【クラロワ攻略】つぎなる舞台は世界大会！4万人の頂点に立った『クラロワ』日本一プレイヤー“フチ選手”インタビュー

4万の頂点に立った男が見据えるものとは

Supercellより配信中にスマホアプリ『クラッシュ・ロワイヤル』（以下『クラロワ』）にて、2017年11月12日に真の日本一を決める公式大会“クラロワ日本一決定戦”のTHE FINALが執り行われた。

本稿では見事優勝を果たしたフチ選手へ、大会終了後にインタビューを敢行。興奮も冷め止まぬ状況の中、いまの心境を訊いた。

▼大会の模様はこちら

【クラロワ攻略】日本一はフチ選手！“クラロワ日本一決定戦 THE FINAL”試合結果＆決勝戦ダイジェスト

今回優勝したフチ選手は、ファミ通Appのクラロワ攻略に於いても最強デッキ記事を担当する攻略ライターとして活躍中。今後もトレンドデッキを追いかけ続けていく。

本インタビューには、番組総合MCも務めたエレキコミックのやついいちろう、今立進と藤井サチも同席した。

長期に渡って番組を支えたMC陣

──5月から長期に渡ってのクラロワの大会だったとは思いますが、この番組を通して得たモノはありますか？

やついいちろう（以下、やつい）　これだけゲーム業界が世界的に盛り上がっているっていうのは噂には聞いてましたけど、体で感じれたというのはあったなー！　と思いますね。……変わったなぁと思いますね。

──変わったというのは“時代”が、ということですか？

やつい　いや……“自分”が。

──失礼しました！　ご自身でしたか（笑）

やつい　自分の気持ちがね！

今立進（以下、今立）　若い人の本当にうまいプレイが多くて、そこらへんもちょっとびっくりしましたね。

──おふたりも『クラロワ』をプレイされていると思うんですけど、この番組を通して身についたテクニックはありますか？

やつい　来るたびに、選手にデッキを聞いたりはしてました！　まわり（お笑い仲間）もやっていたので、それを持ち帰ったり。この番組自体もけっこう見てる人がいるんです。

──お笑い芸人仲間で、『クラロワ』をプレイしている方が多いのですか？

やつい　『クラロワ』をプレイしている芸人や役者もけっこう多いです！

──藤井サチさんはこの番組を通して得たモノはありますか？

藤井サチ　私はこれまでゲーム自体をしたことがあまりなくて……なので、ほぼ初めてゲームに触れるといった形だったんですけど、esportsという存在をまず初めて知って、こんなにもいろいろな人がやっていて、こんなにもアツい戦いなんだなぁというのを体感できましたね。選手を目の前にして、いっしょに頑張れたというか……本当に楽しい半年でした。

悔しさをバネに結果を追い求めた

──まずは優勝おめでとうございます。全日本クラロワプレイヤーの中で、一位になった気持ちはいかがでしょう？

フチ　本当にうれしいです！　前に一回ハデに負けたことがあって、その時は死ぬほど悔しくて、手から血がでるくらい拳を握りしめました……。

──ハデに負けたというのは日本一決定戦予選の6月大会ですかね？

フチ　そうですね……はい！　その当時の悔しさをバネに、今日まで頑張ってきました。

▼フチ選手が辛酸を舐めた6月大会

【クラロワ攻略】“クラロワ日本一決定戦”6月度優勝者はRADWIMPS！

──決勝戦で0-2になったときはどんな気持ちでしたか？

フチ　正直なところ、負けたかなーと思って、スーっとやる気がなくなっていきましたね……。その後にじつは、デッキ選択のミスもしちゃっていて、諦めかけていたんですけど、指が勝手に最善手を選んでいて、常日ごろ毎日プレイしていた成果が出ました。勝ててよかったなぁと思った瞬間でしたね。

今立　すごいエピソードですね。それ（笑）

やつい　指が勝手に動いた!?達人だね、それ。

──それは日ごろの練習の成果が発揮されたということですかね？

フチ　そうですね。クラロワをいっしょに初めて、これまでに辞めてしまった人も沢山いるんですけど、やり続けなければここまでこれなかったし、続けなかったら何もないので。そういったものを使い切った決勝の最後だったのかなと。やっぱり続けることは大事なんだなぁと思いました。

──今日のために、毎日クラロワをどの程度プレイして練習していましたか？

フチ　『クラロワ』をやる時間は毎日そんなに変わらないんですけど、1時間～2時間くらいですね。ですが、追い込みの時は4時間くらいやってましたね！

──つぎは日本代表として世界で戦うことになりますが、意気込みをお伺いできますでしょうか？

フチ　世界の方が戦術やルールが先行していて日本が遅れを取っているというイメージがあるので、そこで結果をドカーンと出して、世界に日本の底力を見せつけていきたいですね。

──世界大会の楽しみはなんでしょうか？

フチ　自分は日ごろから海外の大会を見ていて、海外の優勝プレイヤーが600万円獲ったぞー！　とかやってるのを見て、楽しそうだなぁと思ってましたね。実際Twitterでフォローしている有名な海外選手もいて、この人たちと同じ舞台で戦えるというのはすごくうれしいです。

──そんなフチさんが『クラロワ』を始めた時期とキッカケはなんでしょうか？

フチ　元々Supercellの『クラッシュ・オブ・クラン』をやっていたんですけど、有名YouTuberであるドズルさんが『クラロワ』の生放送をやっていまして。それを見て『クラロワ』を知って、これはおもしろいなと思って始めたら、ドップリと嵌りました。

──根っからのSupercellファンであるフチさんが考える『クラロワ』の魅力とはなんでしょうか？

フチ　『クラロワ』ってカードゲームじゃないですか。なんですけど、カードからキャラがバンッと出てくるのがすごく好きで、カードのまま戦う一般的なTCGゲームよりは、より臨場感のある『クラロワ』のバトルや、キャラをこつこつと育てていくという育成要素を魅力に感じています！

──最後に『クラロワ』を強くなりたい！　と思っている初心者ユーザーへ、どうしたら強くなれるかアドバイスをお願いします。

フチ　いくら負けてもへこたれないことですね。僕も普段負ける時に、クランメンバーに罵倒されることもあるんですけど（笑）、やめたらだめなんです。負けても続けなければつぎがなくなってしまうので！　自分もここまで来るまでにけっこう負けてるんですけど、負けても負けてもクランメンバーとフレンドバトルを沢山行って、続けていくというのがいちばん重要ですね。3日くらいやらないと腕が落ちてしまうので…。

──そこは体を動かすスポーツと同じですね。長時間ありがとうございました！