【モンスト攻略】“STARLIGHT MIRAGE”新限定キャラ“ルミナス”は引くべき?オススメ度を解説
2024-08-30 13:25
2017年10月10日から5年目に突入した『モンスターストライク』。4周年の記念イベントでは、2タイプの特別な無料ガチャが実施されたほか、10月だけで獣神化を6種類も実装! さらに、モンストラックアウトやモンストスピードくじといった、スケールアップしたイベントに加え、江頭2:50氏を起用したインパクトあるプロモーション展開なども大きな話題となった。
そこで、4周年イベントのキーマンである3人を直撃し、「モンスト? 知るかよ!」などのキャッチフレーズが誕生した経緯などを聞いた。
▼岡野 吾朗氏
モンスト事業本部 マーケティング部
マーケティング戦略グループ マネージャー
▼米田 陶哉氏
モンスト事業本部 マーケティング部
第2宣伝企画グループ マネージャー
▼テルーマン氏
モンスト事業本部 ゲーム運営部
第1企画グループ マネージャー
──江頭2:50さんが登場するテレビCMなど、4周年のプロモーションもインパクトがありました。今回はどのような理由からキャスティングを決められたのでしょうか?
米田 陶哉氏(以下、米田) 昨年の3周年では、上島竜兵さんを起用して「モンストやるなよ!」というお家芸のギャグを用いたキーメッセージでプロモーションを展開し、『モンスト』自体をあえて禁止するという逆説的な表現をしました。
今回、4周年でそれを超えるインパクトのある表現をしたいと考えたときに、暴れん坊で限界を突破したキャラクター性を持つ江頭さんを起用し、『モンスト』自体を破壊したり、乗っ取るといったイメージで、より飛躍した表現ができるのではないかと思ったんです。
──ということは“壊す”や“乗っ取る”というキーワードありきで、決定されたわけですね。
岡野 吾朗氏(以下、岡野) それに加えて、視聴者側に何か反応を起こしてもらいたかったという狙いもあります。
──と、言いますと?
岡野 一般的にテレビCMは、視聴者にとって別に見たいものではないかもしれません。だから、視聴者がそれを見たときに思わずツッコんでしまいたくなるコンテンツのようなものを作りたいと思っています。
江頭さんの認知度は87%ほどもあるのですが、テレビのレギュラー番組は0本。1クールのレギュラーよりも1回で伝説を作るといった姿勢はツッコミどころがありますよね?
そんなエガちゃんを「モンスト? 知るかよ!」のキャッチフレーズともに起用することで、それを見たユーザーさんがツッコんでくれたらいいな、と思ったんです。
──なるほど。「モンスト? 知るかよ!」のキャッチフレーズは江頭さんが言いそうですが、事前に決められていたのでしょうか?
米田 ご本人が言いそうで、かつツッコミどころのあるキャッチフレーズを模索しました。
江頭さんの「モンスト? 知るかよ!」というフレーズで、3周年を経験しているユーザーさんには「今年もヤバいのがきた!」、「去年よりたいへんなことになるかも?」という期待感を、『モンスト』をあまり知らない人にも「なんだか『モンスト』がまたバカなことやってるな」という印象を与えたかったんです。
「自社の商品を“知るかよ!”なんて、何言ってるんだ」と、ついツッコミを入れたくなる表現で興味喚起をし、「ヘンな広告を見た」と話題にしてもらいたいと。
──江頭さんのみがモノクロで表現されているのも、その理由からでしょうか?
米田 江頭さんをスタイリッシュな映像として見せることで、ギャップが生まれていい意味でのインパクトが出るのではないかと思ったんです。
また、“モンストラックアウト”や“モンストスピードくじ”、“爆絶感謝ガチャ”といった、さまざまな施策の訴求が必要だったため、それぞれがフレームに埋もれてしまわないよう、江頭さんと背景はモノクロに、各施策の訴求要素やロゴはカラーで見せ、差別化するという狙いもありました。
──ちなみに、テレビCMのBGMは、江頭さんの登場シーンでおなじみの“あの曲”に似ていますよね?
岡野 なぜ、あの曲じゃないのかってことですよね(笑)。
米田 曲に関しても、いろいろな表現の振り幅を検討したうえで決めています。J-POP的なものも相性はよくておもしろくなりそうだったのですが、歌が入ってしまうと要素が増えすぎて、本当に伝えたいことが伝わりにくくなるので、江頭さんの動きと勢いに合うシンプルでロックなBGMを採用しました。
岡野 じつは、最初のアイデアで、とあるアイドルの曲も候補に挙がっていました。江頭さんを昔からよく知っている人はわかると思うのですが(笑)。
──アイドルの振り付けをマネて踊るネタですね(笑)。そんな江頭さんはゲーム中にも登場しますが、採用されたのはなぜでしょうか?
