【クラロワ】FAV gamingがGamewithをストレートで降し、グループ単独2位へ浮上：シーズン2 Group B Match10~12の試合結果

クラロワリーグ アジア2019 シーズン2 Group B Match10~12の試合結果

クラロワリーグ アジア2019 シーズン2 Group B Match10~12が2019年9月12日、韓国で行われた。

Match 10 はGameWith 対 FAV gamingの戦い。Set2ではRolaporon選手が一矢報いるもののJACK選手には及ばず、FAV gamingのストレート勝利。FAV gamingはこれでグループで単独2位に浮上した。

Match11はBren Esports 対 OP.GG SPORTSの戦い。2v2の担当に回ったX-Bow Master選手をはじめチームがかみあったOP.GG SPORTSのこちらもストレート勝利。

Match 12 は SANDBOX GAMING 対 OGN ENTUSの戦い。OGN ENTUSが、iSlaw選手を擁するSANDBOX GAMINGを破り、首位をがっちりキープした。

クラロワリーグルール

・Set1：2on2

・Set2：1on1

・Set3：KING OF THE HILL（1on1による勝ち抜き戦。3ゲーム先取で勝利）

・2on2のみBANピックルール：お互い1枚のカードを指定し、合計2枚（同じカードを指定の場合は1枚）のカードを使わずに対戦。

Match 10 : GameWith vs FAV gaming

FAVの勝利

Set 1 : 焼き鳥 ・ ユイヒイロ [GW] vs けんつめし ・ きたっしゃん [FAV]

※BANカードは、フリーズ（GW）、スケルトンラッシュ（FAV）

・Game1（勝者　FAV）

・Game2（勝者　FAV）

Set 2 : Rolaporon [GW] vs JACK [FAV]

・Game1（勝者　FAV）

・Game2（勝者　GW）

・Game3（勝者　FAV）

Match11:Bren Esports vs OP.GG SPORTS

OP.GG SPORTSの勝利

Match 12 : SANDBOX GAMING vs OGN ENTUS

OGN ENTUSの勝利

■所感

FAV gamingが好調だ。ほかの日本チームがのきなみ調子を落としている中で、唯一、気を吐いているといっても過言ではない。

FAV gamingの強みを言語化してみる。

グローバル1位という偉業を成し遂げ、1v1の信頼度がずぬけて高いJACK選手。BANルールがなくなったことで彼の高回転デッキを止めるのはさらに難しくなった。

高トロ帯を維持する高い実力を持ちながら、コミュニケーション能力に長けチームのムードを良くしている、きたっしゃん選手。

無類の努力家でプロの経験値が高いだに選手。彼は昨年、KOHで3タテも成し遂げてもおり怖い存在だ。

そして当然この男。勝負どころでめっぽう強く、2v2でもますます練度を増しているキャプテンのけんつめし選手。

縁の下の力持ち、アナリストのニクロム氏。

そして、大人力と実力を兼ね備えたおこめちん監督。現在の日本チームの監督では唯一プロ選手経験はないものの、クラロワへの理解度と社会人経験の合算値では、日本でもトップではないかと思われる。ちなみにこの記事の編集者もおこめちん氏であり、ライターとかいうエゴイストでルーズな人種（筆者の自虐）を管理した経験は、いまプロチームをマネージメントする力の素地となっていると思うのだが、どうだろうか。

またこのFAV gamingはシーズン1、日本チームでは唯一韓国に滞在しなかったために移動がかなりきつかったと聞く。このシーズン2でそれが解消されたことはポジティブに働いているだろう。

と、FAVの強みをいくつか挙げてみたが、ほかのチームより選手が少ないという弱点はいまだ解消されてはいない。またこの日、破れたGameWithも、ストレートとはいえ紙一重の差だったように見える。

ますます混戦の度合を深めるクラロワリーグのグループB。その中でどれほどFAV　gamingが勝ち続けられるか。日本の『クラロワ』ファンの目はいまFAV gamingに集まりつつある。

（BY ponta）