『クラクラ』と『クラロワ』がPCでもプレイ可能に!Supercell IDを使えばアカウントも引き継げる
2023-10-24 14:08
2018年5月19日に行われた『クラロワ』公式esportsリーグ“クラロワリーグinアジア”。Day1から引き続きアウェー台湾戦。日本チームが3連勝だったDay1から様相が変わり、Day2はGamewithが勝利したもののDetonatioN Gaming とPONOS Sportsが敗北とやや苦しい戦いに。アジアを勝ち抜くことの難しさを改めて思い知る結果となった。
・セット1:1on1
・セット2:2on2
・セット3:1on1(セット2までに2勝の場合は行わない)
・BANピックルール:お互い1枚のカードを指定し、合計2枚のカードを使わずに対戦
・タイブレーカールール:必ず決着を付けるルール
2勝1敗でahq eSports clubの勝利。
※BANカードは、ダークプリンス(ピラメキ)、トルネード(ahq MorrisLin)
・1試合目(勝者 ピラメキ)
ピラメキはホグ三銃士。MorrisLinはディガーポイズン。ハンターのたくみな使いかたで差をつけたピラメキの勝利。
・2試合目(勝者 ピラメキ)
ピラメキはジャイ三銃士。MorrisLinは1試合目の敗北にもかかわらずディガーポイズン。ピラメキはたくみにエリクサーポンプを守りながら攻城バーバリアンとジャイアントを左右に散らして敵を撃破。勝利後は銃を撃つしぐさのマスケッティアジェスチャーを披露。
※BANカードは、エアバルーン(DNG)、ポイズン(AHQ)
・1試合目(勝者 AHQ)
双方トルネードファルチェ、巨スケ、ディガー、呪文を軸にしたデッキ。激しいロケットの打ち合いの中、ロケット2本を手札に置いたAHQの勝ち。
・2試合目(勝者 AHQ)
AHQはゴーレムデッキ。DNGは1試合目とほぼ同じデッキ。トルネードがBANされていない状況で、DNGは防衛ユニットを逆サイドに引っ張られるなどし、ゴーレムを止められずにAHQの勝ち。
※BANカードは、トルネード(koo)と三銃士(Xiake)
・1試合目(勝者 Xiake)
kooはジャイウィズ。Xiakeはバルーン。Kooは敵のキングタワーを追い詰めるも、対空ユニットを読み切ったXiakeのバルーンにタワーを左右タワーを折られ敗北。
・2試合目(勝者 Xiake)
kooは得意のゴレデッキ。Xiakeはラヴァデッキ。デッキを読まれたか、ゴレが敵のタワーに届かず、実力が出し切れず敗北。
GameWithが2勝1敗。
※BANカードは、ゴブリンギャング(アマテラス)、ゴーレム(RayBagus)
・1試合目(勝者 アマテラス)
アマテラスはディガー入りのラヴァデッキ。RayBagusはスケラデッキ。スケラ防衛からのカウンターで左右にラヴァを放ち、両タワーを落とす圧勝。
・2試合目(勝者 アマテラス)
アマテラスはクロスボウデッキ。RayBagusは枯渇デッキ。アマテラスはクロスボウを攻撃にも防衛にも使う手慣れぶり。しっかり敵の枯渇を意識したデッキ構成でストレート勝ち。
※BANカードは、両者トルネード
・1試合目(勝者 CT)
GWはゴレプリプリ。CTはラヴァルーンペッカ。GWのゴーレムデッキを完全に読み切ったCTの相性勝ち。
・2試合目(勝者 GW)
双方ゴレペッカ。エアバルーンでの奇襲に成功したGW勝利。
・3試合目(勝者 GW)
GWはディガポイペッカ。CTはラヴァルーンペッカ。巧みに守りつつ、呪文とディガーで削り切ったGWが見事な勝利。
Bren Esportsが2勝。
※BANカードは、トルネード(天ゴッド)、ゴブリンの小屋(Jaii)
・1試合目(勝者 Jaii)
天ゴッドはスケラデッキ。Jaiiはゴーレムデッキ。天ゴッドは終盤まで優勢に試合をすすめるも、最後の最後、Jaiiがゴーレムの後ろのダークネクロで攻めの形を作って勝利。
・2試合目(勝者 天ゴッド)
天ゴッドはクロスボウデッキ。Jaiiはディガポイペッカデッキ。天ゴッドはクロスボウをうまく使いこなし、相性も良く勝利。
・3試合目(勝者 Jaii)