テルーマン(以下、テル) 江頭さんが『モンスト』を乗っ取るといったコンセプトを聞いたときに、ゲーム内にも江頭さんを出したいという話があったんです。でも、単に江頭さんがボスで登場するクエストを実装しても、そのコンセプトにそっていないような気がしました。
そこで、江頭さんのキャラクターが、『モンスト』のホーム画面にチラチラと出現したり、ガチャの確定演出で登場したり、2時50分と14時50分にクリアーすると特別な演出が見られたりと、まさにエガちゃんが『モンスト』を乗っ取ったような、かつ、それを見たユーザーさんが思わず驚いて話題にしてくれそうな要素を用意することにしました。
ユーザーさんには、その告知をあえてしませんでしたが、すぐに気付かれてしまいましたね(笑)。でも、狙いとしてはうまくいったと思っています。
──江頭さんのキャラクターは、かわいくデザインされていますよね。
テル キャラクターとして使う可能性があったので、ほかのモンスター同様にデザインチームに絵を描いてもらい、クエスト内で実装しても遜色ないクオリティに仕上がっています。デフォルメされていますが、江頭さんのイメージはしっかり再現されていますし、ユーザーさんの評判もよかったですね。
──モンストラックアウトも話題になりましたが、このイベントはどのような経緯から企画されたのでしょうか?
岡野 十二支再競争で動物を走らせたあとに、つぎは何の競争をやろうか、そのアイデアはいろいろあったんです。
考えていくなかで、けっこうぶっ飛んだアイデアも出てきて。でも、4周年のタイミングだったので、もう少し『モンスト』に寄せたんです。そこから、ユーザーの皆さんにわかりやすいガチャリドラを使い、競技性の要素をあわせるように突き詰め、あの形になりました。
──モンストラックアウトに挑戦する競技が8種類ありましたが、どのような基準で選ばれたのでしょうか?
米田 あらゆる球技の中から厳選し、実際にスタジオを借りてテストをしながら決めていきました。
なかなか的の目に当たらないのでは、番組として盛り上がりに欠けてしまいますし、逆に簡単に当たってしまったら競技としておもしろくない。もちろん動きの見栄えも大切です。
テル そこからボツになった競技もありましたよね。当初は、もう少し参加競技数が多かったかな。
米田 当初は10種目を想定していましたね。
岡野 でも、多ければいいというものでもないので、番組の時間や正解しやすさなど考慮して適切な数の8種目にしています。
──では、モンストラックアウトの始球式が、本番の1週間前にSHIBUYA 109で行われたのはなぜでしょうか?
岡野 十二支再競争であれば、馬や犬は速いとか、蛇は機敏に動かないかもな、などとイメージできます。的をめがけてボールを投げたり蹴ったりするストラックアウトは一般的に知られているものですが、モンストラックアウトは的となる目やガチャリドラの大きさをイメージしにくいかと思いました。
そのため、投票前から一般公開して、モンストラックアウトとはどんな競技なのか、目の大きさはどれぐらいなのかを知ってもらう場を設けたんです。
──モンストラックアウト本番のLive配信では、最後に江頭さんが登場したりと、おもしろい展開でした。
米田 番組では、予想したユーザーさんが視聴したときにどう楽しめるかだけでなく、ただ見ているだけでも楽しめるものにしたく、バラエティ番組のような作りを意識しました。
江頭さんの乱入もそうですが、予想の的中とは別に、競技が成功したらアスリートに金一封を、ユーザーにはゲーム内アイテムをプレゼント、失敗したアスリートには罰ゲームが……といった展開を用意したのもそのためです。
──番組の最後に江頭さんが暴走してしまうことも予定されていたのでしょうか?
米田 台本上も乱入してもらう予定だったのですが、想像を超えた暴走でした(笑)。
事前に江頭さんは本当に大暴れしちゃうかも、という話はあって、映せない事態になったときは緊急時の画像を差し込むとことも決まっていたんです。でも、まさか本当に使うことになるとは……。
──カメラも急に上を向いていましたね(苦笑)。
米田 ほんとうに大暴れで、タイツも脱いでしまって……。江頭さんは基本的に生放送がNGの方なので、モンストラックアウトの生放送の番組は、じつはかなりチャレンジしているんですよね。個人的には期待していた通りの展開ですごくうれしかったのですが(笑)。
──モンストスピードくじでは当選者に即日配達するなど、こちらもかなりチャンジされていますね? 4周年でスピードくじを実施された経緯をお聞かせください。
米田 くじ企画はこれまで何度か実施しましたが、4周年でくじをやるならもっと驚きのあるものをやってみようということでスピードくじを実施しました。
──そこで即配達にもこだわったわけですね。
岡野 賞品にもっと違う価値を持たせられないかと考えたときに、“当たった次の日には自分の手元に届くかもしれないというスピード感”というのを思いつきました。
近い将来に起こるかもしれない出来事の方が、当選したときのイメージをよりリアリティをもって想像していただけると考えました。
──でも、ユーザーごとにくじを引く時間も違いますし、住んでいる場所も違うので、即日配達するための準備がたいへんですよね?
