『クラロワ』無謀過ぎる企画“0から100日8000道”を達成したライキジョーンズさんにインタビュー!企画の苦悩や天界を目指す心得を訊いてみた

2021-10-02 12:00 投稿

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クラッシュ・ロワイヤル

ライキジョーンズさん本人とともに100日の軌跡を振り返る

FAVgamingのストリーマー部門に所属する『クラロワ』プレイヤー、ライキジョーンズさん。彼が2021年6月3日より動画投稿を実施した企画“0から100日8000道”が9月6日に最終回を迎えた。

彼は本企画にて、タイトルの通り100日でトロフィー8000(天界)を目指すという無謀過ぎる企画を実施。どれくらい無謀なのかはひと言では言い表しにくいのだが、少なくとも『クラロワ』を1度でも遊んだことのあるプレイヤーならおわかりになることだろう。

今回はそんな無謀過ぎる企画を無事クリアーした立役者、ライキジョーンズさん本人に突撃インタビューを行った。本企画でどんな苦難にぶつかったのか? 達成した時の心境は? 何を心がけて企画を進めていったのか? などなどさまざまな質問をぶつけてみたので、彼ならではの回答をその目に焼き付けてもらえればと思う。

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▲ライキジョーンズさん(FAVgaming ストリーマー部門所属)

“0から100日8000道”再生リストはこちら

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もっとも苦しかったのは変化の乏しい期間

――まずは100日間に及ぶ動画投稿、そして、96日目(実質97日目)にして8000到達おめでとうございます。多くの『クラロワ』ファンが毎日の楽しみにしていたかと思いますが、いまの心境はいかがですか?

ライキジョーンズ(以下、ライキ):ありがとうございます! とりあえずいまはホッとしていますね。企画を無事やり遂げたいまだから言えますが、毎日“決まった時間”に(動画を)あげ続けるというのが思っていた以上にきつかったですね。

――毎日19時30分に動画をあげるというサイクルがしんどかったと? 少々意外に感じます。

ライキ:後半の動画はわりと喜びのコメントも確認できたのですが、問題は中盤ですね。同じデッキしか使えず、同じトロフィー帯にだいたい40日ぐらい居続けたこともありまして、動画の再生数は伸び悩みました。とは言え、宣言しているのでどのような結果にしろ動画を19時30分にあげなければいけないので、クラロワプレイヤーとしても動画配信者としてもそれがきつかったです(汗)

――最後の数日は本当に手に汗握る展開が続きましたよね。

ライキ:残り3日であと500もトロフィーをあげなくちゃいけないって中で、視聴者の皆さんも後半は「クリアーできないだろう」って思う人が多かったみたいですし、なんならその意見に流されるかのように俺自身もクリアーできないだろうなって感じつつありました。スキンヘッドになるのかぁ~とか頭の片隅で考えたりもして……だからですかね、達成できた時は本当にうれしかったです。

あの頃の“感動”を共有したくて始めた0から100日8000道

――無事クリアー、改めておめでとうございます。今回の無茶な企画なんですが、実施するに至った経緯を教えてください。

ライキ:そもそもという段階まで遡ると“クラロワリーグ”のチーム戦が無くなったことですかね。プロの個人戦って勝利に対して「すごい」って感想はわりとすぐ出てくると思います。だけど、チーム戦の時みたいな感動が味わえるかと言えば否で、プロの試合から感動や感情の起伏が薄れてしまったのかなと感じています。

――それは確かにあるかもしれないですね。

ライキ:だから『クラロワ』を通して改めて感動できるものを作りたい。動画を見ている人に感動を届けたいと思い、本企画を立ち上げました。

――動画でも1日目におっしゃっていたことですね。完遂したいま振り返るとまさに狙い通り!……って感じがます。感動しました!

ライキ:ありがとうございます! そうですね(笑)

――あとはルールのほうも振り返っていきますが、セール品&クラロワパスに限定して購入可能としたのにはどんな狙いがあったんですか?

ライキ:本企画を行う前に登録者ひとりにつき50円課金しつつプレイするという企画を50日間ほどやっていたのですが、その企画で数十万円課金したんですよ。でも、その企画だと感動よりもスリルが勝っちゃいまして…。

――だからあえて課金は絞ることにしたと?

