ハイレベルなバトルが実現!
2016年4月30日、幕張メッセにて開催されたニコニコ超会議2016。超ゲームエリアの“一緒にスマホゲームブース”で、有名プレイヤーと来場者が『クラッシュ・ロワイヤル』で対決を行った様子をリポートする。
▲登壇したプレイヤーは、左からAppBankで攻略を行っているじょー、YouTubeなどで動画を配信している有名プレイヤーのドズル、『クラロワ』の実況動画などを配信しているきおきお。
▲上記の3人と対戦を望む3名を、会場であらかじめ選定。ここでなんと、取材に訪れていたファミ通App編集者のバサラ佐藤が飛び入りで参加。「みなさんが遠慮していたようなので、手を挙げたら選ばれてしまった」とのこと。本当に飛び入り。
(1回戦)じょーVSらあゆ
初戦は、AppBankじょーと参加者のらあゆ。じょーはトロフィー3301でレジェンドアリーナ、らあゆはトロフィー2547でアリーナ7。
じょーのデッキは、エアバルーン&フリーズデッキ。隙あらばこのふたつのコンボで一気にタワーを陥落させる。
らあゆのデッキは、ボムタワーで守り、エリクサーポンプでエリクサーを稼ぎつつ、P.E.K.K.A+αで攻めるデッキ。
▲開幕らあゆがエリクサーポンプを置いたのを見て、ジョーがエアバルーンとベビードラゴンで急襲。エアバルーンでタワーに大ダメージ。エアバルーンは、ガーゴイルの群れですかさず倒すか、建物で誘導しないと止めるのが難しい。
▲らあゆがP.E.K.K.Aを出すが、すかさずエアバルーンとベビードラゴンを逆サイドへ。さらにフリーズを入れて、右のタワーを一気に落とす。らあゆはコストを大きく消費しているため、エアバルーンをまたもや止められず。
▲らあゆが左から猛攻をかけるが、フリーズも防衛に回しつつしのいで、じょーの勝利。
らあゆが大きくエリクサーを消費したタイミングで、逆サイドからエアバルーンを出すのを2回決め、その2回でタワーを落としている。エアバルーンを持っていることがわかったら、確実に対処できるよう手札をとっておきたいところだ。逆に、自分がエアバルーンを持っていることを知らない相手なら、1発目のカウンターは非常に決まりやすい。
(2回戦)ドズルvsバサラ佐藤
2回戦は、有名プレイヤードズル対(取材のはずがなぜか参加した)ファミ通Appのバサラ佐藤。トロフィーはドズルが2888、バサラ佐藤が3322。
ドズルのデッキは、P.E.K.K.A+ミニP.E.K.K.Aという破壊力バツグンのデッキ。エリクサーポンプでエリクサーを稼ぎ、ここぞという場面でP.E.K.K.Aを出して攻めていく。
対するバサラ佐藤のデッキは、ホグライダー+ライトニング。大砲やバルキリーで防衛しながら、隙あらばホグライダーを出す。小屋や防衛施設が多い場合や、三銃士が出てきた場合はライトニングで処理する、というスタイルだ。
▲前半2分は大きな動きはないが、残り1分に近づいたときに流れが。バサラがホグライダーを出し、ドズルが大砲で受ける。バサラが大砲とタワーにライトニングを放って大砲を処理。ホグライダーの攻撃がドズルのタワーに刺さる。
▲残り25秒、ドズルがP.E.K.K.Aを出したタイミングで、バサラが逆サイドからホグライダー。この攻撃でさらにドズルのタワーを削る。
▲残り2秒、ドズルがP.E.K.K.Aを2体配置。一気にタワーを落としにかかるが、バサラはガーゴイルでぎりぎり処理に成功。
▲延長タイムから30秒経過したところで、ドズルが矢の雨を放った直後にバサラのガーゴイルの群れが出現! バサラのガーゴイル群れとホグライダーがドズルのタワーに到達し、そのまま破壊してバサラの勝利。
建物に対して一直線に高速で移動するホグライダーは、瞬発力が高い。基本的には建物で誘導してタワーへの攻撃を回避したいところだが、この戦いではバサラが建物をライトニングで処理してタワーへの攻撃をつないでいる。ホグライダーを使うときは、いかに攻撃を通すかが重要となるわけだ。
(3回戦)きおきおvsアマネ
3回戦は、実況者きおきおと、参加者アマネの対決。先ほどレジェンドアリーナに入ったばかりという、きおきおはトロフィー3026、アマネはトロフィー2330。
きおきおのデッキは、ボムタワーと大砲で防衛しつつ、ホグライダー+ザップで攻めるというもの。
いっぽう、アマネのデッキはプリンス+ダークプリンスの2本を柱にしつつ、攻防でポイズン、巨大スケルトンを使うという内容。
▲残り1分50秒前後、きおきおがホグライダーで左のタワーを攻めるが、アマネがガーゴイルの群れで処理。そのままプリンスを出してアマネがカウンター。これが決まり、左のタワーがポイズンで陥落した。
▲先にタワーを落とされたきおきおだが、再びホグライダー+ザップ、さらにプリンセスの攻撃によりタワーをひとつ落とし返す。
▲勝負は延長戦へ。ここで、きおきのホグライダーが巨大スケルトンに引っかかってそのまま倒されるという事態が、3回も発生。「横からホグライダーを出せばよかったんじゃ?」と突っ込まれるが、試合中はそこまで気が回らなかったようだ。
▲最後は残り30秒というところで、アマネの巨大スケルトンの爆弾、プリンスの攻撃がきおきおのタワーに入り、アマネの勝利。
きおきおの最大の敗因は、ホグライダーが巨大スケルトンに引っかかって移動できず、倒されてしまったこと。巨大スケルトンに引っかからないように端っこから出すか、巨大スケルトンを自陣に引き入れてからホグライダーを出していれば、勝負の行方は変わっていたかも?
