『メギド７２』お気に入りを挙げるならどれ？イベント・メギド＆衣装で振り返る2021年上半期

振り返ってみれば濃い6ヵ月

2021年の6月も終わりを迎え、早くも上半期が終了となる。

本記事では、1月から6月のあいだに『メギド７２』で新たに配信されたイベントクエストやメギドたち、そして各種衣装を、ライターのしゃれこうべ村田が独断と偏見で振り返っていく。

4度目となるメギドの日を迎える前に今年の『メギド７２』を振り返るのに役立ててほしい。

イベント＆メギスト振り返り

はいどーも皆さんこんにちは！　しゃれこうべ村田です！

今回は『メギド７２』の上半期振り返りということで、まずはイベントクエストから見ていきたいと思います。

公式ポータルにある各イベントの紹介ページではおもな登場メギドも確認できるので、忘れちゃった人はそちらも要チェック！

イベントの内容も振り返りつつ、そのイベントで仲間になるメギドの個別ストーリーについても、ネタバレにならない程度に触れていきますよ～！

メギドラルの悲劇の騎士

いや～、年明けからこのイベントですよ！

公式ポータルの紹介ページでも“残忍な表現やセンシティブな内容が含まれます”という注釈文が入るほどのヘヴィさ、いま思い出しても内臓に来るものが……。

エグくありつつもラストに向けてまさに劇的になっていくシナリオに加えて、シェイクスピア作品のようなセリフ回しのマスティマも、神話や騎士物語の語り口が好きな自分としてはかなりツボでした！

「やっぱり『メギド７２』はシナリオがいい……」と再確認できて、個人的には上半期のなかでもとくに好きなイベントです。マスティマいいよマスティマ。

さてそんなマスティマの個別ストーリーですが、これがまたけっこうなホラー！

幻獣出現の報せを受けてとある村にやってきたマスティマとグレモリー、そしてソロモン。

ただの幻獣騒かと思われた事件は意外な展開を見せ、その顛末は不気味なものに……。

マスティマがメインというのもあって、“メギドラルの悲劇の騎士”と同じく演劇的な雰囲気があるのも好きですね！　いや本当に最後が何とも何とも……！

恋は拷問、愛は処刑

バレンタインデーが近いということでか恋バナ、しかしメインキャストはフルカス＆アラストールというメギドラル的組み合わせ……！

ビジュアル的に好みで中身がヤベーふたりが揃うこの期待感！　最高ですか！（ヤベー中身もめちゃ好きです）

そして案の定ブッ飛んだ、しかしそれでいてメギド的な愛を垣間見て甘酸っぱくなる……ような気がしないでもない展開！

フルカスとアラストールのらしさがマシマシでた～まりませんでしたよ！　拷問のくだりがすごい。

さて、アラストール（バースト）のストーリーはイベントに続いて恋絡みのシナリオですが、当然穏便にはいきません……！

開幕から絡んできた酔っ払いをシバき上げているアラストール。ひょんなことから相手の横恋慕事情に首を突っ込むことになります。

そこでイベントのときとはまた違う愛の形を見る訳ですが、アラストールがアラストールしていてニコニコできる展開でしたね！

メギドらしさと人間性の狭間、みたいなものが見えるストーリーは、いい……。

奇妙な蒐集家ルキフゲス

ルキフゲス　ああルキフゲス　ルキフゲス。

一度見たなら忘れられないメギドとしてはかなり上位、いっそナンバーワンと言っても過言ではないメギドですよ！

彼の独特なセンスに心酔し、同じ境地を目指すヴィータたち“ルキフゲスガイズ”もかなりユニークで、作品的な意味でも種族的な意味でも“メギドらしさ”が詰まったシナリオと言えるでしょう。

ホワイトデーに近いタイミングでの開催ということもあってかキャスト陣に男性メギドが多かったのも特筆すべきポイント！

シャミハザがリジェネレイト、アリトンやフェニックスはイケメン度倍増なホワイトデー衣装で登場、と女性ファンには眼福度の高いイベントだったのでは！　フェニックスがカッケーんですわ！