天ゴッドはスケラデッキ。Jaiiはラヴァムートディガー。オリジナリティ溢れるJaiiのデッキにダメージアドバンテージを取られ天ゴッド敗北。
※BANカードは、エアバルーン(PNSS)、ロケット(BE)
・1試合目(勝者 BE)
両チーム、巨スケディガポイ。トルネードがBANされていないことにより、ディガーをキングタワーに引き付けられ、起動させられてしまったPNSSは不利となり敗北。
・2試合目(勝者 PNSS)
再び両チームは巨スケディガポイ。トルネードでユニットを引っ張り合う手に汗握る戦いは、PNSSの逆転勝利。
・3試合目(勝者 BE)
デッキは1,2試合目と同じだが、BEが混ぜてきたマジックアーチャーが非常によい働き。遠巻きにタワーへのダメージを積み重ねての勝利。PNSSは痛い2敗目を喫した。
クラロワリーグが始まってから選手たちに注目が集まっているが、もうひとりその活躍を見逃してはいけない人物がいるのを皆さんはお気づきだろうか。
それは実況者のドズル氏である。
ドズル氏は、このクラロワリーグの生放送で皆勤賞にて実況を行っている。
彼は『都内に拠点を持ち、金土日にスタジオに来れて、生放送慣れしている』という時点ですでにレアな存在であるが、それに加え、知識とスキルがえげつないのである。
私事で恐縮だが、彼と私は3年来の友人であり、その実況力の高さはすでによく知っているつもりでは、あった。
しかしこのクラロワの観戦記事を書くために動画を何度も見返すうちに、彼の凄みを改めて思い知った次第である。詳細は下記。
・デッキ推理の的中率。8枚のカードのうちインドラとダークネクロが出た段階で「ゴレデッキですね」と断言しその通りにゴーレムが出てくる。
・協力バトルでプレイヤーの使っている手札は見えないにも関わらず、「ロケットをふたりが持ってましたね」と断言。
・今日の試合、Match1 第3セット。KOO選手の登場を見事的中。
・BANカードによる影響を的確に把握(トルネードがBANされたことによりディガーやバレルの投下位置が変わる)。
・呪文ダメージと、ポイズン効果時間の正確な記憶。
・エリクサー計算の精度と速さ。
・機械トラブルで思わぬ時間が空いたときに自然な雑談で間をつなぐ技術。しかも今週は海外中継ですよ…。
そして何がいちばん恐ろしいかといえば、今日彼は病み上がりで体調が優れない中での実況だったということであろう。
野球のピッチャーで例えるなら、手に血豆を作っての完封勝利のようなものである。
根性だとか気合だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ、もっと恐ろしいものの片鱗を味わった気分だぜ…。(口に手を当てながら)
ひょっとしたら「たかが実況じゃん」と思う人もいるかもしれないが、プロのプレイをユーザーが見たとき、あるいはまったくそのゲームに触ったことがない人が見たとき、往々にして「何をやってるか分からない」がしばしば発生するものである。
クラロワはそもそも見て楽しめるつくりになっているとはいえ、せっかくの神プレイが、選手たちの精魂込めたプレイが「何やってるかわからない」の一言で片づけられてしまったら、不幸なことである。
もちろんここで「ゲームは見るものでなくやるもの」と切り捨てればラクかもしれない。
でも「それを言っちゃあ、おしまいよ」である。
そこをなんとか、そのゲームをよく知らない人でも熱狂できる。なんとなくわかる。楽しめる。熱くなっちゃう。それがesportsのesportsたるゆえんであり、ゲームが秘めた未来の豊かさの可能性なのである。
だから、プロのプレイと素人の目線をつなげてくれる知識豊富な実況者、解説者は、本当に本当に大事なのである。
名解説者、名実況者のいるゲームは幸いである。ゲームの深さ、プロの凄さをきちんと視聴者に届けてくれるから。
そしてクラロワにはドズル氏がいる。
クラロワリーグという最高の物語を、ドズルという最高の通訳が翻訳するこの幸福を、個人的にはけっこう、かみしめている。
(BY ponta)
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