【ディバゲ研究室】祝『ディバゲ』1周年！　キーマンに訊く”いままで”と”これから”

2014-10-08 20:12 投稿

▲『ディバインゲート』
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『ディバゲ』研究室の精鋭がガンホーを襲撃？

2014年10月3日、午後4時55分。

都内某所のビルの前に、『ディバゲ』研究室が誇る精鋭ふたりの姿があった。室長と研究員Aだ。

ふたりは『ディバインゲート』の1周年を記念し、キーマンたちへの直撃インタビューを行うために待ち合わせしたのである。

室長　「おつおつ～。お前もちゃんと爆弾（※註：先方が想定していない質問のこと）用意してきたよな？」

研究員A　「ええ、2個ですが」

室長　「おーけーおーけー。ディバ公（=ミスター☆ディバイン）の慌てふためく様子が目に浮かぶぜ。キヒヒ……」

研究員A　「そうですね。グヘへ」

ふたりはゲスな笑いを交わし、エレベーターで受付があるフロアへ向かったのである。

室長が指定された部屋のドアを開く。するとその刹那、いきなり何者かが飛び掛かってきたのだ！

▲待ち伏せを喰らった室長は、なすすべもなく轟沈。いつものマスクを家に忘れてしまったため、被っていたニット帽でプライバシーという名の防衛ラインの死守に成功したのであった。

なんと室長を羽交い絞めにしていたのは、今回インタビューを快諾してくれた『ディバゲ』のキーマンである、アクワイアの高野康太氏（文中、高野）、平位拓海氏（文中、平位）、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの古川敦氏（文中、古川）、そして……ミスター☆ディバイン（文中、ミスター）の4人だった！

ぶちかまし上等の覚悟で参戦した室長に一泡吹かせるとは、さすが室長と付き合いの長いミスター☆ディバイン。裏の裏まで読んだ上での行動だろうか……。

1周年を迎えて

……とまぁ、いつものような茶番劇がくり広げられたわけだが、さっそくインタビューの模様をお届けしたいと思う。

なお今回のインタビューは、これまでファミ通Appで紹介してきた『ディバゲ』関連記事の比ではないほど、濃密でボリューム満点な内容となっている。

1周年を迎えた感想はもちろん、ストーリーの今後の展開や、本記事が初出となるイラストの公開、読者プレゼントなどなど、ファン垂涎の内容ばかりなので、最後までじっくり読んでほしい。

絶対に損はさせません！

※ストーリーに関する内容を先読みしたい方はこちらの記事へ

※新イラストと読者プレゼントを先読みしたい方はこちらの記事へ

▲（左から）『ディバインゲート』四次元広報ミスター☆ディバイン、アクワイア開発本部制作部リーダー/ディレクター高野康太氏、同社開発本部制作部企画平位拓海氏。ガンホー・オンライン・エンターテイメント開発本部プランナー古川敦氏。

（※以下、研究員Aが進行を担当。室長は横から茶々を入れるといった責任ある立場を担う）

――まずはじめに『ディバゲ』における皆さんの立ち位置を教えていただけますか？

高野　僕は『ディバゲ』のストーリーや世界観設計を担当しています。『ディバゲ』の立ち上げ当時はゲームシステム周りも担当していましたが、いまは平位に任せています。

平位　高野が話していましたが、僕は世界観設定や人物設定を除くゲームの実装部分、いわゆる開発サイドの統括をさせていただいています。ラインディレクターとしてゲームの仕様をまとめることもありますね。

古川　僕は運営プランナーとして、おもにイベントを企画したり、ユーザーの動向をリサーチしたりしています。そうして考えた新しいイベントを、平位さんと相談させていただく中でブラッシュアップさせて実装に漕ぎ着ける役割です。

ミスター　私は『ディバ――

――じゃぁ次の質問いってみよう！（by室長）

ミスター　って、おい！！

――『ディバゲ』は2014年9月30日で1周年を迎えましたが、1周年を振り返った感想をお聞かせください。

高野　あっという間だった、というのが率直な感想です。キャラクターも900体を突破した（2014年10月3日時点）のですが、本当に休む間もなく走り続けてきました。それでもこうして1年を迎えられたのは、ひとえにユーザーさんの声に励まされ、支えていただけたおかげですね。