そんなイケメン祭りのなかで仲間に加わるルキフゲス。彼のストーリーがまた、いいんですよ……！

タナトスによって届けられたルキフゲスガイズの一員の遺髪。

そこから彼はヴィータの死、死を悼む文化に触れていくのですが、例によって独特さが溢れる表現にくすりとしながらも最後はかなりグッとくるという……。

これはぜひとも読んでもらいたい！　（メギドのなかでも）変わったメギド、という印象からまた味わい深いものに変化するので、ぜひ！

そして灯火は静かに消える

メギドにヴィータの愛は芽生えるのか、非人間種族の人間性を描く一篇。

子煩悩にして愛妻家なことに定評のあるフォラスが家族への感情と向き合うことになるわけですが、いやこれもよかった……！

ヴィータとメギドという種族間に決定的な違いがあるようで、それでいて境界線が溶け合う部分もあるような、『メギド７２』全般で描かれる絶妙な人間味のようなものがなんとも！

感情に乏しいようでいて、とあるメギドに対する想いは並みの人間よりもアツく、というウコバクも無機質系気質に感情が芽生えていく様が好きな身としてはなかなかに刺さるメギドですね！

そしてこちらでリジェネレイトを果たしたフォラス、そのストーリーはなんと奥さんとの馴れ初め話！

比較的ヴィータ的、というかヴィータ社会に適応しているイメージがあるフォラス、ですが……。

過去のエピソードではメギドらしさが溢れ出ているところもあり、奥さんとのファーストコンタクトはなかなかの衝撃！

いろいろな意味で微笑ましい初デートのお話も聞けて、フォラスの愛情（あるいはそれに類似する感情）が芽生える様が見える、おかしくも興味深いエピソードになっています。

この手にかつての栄光を

謎の壺少年として登場したアガシオン。彼が狭いところに隠れたがるようになった理由がけっこう壮絶でまた……！　おのれメギドラル！

最初は壺に入ってぴょこぴょこ動き回る珍妙なメギドという印象でしたが、イベント終盤での姿には燃えるものがありましたね！

そして、以前からちょいちょい姿を現していたネビロスがついに登場！

メギドラルの変わり者なところもありつつ、職人としての矜持やら師への姿勢やら、軸となる部分の強さがメギドメギドしていていいですよね～！

そんなネビロスのストーリーは、ヴァイガルドでは珍しく銃の存在を知る少女とのお話。

おっとり系な口調の彼女は意外とヘヴィな事情を抱えており、ネビロスは彼女に銃の扱いを教えてあげることに。

道具は道具であり、そこに善悪はなく使う者次第、といったネビロスの考えだったり彼女の親切心みたいなものが見えてヨシ！

締めが定番のやり取りなのも個人的にはポイント高いですね！

逆襲のバンキン族

上半期ラストとなるイベントでは、ウァサゴの貴族物語が展開！

腐敗し切ったダメ貴族たちに喝を入れ、みずからの貴族としてのありかたにも向き合った結果リジェネレイトを果たすウァサゴ。その誇り高さはメギドたちのなかでも随一でしょう！

そして個人的にうれしかったのが、まさかのメギストス再登場！

3周年記念イベント“ソロモン王と幻獣図鑑”に出てきたメギストス、メギドもビックリな変わり者ぶりが健在でクスリときちゃいましたね！

ウァサゴと同じく本イベントでリジェネレイトを果たしたサブナック、終盤で見せたあの作戦は今後も活躍する可能性がありそうな……？

そんなサブナック（バースト）のストーリーでは彼が故郷に戻り、英雄と歓迎される彼の昔話として彼がメギドとしての記憶を取り戻した直後のお話がお披露目されます。

これまたハードな過去を抱えていたことが判明しますが、めげずに故郷を守ろうとするサブナックの健気さときたら、アンタァ……！

自分だけの力でなく村全体の力を合わせて戦おうとする姿はこう、ある種ソロモンに通ずるところがあるようにも思えましたね！

今回のメギドの日は何が……？

ってな感じでイベントを振り返りましたが、いやぁバラエティーに富んでいるうえに濃ゆいイベントばかりでしたね、改めて！

下半期はどんなお話が見られるやら、どんなお話をブッこんでくるやらで期待は膨らむばかり！

メギドの日前後で開催されるイベントも、アジト事情がいろいろと垣間見える“ソロモン王と秘密のアジト”、メギドの塔にまつわるアレコレが聞けた“悪魔の塔を攻略せよ”、そしてダムロックの過去話が見られた“ダムロックと4人の不死者”と、いろいろありましたが！

