『三國志真戦』2周年記念映画『赤壁炎上 -もう一つの三国志を紡ぐ、男たちの邂逅-』が公開！プレイヤーが集結した試写会の模様もリポート

制作陣には三国志映画や研究にまつわる著名人が！

2023年5月19日、Qookka Entertainment Limitedより配信中の『三國志真戦』（以下、『真戦』）の2周年を記念した映画『赤壁炎上-もう一つの三国志を紡ぐ、男たちの邂逅-』（以下、『赤壁炎上』）が公開された。

『真戦』はコーエーテクモゲームスの『三國志13』をベースにした大規模共闘シミュレーションゲーム。シーズン制を採用している本作では、『赤壁炎上』のテーマとなった赤壁や艦船が、PKシーズン赤壁の戦いにて登場している。

また『赤壁炎上』の公開にあたって、プレイヤーを招待した映画試写会イベントが実施された。なお試写会には、ファミ通Appにて『真戦』担当班を務めるキック一郎も登壇。

そこで本記事では、改めて映画の概要や見どころを紹介するとともに、キック一郎による試写会の感想もお届けしていこう。

『レッドクリフ』のジョン・ウー氏が総監督に！

『赤壁炎上』は、『真戦』の2周年を記念してYouTubeの『真戦』公式チャンネルで公開された映画。国内でも『男たちの挽歌』や『レッドクリフ』の監督として高い知名度を誇るジョン・ウー氏が総監督としてクレジットされている。

さらに『赤壁炎上』の日本語版は　早稲田大学文学学術院にて教鞭を振るい、『三国志よりみた邪馬台国』や『「古典中国」における小説と儒教』など、三国時代の研究書を数多く執筆する渡邉義浩氏が監修を担当した。

そして本作では『レッドクリフ』で描かれた孫劉連合軍と曹操軍による赤壁の戦いとは異なる側面に焦点が当てられ、曹操陣営の内情や曹操の決断にまつわる物語が展開。

映画オリジナルの人物であり、武将ではなくひとりの兵士である主人公の視点から、曹操や程昱といった魏の武将たちが描写される。

試写会には監修の渡邉義浩氏も出演！

『赤壁炎上』試写会では、『真戦』公式生放送でもおなじみのちゅうにーさんによるMCのもと、ゲストにキック一郎、渡邉氏が出演。

さらに“コンテンツ全部見東大生”として映画やドラマの考察で知られる大島育宙さんが登壇し、『赤壁炎上』の美術や物語の解釈について語った。

会場には事前に招待を受けた『真戦』プレイヤーが駆け付け、秋葉原のUDXシアターを埋め尽くすほどの賑わいを見せていた。

試写会の模様については、ファミ通Appから出演したキック一郎の感想を以下に掲載する。

【キック一郎】

ジョン・ウー氏による総監督に加えて、三国時代の研究でも著名な渡邉氏の監修ということで、期待に胸を膨らませて試写会に参加しました。

本作のストーリーでは、曹操の心理や人間性にも深い描写があり、ふだんゲームをプレイするだけでは気付けない曹操の内面に迫ることができたと思います。

また会場にお越しいただいたプレイヤーの皆さんとも交流ができて非常に良い体験になりました。これからは3周年に向けて、より一層『真戦』を楽しんでいきたいですね。

『真戦』の要素が映画にも登場！

『赤壁炎上』では『真戦』のPKシーズン赤壁の戦いで登場した艦船が再現されており、おもに主人公が乗り込む船として劇中で登場する。

さらに『真戦』の“同盟秘策”である“焚舟炬敵”のように、燃え盛る船で敵に突撃する場面として、主人公が自身の船に火を付け、味方の陣営を燃やし尽くすシーンも描かれている。

また『真戦』でも登場する曹操、程昱、黄蓋といった武将が映画でも登場。主人公が対峙する相手として、曹操は物語の中で重要な役割を担うことに。

なお曹操、程昱、黄蓋の服装は、正史を忠実に再現しており、同じく史実の要素を含む『真戦』の武将ビジュアルと共通した要素も。

『赤壁炎上』では最終的に『真戦』プレイヤーの代理ともいえる主人公の選択によって、史実とは異なる物語が描かれる。

しかし、『真戦』ではプレイヤーが選択した戦略と戦術の優劣が戦いに直結し、プレイヤーの役割と行動次第で、正史と異なる陣営が勝利することもあるため、そうした『真戦』の側面が『赤壁炎上』にも反映されているのだろう。

映画と同様、史実と異なる『真戦』の歴史体験について、キック一郎によるコメントは以下の通り。

【キック一郎】

『赤壁炎上』の物語において曹操と主人公の選択と行動は、曹操陣営の勝利よりも、より多くの民の平和を選び取ることにあったと思います。

私はシーズン1から長いあいだ『真戦』をプレイしていますが、主人公の選択と同様に、本作ではプレイヤーの行動によって戦局が大きく変わることもあります。

実際にPKシーズン「赤壁の戦い」に加えて、さまざまシーズンで正史の勝利陣営とは異なる勢力が勝利する場面を見てきました。

つまり『真戦』では、まさにプレイヤーひとりひとりが歴史を作るといえるでしょう。現在はPKシーズン「官渡の戦い」をプレイしており、勢力が六大陣営に分かれていますが、PKシーズン「赤壁の戦い」と同じく、どの勢力が勝つのか予想が付きません。

もちろん私自身も映画の主人公のように、歴史を変えるプレイヤーとなれるようにがんばっていきたいところですが、他勢力の方々の活躍にも期待しています。

映画『赤壁炎上』については以上。本作はYouTube上の『真戦』公式チャンネルから視聴することができるので、気になった方はぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

▼映画リンクはこちら

YouTube　： https://www.youtube.com/watch?v=GXMh7_nWaik

また映画公開にあわせて，公式Twitterアカウントでは「映画感想文募集キャンペーン」を開催中だ。参加者は豪華プレゼントをもらえるチャンスなので，どんどん投稿してみよう。

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