ライキ:難易度のギリギリを攻めるならそのほうがいいかなと。あとは見てくれている視聴者の皆さんと同じ目線でプレイしたかったというのもありますね。

――それからスキンヘッドにするという罰ゲーム、これもだいぶ攻めていましたね。

ライキ:これも俺自身を本気にさせるための罰ゲームでしたね。過去に足だけでプレイする企画もやっていて、その時の罰ゲームはナース服を着るというものでした。でも、この罰ゲームはふだんの生活になんの影響も与えない罰ゲームだったこともあって“面倒くさい”って気持ちが勝ってしまいまして(汗)。ですので、ふだんの生活にまで影響が出てしまうであろう罰ゲームにすることでみずからを奮い立たせようと思いました。

デッキを決めるために意識していたこと

――トロフィー0からということで、序盤は『クラロワ』初心者および中級者がチェックするべき動画に仕上がっていたなと感じましたが、ライキさん自身が序盤に意識していたことはありますか?

ライキ:『クラロワ』のプロなら5000くらいまではレベル9とか10あればどのユニットを使っても勝てるスキルを持っていると思うので、各トロフィー帯で人気のデッキを使いつつ、流行デッキを使うならこうしたほうがいいよとアドバイスするなどは意識していましたね。

――なるほど、だから序盤はデッキをいろいろ変えて戦ってたんですね。

ライキ:そうなんですよ、中にはデッキひとつに絞って戦えばいいのにって感じていた人も居たとは思いますが。

――その中で、エレジャイデッキを構築していくわけですが、エレジャイは最初から使うつもりだったんでしょうか?

ライキ:最初からというわけではないですね、プレイを続けていくうちに大型ユニットを使うほうが確実に勝てると感じまして。で、そんな大型ユニットの中でもエレジャイが強かったというのと、マザネクが入ってるテンプレがエレジャイだったから……ということでエレジャイを使っていきましたね。エレジャイならタワーが各上でも相性次第では行けますから。正直16日目というかなり序盤でマザネクがカンストした時は「もらった」って思いましたね(笑)。

――40日目あたりから別デッキも使うようになりますが、あれはドリル環境だったからですか?

ライキ1番意識したのは見栄えですね。ロイジャイを使っていくという候補もあるにはあったのですが……正直エレジャイと見栄え的にはさほど変わらない気がしまして……。とは言え高回転とかにするとユニットのレベルが低すぎて防衛できない。ならどうするって考えてたどり着いたのがドリルでしたね。ドリルは本垢でもかなり使いこんでいるので慣れの度合が違う。だからタワーレベルが低くても使っていくという選択肢に入りましたね。

――なるほど。ライキさんのトロフィー上昇とともに、各トロフィー帯の環境が見れたのもおもしろかったです。

ライキ:ありがとうございます。でも本当にトロフィーを300もあげれば環境が劇的に変わりますからね。ホグとかドリルとか来たときはマザネクをスケに変えるなど環境にあわせて対応しましたね。とはいえレベルの低さが顕著に出てしまって守れないこともしばしばあって、あの時期は停滞しましたね(汗)。

――それでも勝つあたりさすがのひと言でしたね。時折デッキに変更を加えていましたが、あれも視聴者目線での考えだったりしますか?

ライキいえ、そこはむしろトップ勢あるあるなのかなって思います。負けたらすぐデッキを変更したくなっちゃうんですよね。というのも回りもトッププレイヤーしかいなくなるので、たとえば少しでもゴレクロが増えようものならファイボがポイズンに変わったり、ポイズン使用者が増えたなって感じたらマザネクを投入したりとかって感じで。さすがに1戦1戦ってわけではないかもしれないですが、環境がグルグル回っていたこともあったので、連敗したときはそうやって一部を変えたりすることで対応していました。

いちばんのお気に入りの回としんどかった回

――ライキさん的に「この回がベスト!」という回はありますか?個人的な意見なのですが、後半の12連勝した回は最高でした。

ライキ:俺もそこが1番好きですね!印象にも残ってます。

――タワーレベルが12になったらこんなにも勝ち続けられるんだって正直驚かされました。

ライキ:ホントぜんぜん違いましたね。84日目の動画なのですがとくに編集でどうこうしたわけではなく、あの時はふつうに勝ちが続きました。とはいえ、タワーレベルが12じゃなかったら呪文で負けてる試合もありましたから、けっきょくのところタワーレベルが1上がったことの恩恵は大きかったですね。

――逆にもっともしんどかった回はありますか? 

