『クラクラ』と『クラロワ』がPCでもプレイ可能に!Supercell IDを使えばアカウントも引き継げる
2023-10-24 14:08
2018-06-01 20:17 更新
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クラッシュ・ロワイヤル
2018年5月20日に行われた『クラロワ』公式esportsリーグ“クラロワリーグinアジア”。台湾での戦い最終日。
FAV gamingとDetonatioN Gaming がともに敗れ、台湾対日本の戦いは通算4勝4敗で幕を閉じた。
FAV gamingは勝てば2位のPONOS Sportsと並ぶ大事な戦いであったが惜しくも敗北。DetonatioN Gaming は上位陣とやや離される展開に。Day3は東南アジアチームの新戦術やデッキ有利が目立ち、プロの勝負の難しさが改めて浮き彫りになった。
・セット1:1on1
・セット2:2on2
・セット3:1on1(セット2までに2勝の場合は行わない)
・BANピックルール:お互い1枚のカードを指定し、合計2枚のカードを使わずに対戦
・タイブレーカールール:必ず決着を付けるルール
2勝1敗でahq eSports clubの勝利。
※BANカードは、トルネード(だに)、クロスボウ(ahq Kangxi)
・1試合目(勝者 ahq Kangxi)
だにのデビュー戦は三種の神器デッキ。Kangxiはスケルトンラッシュ。ポイズンがなく、デッキ不利で競り負ける。
・2試合目(勝者 ahq Kangxi)
Kangxiは珍しいミラーとオーブン入りの枯渇デッキ。だには三銃士デッキ。Kangxiのミラーによって呪文が枯渇しないため、だには三銃士を出しづらい状況。だには実力を出し切れず右のタワーを落とされKangxiの勝利。
※BANカードは、トルネード(FAV)、ポイズン(AHQ)
・1試合目(勝者 AHQ)
AHQのクローンレイジに意表をつかれ、大量のラバパピィ、コウモリにキングタワーを襲われFAVは瞬殺。トルネードとポイズンがない環境を最大に活かした戦術が見事にはまった形。
・2試合目(勝者 FAV)
FAVはAHQのラバクローンレイジ戦術をそのまま取り入れ勝利。
・3試合目(勝者 FAV)
FAVもAHQもラバデッキ。お互いクローン持ちながら、使用のタイミングがより巧みだったFAVの勝利。
※BANカードは、RAD(スケルトンラッシュ)、Xiake(ジャイアント)
・1試合目(勝者 Xiake)
RADはディガーロケット。Xiakeはゴーレム。ほぼ互角の戦いながら、延長戦に入りエリクサー2倍タイムのゴーレムに押し切られRAD敗北。
・2試合目(勝者 Xiake)
RADはゴブリンの小屋を主軸としたデッキ。Xiakeはクロスボウデッキ。ジャイアントBANがここで活き、XiakeのクロスボウにRADはなすすべがない状態。試合途中で”GOOD GAME”のスタンプで勝利宣言されつつ、敗北。FAVにとって痛すぎる3敗目となった。
2勝でKIXのストレート勝ち。
※BANカードは、ゴブリンの小屋(まつもとん)、アイスゴーレム(TongZi)
・1試合目(勝者 TongZi)
まつもとんはディガー三銃士。TongZiはジャイプリプリ。エリポンを建てた間隙をぬって出されたジャイプリに左のタワーを蹂躙されまつもとん敗北。
・2試合目(勝者 TongZi)
まつもとんは三銃士デッキ。TongZiはディガポイデッキ。TongZiはデッキに呪文は少ないものの受けのPEKKAが丁寧で、まつもとんは終始ペースが握れず敗北。
※BANカードは、エアバルーン(DNG)、トルネード(KIX)
・1試合目(勝者 KIX)
監督兼選手のLewisが体調不良により欠場。急遽ピラメキが出場。両者ゴレデッキ。KIXのフリーズがDNGの防衛PEKKAを直撃し、ゆうゆう進んだゴーレムによりKIXダメージリード。そのまま勝利。
・2試合目(勝者 DNG)
お互い最初の2分半にまったく動かない2on2ではきわめて珍しい状況。1試合目に引き続きKIXのフリーズレイジにタワーのHPを1000まで削られるも、ゴーレムで押し返し、気合の逆転勝ち。
・3試合目(勝者 KIX)
これまでの2試合と同じデッキでKIXの勝ち。DNGは上位日本チームとやや差をつけられるきびしい展開だが、ワイルドカード入りの可能性は十分にある状況。
クラロワリーグを初めて見たとき、いちばん驚いたのは2on2(協力プレイ)がMatch 2に組み込まれていることだった。なぜ2on2があるのか。見たいのは1on1。そんなふうに感じた人も多かったのではないだろうか。
私も正直なところ、2on2より1on1の方に魅力を感じていたのだが、Week3 Day1 Match2 Set2 Game2(長い)の、PONOS SportsがOPGGを破った試合のアツさに衝撃を受けた。そして、この「2on2こそクラロワリーグを象徴しているバトルだな」とも、最近思うようになってきた。
そもそもこのクラロワリーグが始まるまで、ゴーレムやラヴァハウンドデッキといった重量ユニットが2on2のスタンダードになるとは誰も知らなかったはずだ。そしてさらにはゴレラバのアンチユニットのインフェルノドラゴンがここまで脚光を浴びるとは誰も予測しなかったはずだ。
クラロワの2on2はそれほどまでに未知の部分が多い競技であったのだ。
かたや1on1の戦術は、クラロワ2年の歴史の中でそれなりに成熟し、セオリーはある程度確立している。2on2のおもしろいところは、まだそのセオリーさえも日進月歩で進化して変化しているということだろう。
今日でいえば、Match1 Set2 Game1のAHQの奇襲的なクローンレイジで、FAV Gamingから1勝をあっさりもぎとったのは見事だった。また、Match2ではKIXのフリーズがハマっていた。
毎日毎日新しい戦術が登場するのはまだ研究されつくしていないクラロワ2on2の特徴なのだ。
そして興味深いのは、新戦術にしてやられたFAV Gamingが、つぎの試合でそのままクローンレイジを自分のデッキに組み込み、勝利をおさめていることだ。
つまり、クラロワ新戦術の優位性の寿命は短く、たかが1戦なのだ。プロともなれはそのカードの使いかたや特徴は熟知しているので、あっさり真似ができてしまう。1試合ごとに最新戦術は更新され、それが有効であればあるほど、すぐに相手の力にもなる。
やってるほうはたいへんではあるが、見ているほうとしては楽しい。洗練されたテクニックの応酬で手に汗握る1on1も見ごたえはあるが、目新しい戦術がつぎつぎ飛出す2on2も実によい。
さらには、記事を書く側の目線でいえば、写真映えするのも2on2のほうである。勝った瞬間、負けた瞬間に若いふたりの選手が喜び合ったり、肩を抱いたりする姿は実に絵になる。身もふたもない言いかたをすれば、スクショのしがいがあるのだ。
1on1の新戦術は、リーグを中心に世界いたるところで生み出されているはずだ。しかし2on2の最先端は間違いなくクラロワリーグの中にある。
クラロワリーグを見るということはつまり、2on2の戦術フロンティアが開拓され、セオリーが更新されているまさにその瞬間を、目のあたりにしつづけるということだ、と私は思っている。
(BY ponta)
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | リアルタイムストラテジー |
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公式Twitter | https://twitter.com/ClashRoyaleJP |
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