平位　同じくあっという間の1年でした。ですが、振り返ってみるといろんなことがありましたね。話し出すと止まらなくなりそうなので、細かいことは追ってお話しします（笑）。

古川　ユーザーさんが支えてくれた1年でした。もちろん厳しいご意見をいただくこともありましたが、皆さんが『ディバインゲート』を好きで、楽しんでプレイしていただけているということが、自分自身の支えにもなりました。

ミスター　3人が言ったことがすべてです！　本当にあっという間でしたが、まだ1年しか経っていない。『キッズリターン』のエンディング風に言うと「まだ始まってもいねえよ」といった感じです（笑）。300万人のユーザーさんに感謝しつつ、今後も楽しいことをお届けしますよ！！

――まぁ綺麗にまとめてもらったけどさ、ぶっちゃけ辛かったこととかあんじゃないの？（by室長）

高野　僕はやっぱりアーサーかなあ。いくらなんでも強くし過ぎたなと。

古川　序盤のユニットで考えると異常な強さでしたからね。ゲームバランス的には検討の余地が残るユニットでしたが、ユーザーさんからの反応がよく、人気も出たので、結果的にはよかったのかなと思っています。

ミスター　ユニット人気投票ランキングでも、第2回ではアーサーが1位になっていましたから。”月刊ディバインゲート”の表紙も飾っていたし。

高野　あれはカッコ良かったですね～。

――ミスターは何か辛いこととかありましたか？

ミスター　最近は皆さんが優しくなって“ミスター”と親しみを込めて呼んでくれますが、最初は“マスク”としか呼ばれなくて……。当時は自分も四次元広報歴が浅かったこともあり、Twitter上で厳しいダメ出しをされたときには、よく枕を濡らしていました……。

平位　「●●マスク、乙」とか、ひどい呼ばれ方もされていましたね。

ミスター　それは言っちゃダメ！

キーマンたちのイチオシユニットは？

――皆さんイチオシのユニットと、その理由をお聞かせください。

ミスター　私はもちろんミスター☆ディバイン。ユニットのポージングをユーザー投票で決めた経緯もありまして。まさにユーザーさんと共同で作り上げたユニットです。

高野　ミスターはまたそうやって好感度を上げようと……。

平位　好感度アップに必死ですね（笑）。

一同　（笑）。

ミスター　あと私は妄想の中で“ミスター☆ディバイン軍団”というのを作っているのですが、そこにはヤシロ、フシミ、イナリ、ロキ、アルタイルが入っています。いわゆるマスクをかぶっているキャラクターです。

――ミスターはウィンドピアもお好きでしたよね？　それもマスクつながりですか？

ミスター　それはもう、ムチムチっとしたスタイルですよ。可愛いじゃないですか（真剣）。

高野　ピアちゃん可愛いですよね。ちなみにウィンドピアは、ガスマスクとガスボンベが特徴的でしたよね？　あれは“恥ずかしがり屋で人前に出ると過呼吸になるから”なんです。そのためボンベには酸素ではなく、二酸化炭素が入っているんですよ。

――高野さんお気に入りのユニットは何ですか？

高野　僕はやっぱりオズかなあ。オズは憎たらしい顔をしていますが、じつは家族思いなところとかいいですよね。顔はもちろん、ポージングも好きだし、男なのにハートやバラが似合うあたりも好感が持てます。

――オズのデザインを手掛けるにあたって、ビジュアル的にこだわった部分はどこですか？

高野　オズは人間の姿をしていますが、ドラゴン族のユニットになります。それを表現するために、進化前イラストの足もとにある影がドラゴンの形になっているんです。あと深くは言えませんが、道化竜オズの装飾品の一部が”誰か”と同じものになっています。これに気づいた人は、僕の知る限りまだひとりもいないはずです（笑）。