ライキ:1番はエレジャイがカンストしたあたりですかね。これまではレベルが上がった=勝てたみたいな演出ができていたんですが、カンストするとそのデッキに変化を与えるのって難しくて、その後何日かしてトロフィーが停滞し始めたあたりから視聴者が結構減りました。40日目~50日目ごろだったかなぁ……あの時期はたいへんでしたね。ですので、救済策として66日目にグローバル大会で30勝したら大会の報酬が受け取れるなどの細かいルールを追加しました。

――たしかに、停滞気味ではありましたもんね…。ちなみに、この100日間でいろいろな名言が誕生したようにも思えますが…ライキさん覚えいる範囲で気に入ってる名言はありますか?

ライキ:回数が回数だけにほとんど覚えてないですね…。それでもひとつあげてほしいって言われたら、やっぱ「デカニキ」ですかね(笑)。

※「これはデカい!」「これはアツい!」などの意。

――いいですねデカニキ(笑)。「デカニキ」は由来とかあるんですか?

ライキ:由来はですね、俺の好きなYouTuberの方が“デカイニキビ”のことを「デカニキ」って言ってたんですよ。それを俺が配信中とかに無意識で使っちゃって、現在に至るって感じですかね(笑)

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100日間の課金額とプレイ時間

――いろいろと振り返ってきたわけですが、タワーレベル12、97日(96日)で8000に到達。結果的に861位まで上り詰めましたが、改めて今回のチャレンジで重要だったことってありますか?

ライキどんなに停滞していたとしても毎日欠かさず動画をあげ続けたこと。そして、敗北もしっかり動画に残して公開したことですかね。俺は自分が負けた時の動画とか見たくないですが、視聴者が俺の敗北をしっかりと目に焼き付けて、その後の勝利で興奮や感動を味わえたらいいなと。だから“毎日投稿”と“敗北動画もアップロードする”、このふたつは感動に行きつくために必須でした。今回のチャレンジでは無事目標を達成しましたが、100日通して失敗していたとしてもそれなりに盛り上がってはいたとは思います。だから行きつくまでの途中経過をサボらなかったことはよかった点であり、重要なことだったと改めて感じていますね。

――包み隠さず、プライドを捨てて敗北の瞬間も見てくれと!ゲームプレイ方面でも重要なことって何かありましたか?

ライキ:とにかく本気でやるってことですね。それこそ自分がキングタワーになったつもりでやってましたよ。負けたらマジでブチギレて勝ったらアホみたいに喜ぶ……そんな日々が続きました。
――企画を通してのトータルのプレイ時間や課金額はどういう結果になったんですか?

ライキ:まず課金額ですが、正確な数字は数えてないので大まかな数値で言わせていただきますと、約5万~10万ってところですかね。プレイ時間は、基本は動画ありきでプレイしていたので1日1時間を97日で…、約97時間は最低でもプレイしていると思います。加えて、最後の週は1日300試合はこなしていたのでもう少し多いですね。

――300試合!? かなり追い込んでいたんですね!

ライキ:そうですね、最後の1週間は本当にメチャクチャプレイしました。

――1試合5分と仮定して、5×300=1500分でしょ…つまり約25時間。これを97時間にプラスして約122時間ですか。

ライキ:そうなりますかね、そう言われるとラストスパート頑張りましたね(笑)。

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トロフィー8000を目指すなら○○を極めろ!

――最後にこれから8000を目指すクラロワプレイヤーに対し、考えかたとか普遍的なアドバイスがあればお願いします。

ライキ:普遍的ですか……でもトロフィーの上がるプレイヤーって1週間に100試合とかはやっているはずなんですよね。ですので、時間をかけようって部分が大前提にあるんですよね…。

――なるほど。では質問を変えまして、我々のような中級者プレイヤーに足りていないものはズバリなんだと思いますか?厳し目にお願いします!