米田 そうですね。大金を運ぶことになるので、関連各社、警備会社の方々にいろいろと協力してもらいました。20人の高額当選者が同時に出る可能性もありますし、まったく違う地域に配達する可能性もあります。それに対応するために、20台のクルマとたくさんの警備員さんに常に待機していただいていました(苦笑)。
──ゲーム内では、コラボキャラクター初の獣神化の実装がありました。
テル 3周年の獣神化発表で初めてふたつの獣神化に分かれる“分岐獣神化”をウリエルで実装したのですが、ユーザーの皆さんには驚いてもらえて、インパクトを与えられたという印象があります。
「3周年はあれだけすごいことをやったのだから、4周年は何をするんだろう?」というユーザーさんの期待があるなかで、単純に同じことをしても驚いてもらえないのではないか。4周年の区切りのタイミングだからこそ、ふだんは考えられないようなことに挑戦してみようということになりました。
コラボキャラの獣神化はこれまでになく、実際にするだろうという予測もほとんどなかったように思います。XFLAG的に言えば、“ケタハズレ”なことに挑戦した結果が、今回のコラボキャラの獣神化とも言えますね。
──3周年に続いて“分岐獣神化”を実装されたのは周年タイミングだからでしょうか?
テル 分岐に関しては、獣神化に選んだコラボのキャラクターが、進化のほかに属性の異なる2種類の神化があったためです。それを活かすために分岐として盛り込みました。今回に関しては、周年だから必ず分岐獣神化を作るということではなくて、たまたまそうなっただけですね。
──ちなみに、妲己の獣神化発表を4周年イベントから1週後にした理由はあるのでしょうか?
テル 妲己の獣神化は、当初、10月1日の4周年イベントで発表するというアイデアも、もちろんありました。あの場でたたみかける案もよかったのですが、やはりコラボの獣神化ということが、ひとつとても大きな出来事だと思っていたんです。
また、4周年のキャンペーンは10月を通して、毎週いろいろな情報の発表や施策を企画していたので、10月1日はその先頭を切るイベントではあったものの、その時点がピークになり、落ちついてしまうのを避け、盛り上がりを持続できないかと考えました。
そういったこともあり、江頭さんにも協力していただき、その次の“モンストニュース”で発表となったわけです。
──クー・フーリン獣神化の発表も同様ということですね。
テル そうですね。10月の獣神化はキャラ数でいうと5体、6種類で、これまでにない数を出しています。ふだんと比べると少し多いですが、スペシャルな月で、周年のタイミングですからね。
──4周年では、爆絶感謝ガチャと人気投票ガチャのふたつがありました。この2種のガチャを実施しようと思ったのはなぜでしょうか?
テル 去年初めて実施した爆絶感謝ガチャは、非常に強いコンテンツでユーザーさんにもご好評いただいていたと思っています。僕らもスペシャルなときにしかやらないという認識があって、3周年で実施したときに「もしつぎにやるなら4周年しかないな」と決めていたんです。
でも、まったく同じ内容を実施するだけでは、ユーザーさんの予想の範囲内に納まってしまいます。また、爆絶感謝ガチャをパワーアップさせるという案もありましたが、1回引いたら終わりなので、先程の“10月を通して周年を盛り上げていきたい”という考えからはずれてしまいます。
そこで、爆絶感謝ガチャとは別軸のスペシャルな無料のガチャをもうひとつ用意し、違うタイミングで実施することで、ユーザーさんに続けて『モンスト』の4周年を楽しんでもらいたいということで企画したのが、今回の人気投票ガチャです。
──無料の人気投票ガチャの試みは初ですよね。
テル 今回のような形式は初めてですね。
──今回の4周年イベントはボリューム満点でしたが、5周年はどうなってしまうのか気になります。すでに構想されているのでしょうか?
テル 5周年に関してはこれからですが、基本的な考えかたは変わらないかと思います。ユーザーさんの期待値が高くなるなかで、それに応えられるようにというのもちろん、“もっと驚いてもらえるように、もっと楽しんでもらえるように”ということを考えながら、チャレンジをこれからもしていきたいです。
『モンスト』のゲーム要素はもちろんのこと、今回の江頭さんのテレビCMのような広告面であったり、リアルイベントだったり、さまざまな角度から驚きをお届けできるようスタッフ全員で日々考えておりますので、これからも楽しんでいただければありがたいです。
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