今回はどんなお話が見られるのか、そのへんも非常に楽しみですね！　意外なところでハルマ関連に軸を置いたお話とかも見てみたいような……？

召喚に追加されたメギドたちも振り返る

イベントで仲間になるメギド以外にも魔宴召喚やピックアップ召喚でも多くのメギドが追加されました。

こちらもザザザっと一覧で振り返り！　はいドン！

ヴェルドレ	アマイモン （ラッシュ）	フルカス （カウンター）	コルソン （ラッシュ）
バールゼフォン （カウンター）	シャミハザ （ラッシュ）	ウコバク	フォルネウス （バースト）
ネフィリム （バースト）	アガシオン	ウァサゴ （バースト）	ナベリウス （バースト）

このうち我がアジトで召喚できたのはシャミハザ（ラッシュ）、ウコバク、ウァサゴ（バースト）の3名！

で、ふと気づいたんですが、シャミハザってカウンターからラッシュにリジェネレイトしたじゃないですか！

そしてシャミハザ（ジルベール）を鍛えるシトリーもカウンターからラッシュにリジェネレイトしていますよね～。

ってことはつまり、シトリー feat.シャミハザ with ジルベールなラップソングが披露される可能性もあるのでは！（それはない、……とは言い切れないのが『メギド７２』の怖いところ）

ラップはさておくとしても、リジェネレイト前は雷ダメージ、リジェネレイト後はハイドロボム、と能力面でもシンクロしているの、いいですよね……！

（ところでシトリー（ラッシュ）のストーリーをまだ読んでなかったので目を通してみたんですが……、めっちゃえぇ話でした……）

上半期の衣装も振り返る

そしてそして、上半期にはメギドたちの衣装も多数登場！

登場順にドドン！　各衣装の解説が載っているデザイナーだよりへのリンクも貼っておきます！

デザイナーだよりでは衣装の没案なんかも掲載されているので、まだ見ていない人は要チェケラ！

バレンタインデー衣装

ブニ
プロメテウス
【デザイナーだよりはこちら】

ホワイトデー衣装

フェニックス
アリトン
【デザイナーだよりはこちら】

学生服衣装

グラシャラボラス
ストラス
【デザイナーだよりはこちら】

バンキン族衣装

ネオヴィクトリアン衣装

と！　こォ～れまた個性的祭り！

バレンタイン＆ホワイトデーの季節ものから、まさかの学生服、イベントでも登場したバンキン族お手製の鎧に、たまらないネオヴィクトリアン！！

どれも甲乙つけがたいところですが、敢えてお気に入りをひとつ選ぶならグラシャラボラスの学ラン、いやそれともナイススパッツなストラス、いやいや中世感溢れるバティン……!?

かな～り迷うところですが、個人的にはやはりバティンの衣装ですかね～！　スチームパンクたまらん！

まぁ肝心のバティンさんは召喚できてないんですけどもね！！！

今年のメギドの日は何が来るのか！

さてさて、そんな感じで振り返って参りましたが、メギドの日が近い、ということで今年も夏がやってきますね！　そして夏と言えば水着！

今年も新たな水着衣装が登場するのか、はたまた別の夏衣装なのか、そしてその衣装は誰のものなのか！

メギドの日まわりの施策と併せて諸々気になるところですが、そのあたりはお知らせを待つとしましょう！

皆さんの上半期のお気に入りは何だったのか、そんなことをSNSやらポータルの掲示板で話して待つのも、いいですね！

【公式ポータルの掲示板はこちら】