ピクミンと京都を歩こう
2024年11月5日(火)、『ピクミン ブルーム』を開発運営するNianticより、京都市と京都市観光協会が取り組んでいる“とっておきの京都プロジェクト”と本作を連動させた新イベントに関する共同記者会見が行われた。
その名もズバリ、“とっておきの京都 ポストカードウォーク”
そう、ポストカードに焦点を当てた、これまでにないチャレンジの始まりだ。
プレイログ768回目の今回は、京都市役所で行われた会見の様子を交えつつ、実際どんな体験ができるのかをまとめてリポート。
開催期間は1年間
っというかもう始まっている。
さぁ、京都に行くプランを立てよう!!
【注目イベント】
新プロジェクトの概要をチェック
本日(11/6)解禁となった本件は、京都市と京都市観光協会が取り組んでいる“とっておきの京都プロジェクト”と『ピクミン ブルーム』による連動イベントである。
まずはその概要を最初におさらいしておこう。
【とっておきの京都プロジェクトとは】
京都市と京都市観光協会が取り組んでいる地域や民間事業者と連携し、隠れた名所の魅力を発掘・活用することにより市域全体への観光客の誘客を促進。
観光地の混雑緩和を図るとともに、人々の新たな交流を生み出し地域の活性化に繋げることを目的としたプロジェクト。
【とっておきの京都 ポストカードウォークとは】
当イベントは“とっておきの京都”プロジェクトに含まれる6つのエリア(伏見、大原、高雄、山科、西京、京北)にスペシャルスポットが出現。
各スペシャルスポットを訪れ対象をスワイプすると、その場所の写真と名称の入った特別なデザインのポストカードがもらえるほか、特別なお題を達成することで“金のシール”を身に着けたデコピクミン(金の苗)も入手できる1年間の長期イベントだ。
■開催期間
・2024年11月6日(水)から2025年11月5日(水)
6つのエリアに広がるとっておき体験
ここからは当イベントでどんな体験ができるのか。
スペシャルスポットが出現する6エリアの詳細と“特別なポストカード”と呼ばれる意味を、Nianticの村井説人氏と京都市長の松井孝治氏、それぞれのコメントを合わせて紹介していく。
■ポイント1:金のシールデコがもらえる特別なお題
スペシャルスポットに選定された6エリアのいずれかに入ると“3,000歩あるこう”という特別なお題がゲーム内に発生。
それを達成すると“金のシール”を身につけた赤ピクミン(金の苗)を入手できる。
■ポイント2:スペシャルスポットの配置エリア
今回選定された伏見、大原、高雄、山科、西京、京北の6エリアそれぞれに複数のスペシャルスポットが登場。
各スペシャルスポットにちなんだお題(例:伏見エリアにあるスペシャルスポットの引っ張ろう)を達成すると、今回のために撮り下ろされた特別な写真付きのポストカードが入手できる。
京都は歴史的建造物や文化的に価値のあるものがとても多く、どこを探索すべきかわからないままいつも同じような場所を観光していました。
そんな私にとっても今回のプロジェクトは知見を深めるいいきっかけとなりました。
たとえば、聖徳太子がお父さまをを弔うために建立されたという大原にある寂光院は実際に訪問してゆっくり散策したい。
また、伏見といえば伏見稲荷がもっとも有名かと思いますが、せっかく足を伸ばしたのであれば病気に効く香水が湧き出たと言われる御香宮神社で枯山水も見てみたい。
今回のために撮り下ろした各スポットの景色が付いたポストカードを集めながら私自身も観光をしてみたいと思っております。
京都市は観光と市民生活の両立と調和が街最大の課題になっております。
特定のスポットに観光客の方々が集中する中で“とっておきの京都プロジェクト”はまさに新たな発見と体験へと導く大きなチャンスであり、『ピクミン ブルーム』はそれにもっとも適していると感じました。
今回ご用意した6つの地域については京都市、そして京都市観光協会の皆さんと何度も相談を重ね選定したものです。
ぜひ、京都の歴史や街並み、いまにつながる文化を実際に歩いて楽しんでいただきたいと思っています。
なお、『ピクミン ブルーム』といえばこれまで“Tour”や“ミニウォーク”といったイベントで美術館や公園など各スポットに設置されたスペシャルスポットから固有の苗を入手できたが、今回のイベントはあくまでもポストカードを集めながら京都の魅力を再確認することが目的。
スペシャルスポットにちなんだ苗は入手できないということだ。
そんなわけで開催期間は本日(11/6)から2025年11月5日(水)までの1年間。
とても長いようだけど、対象エリアを全部めぐって特別なポストカードを集めようと思ったらそんなのんびりはしていられないかも……。
コンプリートを目指す人は、旅のプランをしっかり立てて京都をじっくり散策してほしい。