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クソが……!!
ここんとこ更新回数が減ってしまっていたのは、度重なる長時間メンテ(チクリ)によってモチベーションがしぼんでしまった……というわけではまったくなく、単純に逆鱗日和Nowのほうでのっぴきならないイベントが実施されて、そっちにかかりっきりになっていたからです^^; それもちょっと落ち着いたので、本日からまたバリバリボリボリとエバスト日記を書いていきたいと思います!
さて。
この間、“紅き救済の女神”に端を発するイベントについて記事にしてきましたがね。
これは、各ワールドに棲まう住人たちが総出で参加する“大規模戦闘”の最たるもので、その様子は、
東京の三社祭や浅草サンバカーニバル、徳島の阿波踊りなんかを髣髴とさせるものがある。毎度毎度、
「このワールド、こんなにたくさん人がいたの!?」
と驚かされるのと同時に、
「……うん、この分なら、まだまだ大丈夫そうだな^^」
と、ナゾの安心感に満たされるのもまた、近年のソシャゲあるあるなんじゃないかと思うわ(意味不明)。
こういった大規模戦闘がエバストの大きな特徴……というか“遊びどころ”の柱なわけだが、その陰に隠れるように日夜禁域周辺で、“もうひとつの戦い”が行われていることを見逃してはならない。いや、むしろこっちのほうが各個人に与える影響……ダメージは甚大で、さまざまなところに禍根を残しているのもまた事実なのである。
何が起こっているのかと言えば……!!!(怒)
その日も男は、自分の同盟が陣取っている場所から遥か彼方にある宝庫を目指して、えっちらおっちらと軍を進めていた。特段、男に大きな野望があったわけではなく、ごくごく単純に、
「宝庫を制すると、報酬がおいしいんだ^^ 30分の滞在で、経験値アイテムを始めいろいろなものがもらえるからね!^^」
と、ハズレなしくじを引きに行く少年の如く、キラキラと目を輝かせて現場に向かっていったのだ。
そして、12分ほどの長旅を終えた男は、
「ぴきゅんぴきゅん!!www」
宝庫Lv2のガーディアンに攻撃を始めたのである。戦力はすでに宝庫Lv3も凌駕するほどになっていたので、ここは余裕で撃破できる計算であった。
「さあさあ、まもなくガーディアンから我が軍に、駐在員の交代だ」
そう思った矢先のこと。
我が軍……ダリューシュとシーピーの鉄板コンビが、思いもよらなかった事態に巻き込まれる。その瞬間の映像が↓こちらだ。
ぬ……?
この……見るからに悪意と殺意に満ちた、赤い名前と線はなんだ……??
「え……?? なんだコイツ。俺、なんもしてないのに……」
事態が呑み込めず、おろおろと戸惑っているうちに、我が画面には……!
「敵襲!!!」
という、いちばん見たくなかったアラートが……! それもご丁寧なことに……4部隊で攻めてきてるよコイツ……!!!ww 俺、思わず怒りの咆哮を上げる。
「うがああああああ!!! 山賊デタぁぁぁあああ!!!(怒) ふざけんなぁぁあああ!!!」
じつは最近、宝庫に駐屯していても襲われることがなかったのですっかり気持ちが緩んでいたんだけど、ここって他のプレイヤーに攻撃することが公式に許されている“禁域”だったんだよな……。
俺はみずから他のプレイヤーを襲おうなんて1ミリも思わないけど、なかにはこういったヒリヒリの緊迫感を楽しんでいる人がいるわけで、これはもう、そういうゲームデザインなのだから受け入れるしかないという……w ていうかそもそも、俺も若かりしころは「PK上等!!」ってな感じでその手のオンラインゲームばかり遊んでいた時期があるので、禁域で暴れ回っている修羅たちの気持ちは痛いほどわかるのである。
が、気持ちがわかるのとムカつくのは両立できる感情なわけで(苦笑)、ぶっちゃけ腹が立つこと甚だしい。
相手の戦力を見たところ、部隊単体だったら蹴散らせそうではあったけど、だからこそ向こうは4部隊で攻めてきているわけで、要するに分が悪いのは間違いないのであるwww
なので、俺は仕方なく……。
「くっそ……!! 互いに削り切れるまでやっちまってもいいけど、治療に時間がかかるのが面倒だから、ここは退いてやるか……」
虚しい戦闘を回避するため、禁域の外に向かって軍を進めようとしたけど……!
シツコイ!!! せっかく退いてやろうとしてんだから、もう追ってくんな!!!
けっきょく、コイツは俺が禁域を出るまで追撃の手を緩めなかったので、
さすがに堪忍袋の緒が切れて、相手が背を向けたところを追い掛けたわ。いや、残念ながら攻撃はできなかったんだけど^^;
けっきょく、この無益な戦いは、
クソが……!! 病院がパンパンじゃねえか……!!
多数のケガ人を出すという、じつにじつにつまらない結果をもたらしたのである。
しかも……!
この禁域での出来事は、この1回だけじゃなく……!
はらわた煮えくりかえりながら、次回に続く。
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