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2024-11-19 12:27
Qookka Entertainment Limitedより配信中のスマホ向けアプリ『三國志 真戦』(以下、『真戦』)。
2022年12月時点では、最新PKシーズン“挙兵討伐”がスタートしており、新たな武将としてSP朱儁(しゅしゅん)、王元姫(おうげんき)の2名が登場。なかでもSP朱儁は、多くのプレイヤーによって群編制で活用されている。
本記事では、SP朱儁、王元姫の魅力に迫るべく、ゲーム内性能に加えて、『三国志』及び『三国志演義』などにおける人物像や背景についても紹介していこう。
PKシーズン挙兵討伐で実装されたSP朱儁は、群陣営の武力、知力、統率に優れたコスト7武将。3種の属性Ptが高い反面、速度が非常に低く設定されている。
SP朱儁の固有戦法“囲師必闕”は、“潰走”または“逃亡”状態の敵軍の計略与ダメージ減少にまつわる効果を持っている。
囲師必闕は、中国春秋時代の作とされる兵法書“孫子”の記述で、戦いで有利を取るための兵法。4文字はそれぞれ、囲は囲む、師は兵、必は必ず、闕は開く、という意味を指す。
この言葉は、兵に完全包囲されて退路を断たれた敵が、むしろ死に物狂いの力を発揮することを防ぐための兵法を説明している。
つまり、敵を囲む場合は必ず兵が開いた(囲師必闕)部分を作っておくことで、相手の逃げ道を作り出して死ぬ覚悟を鈍らせ、反撃の苛烈さを減らすという兵法。
SP朱儁の固有戦法に対しては計略与ダメージ減少という効果で、その意味が反映されている。
『三国志』及び『三国志演義』における朱儁は、黄巾の乱を鎮圧する際に活躍した武将のひとりとして描かれている。
どちらの記述も朱儁については、黄巾勢力が蜂起した地を戦い抜いた名将としており、時期を同じくして活躍した皇甫嵩とともに戦地へ赴いたという。
一方、『三国志演義』では黄巾の乱平定に際して、劉備を指揮下に加え入れる場面も描かれた。
さらに『三国志』での劉備との関係性はほとんどないものの、『三国志演義』では曹操、劉備、孫堅といった後の三国時代の中心人物たちの加勢を得た朱儁が黄巾勢力の張宝を破ったとされている。
なお、このときに張宝は烈風や雷を起こす妖術で朱儁に対抗。しかし張宝は、朱儁に妖術を破られ、劉備が放った矢を受けたと描写されていることから、『真戦』の囲師必闕の効果が与計略(計略ダメージの戦法は妖術や火攻などが多い)ダメージ減少となっているのかもしれない。
PKシーズン挙兵討伐で実装された王元姫は、知力が高く、統率と速度のバランスにも優れた魏陣営のコスト5武将。
槍兵Sの兵種適性に対して、騎兵Aと弓兵Aも持ち合わせているため、さまざまな部隊に編制しやすいサポート向きの武将となっている。
王元姫の固有戦法“垂心万物”は、奇数ターンに味方武将の兵刃与ダメージを増加させ、偶数ターンに自軍2人の兵力を回復するというもの。
朱儁の囲師必闕とは異なり、垂心万物は兵法書由来の成語ではない。
垂心とは、幾何学において三角形の3つの頂点から各対辺に垂線を引いたときに1点で交わることを指す言葉。
万物は文字通り、世界のありとあらゆるものの意。王元姫は、『三国志』において8歳の時点で“詩経”や“論語”を暗唱するほど学問に優れたとされるため、そんな彼女の学才をイメージした言葉だろうか。
また王元姫は、父に王粛、祖父に王朗、夫に司馬昭を持ち、後に晋の武帝となった司馬炎を産んでいるので、歴史全体に与えた影響に関しては朱儁以上の人物かもしれない。
なお、司馬昭との逸話(鍾会の反乱を予見して司馬昭に告げるなど)は広く知られているものの、『真戦』に実装されている武将全般とのつながりは薄い人物とも言えるだろう。
PKシーズン“挙兵討伐”にて実装された武将の紹介は以上。このようにゲーム中では語られていないバックボーンを知ることで、より武将に愛着をもってプレイすることができるだろう。
次回のシーズンでは、SP呂蒙、董白の登場が予告されているので、引き続き新武将の性能における逸話に絡んだ面にも注目していきたい。
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