ライキ:だとしたら、圧倒的に“知識”ですかね。

――知識ですか……ユニットの出す位置を1マスずらして置くとかですか?

ライキ:いや、そうなんですけど……それっていまさら言われてもって感じだと思うので……俺が実践してきた話をしますね。俺は上手なプレイヤーのリプレイとかがYouTubeにあがると、そのリプレイを見ながら「俺ならここでユニット出すけど、このプレイヤーはまだ出してない……なんでだろう?」みたいな自分の答えとリプレイという解答を照らし合わせながら、みずからの知識を上の段階へとあげていくっていう自己流の作業をやってましたね。

――なるほど。

ライキ:でも、しゃべってみて思いましたがこういう回答もまた違う気がするなぁ……。

――ライト層だとそこまで貪欲に知識を蓄える意識でプレイしている人も少ないかもしれませんね。

ライキ:そうなると、プロ以外で8000を超えたプレイヤーたちのやり方に習うのはイイかもしれません。というのもプロ以外で8000超えたプレイヤーって大抵……それこそ大袈裟かもしれませんが9割のプレイヤーがひとつのデッキに絞って使い続けていると言っても過言ではないですから。

――なるほど、ひとつのデッキに集中すると。

ライキ:ですので、トロフィーをあげるということが目的なら“ひとつのデッキだけを使う”というのは大事だと思います。“主軸を変えない”と言いますか、例えるなら俺が使っていたドリルのデッキからファイボをポイズンに変えるとか、そういうマイナーチェンジはいいと思いますがドリルは外さないとか。ペッカ攻城のザップをトルネに変更するのはいいけどペッカ攻城は変更しないとか。そういうこだわりが大事になってくると思います。

――主軸を変えずに使い続ける。これなら私を含む中級プレイヤーたちも実践できますね。言われて「なるほど」と納得できます。

ライキ:例えば、Pompeyoっていうプレイヤーがいるのですが、彼かなり昔からずっと同じバルーンを用いたデッキ(Pompeyoバルーンデッキ)を使い続けてるんですよ。同じデッキだからタワーレベルが上がらず、タワーレベル10のままですよ。タワーレベル10で8000超えてくるんですよ、ヤバいですよね。

――とんでもない方プレイヤーもいるんですね!

ライキ:そんな彼も1回だけプロになったことがあったんですが、いい成績は残せなかったんですよね。バルーンを使わせたら強いけど、その対策を講じて勝てるデッキを使ってくるプロの世界で通用していくのはまた別軸の話ですね。

――トロフィー8000越えがひとつのデッキを極めることを軸にしているのに対し、プロの戦いは多種多様なデッキをすべて使い分ける必要があると。

ライキ:プロの戦いがメタりあうものだっていうのが完全に浸透したので、マルチに使えないと戦えない時代に突入していますから。だからいろいろなデッキをマルチに使いこなせるプレイヤー……たとえばX-bow Masterさんとかがプロの世界では強いってことになるんですよね。

――プロならではの奥深さも改めて知れました、ありがとうございました。それでは最後に本インタビューを見てくれた読者にコメントなどはありますか?

ライキ:2021年10月から新たな動画企画を始動予定ですので、そちらも楽しみにしてもらえればと思います!

――おお、それは楽しみです!視聴者としては罰ゲームが気になりますね(笑)

ライキ:(笑)。罰ゲームはまだ決めてないんですよね。

――でも今回の0から100日8000道を超える企画っていうのは中々に難しそうな気がします。

ライキ:自分でもそう思ってます。ですので、今後のシーズンでトロフィー帯が変動し、8500とかが現在の8000のようなラインになったと言える時期がきたら第2弾として今回のような企画を動かしたいと思います。

―― 新企画楽しみにしています。本日は長時間お付き合いいただきありがとうございました。

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クラッシュ・ロワイヤル

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルリアルタイムストラテジー
メーカーSupercell
公式サイトhttps://clashroyale.com/ja
配信日配信中
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