漢寧王”を名乗ろうとしたり……。
……と、かなりやりたい放題な悪人として描かれているようですが、最後には曹操に認められ、なかなかの地位をもらいつつ天寿を全うしたとのこと。
うーん、勧善懲悪モノが好きな自分としては、「なんだか煮えきらんなぁ」と思ってしまうような結末にも感じます。
三国志演義では悪人として描かれながら、意外とイイ感じの老後を過ごしたようにも読み取れる張魯の生涯。
……それもそのはず。じつは正史における張魯は、要所で賢い選択をして三国の世を生き抜いた、名君とも言うべき人物だったようでした。
そもそも“米賊”と噛みつかれることもあった五斗米道ですが、“罪を犯しても3回までは許す”、“流民(旅人)には食料を無償提供する”といった懐の深さもあったため、民衆からは好評だった模様。
また“漢寧王”を名乗ろうとしたというくだりも、実際には「現状でも“王”同然に盤石だし、わざわざ“王”を名乗ることでリスクを負うべきではない」という、部下からの進言を聞き入れておとなしくしていたそう。
そして演義に記述があった、“曹操に認められた”という部分は正史でも同様。
張魯は曹操に攻められて逃亡する際に、財宝の入った倉を「国家から預かったものだから」とあえて焼き払わず、それを見た曹操が「張魯は善良な男かもしれん」と彼のことを評価し、後に鎮南将軍に任命したのです。
つまり、実際には宗教指導者として大教団を築いた名君だったのに、演義では悪人キャラが追加され、けれども結末だけは正史通りだった……というのが真相だったよう。
なんだよ、見直しちゃったよ張魯さん。正史での活躍を知ったいまでは、『真戦』でのお姿からも数多の民を導いた為政者としてのオーラを感じざるを得ません。
今後“官渡の戦い”に臨む君主様が陣営選びに迷った際は、ぜひ張魯さんも候補に入れてみてはいかがでしょうか!
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