【エキシビジョンマッチ1】じょーvsバサラ佐藤
続いて、エキシビジョンマッチとしてAppBankのじょーとファミ通Appのバサラ佐藤が対決。
じょーは、迫撃砲デッキ、バサラは変わらずホグライダー+ライトニングデッキ。
▲「相手の出かたを見たい」ということで、開幕から迫撃砲を置いてくるジョー。バサラはホグライダーで破壊しにいくが、迫撃砲の砲撃が数発タワーへ。
▲エリクサーポンプを置きつつ、迫撃砲でジワジワタワーを攻撃するじょーに対し、バサラは後手に回りがちに。
▲エリクサーポンプを大量に設置するじょー。迫撃砲でバサラのタワーを3桁まで削る。
▲最後はザップやファイアボールといった呪文でバサラのタワーを破壊し、じょーが勝利。バサラいいところなし!
迫撃砲は直接タワーを攻撃できる厄介な建物。迫撃砲を配置されたタイミングで、ライトニングを撃ったり、バーバリアンなどで処理するのがベスト。迫撃砲の対処に遅れると、ジワジワとタワーが削られて、今回のバサラのような結果になってしまうぞ。
【エキシビジョンマッチ2】きおきおvsドズル
続いては、きおきおvsドズルの対決。
きおきおはジャイアント、ゴブリンの小屋、さらに三銃士というデッキ。ドズルは上位ランカーにも人気が高いホグライダー+ザップ。
▲きおきおはさまざまな建物を設置するが、ドズルのプリンセスが放置状態に、そのまま遠距離からの攻撃で、きおきおのタワーを削りまくる。
▲きおきおのバーバリアンに対してガーゴイルの群れで対抗するドズル。きおきおがガーゴイルの群れを矢の雨で倒そうとするが、外すという痛恨のミス。このとき、ガーゴイルの群れはバーバリアンを追いかけて上に移動していたので、上のほうに矢を放つべきだった。
▲残り40秒できおきおが三銃士を出すが、ドズルがガーゴイルの群れ+ザップであっさりと処理。三銃士は、呪文をうまく使って処理しないと、一気にタワーを落とせるほどの破壊力を持つ。使う場合は持っていることを悟らせないことが重要だ。
▲最後は、削ったタワーを矢の雨で破壊してドズルが勝利。
プリンセスは9.5とユニットの中では最大の射程を誇り、橋の手前からタワーに攻撃が届く。そのため、完全に放置するとタワーが延々とダメージを受けてしまう。矢の雨で処理するか、低コストユニットを近くに配置して必ず早めに倒したいところ。
【エキシビジョンマッチ3】じょーvsドズル
最終戦はこのふたり。
じょーのデッキは、なんとロイヤルジャイアントデッキ。使用率が低めで、弱いとされているカードだ(2016年5月3日のアップデートで射程が1伸びる予定)。ドズルはゴーレム+ウィザード+ポイズンのデッキ。上位ランカーも使っている定番デッキのひとつだ。
▲ドズルはゴーレム+ウィザードのコンボ出す。ゴーレムは建物のインフェルノタワーで倒すか、ガーゴイルの群れやバーバリアンのような複数ユニットで攻めないと倒しづらい。だが、複数ユニットはウィザードの範囲攻撃で一掃されてしまうため、対処が難しい。
▲高めの耐久力に加え、遠距離から建物を狙うロイヤルジャイアント。高めと言っても、ゴーレムやP.E.K.K.Aと比べて耐久力は低いため、抑えるのは難しくない。
▲再び、ゴーレム+ウィザードで攻めて、じょーのタワーを陥落。ウィザードを呪文で倒すか、プリンスやバルキリーなどでウィザードで狙いつつ、ゴーレムを建物で誘導しないと、このコンボを切り崩すのは難しい。
ゴーレムやP.E.K.K.Aといったデカブツは、HPが高く倒すのに非常に苦労する。P.E.K.K.Aはユニットで誘導できるが、ゴーレムは建物しか狙わないため、建物を置かないと誘導できないのも厄介。バーバリアンやガーゴイルの群れで倒すか、ユニットを複数出してタワー到達前になんとしても倒しておきたいところだ。
ハイレベルな戦いの連続で、イベントは終了。ファミ通Appでも攻略や動画企画を行っているので、そちらもぜひチェックを!
※クラッシュ・ロワイヤル攻略情報まとめ
クラッシュ・ロワイヤル
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
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