売上は日本円で2600億円以上
フィンランドに本社を置くモバイルゲーム開発会社Supercellは、2016年度の業績において、売上高:23億1500万ドル、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益):10億1400万ドルであったことを発表した。
(以下、リリースより抜粋)
2016年度は、会社設立以来、最もよい業績を挙げることができました。昨年3月にリリースした『クラッシュ・ロワイヤル(通称:クラロワ)』はリリース直後に131カ国においてトップセールスランキングで上位を記録し、とくに米国においてはリリース以降、 合計で130日間、ランキング1位を飾りました。日々750以上の新しいゲームがリリースされているモバイルゲーム業界において、もっとも競争が激しいいま、このような業績を残せたことは大変光栄です※。
(※Pocket Gamerによると、2016年にApp Store上で約28万の新しいゲームがリリースされました)
すでにリリースしている3つのゲーム(『ヘイ・デイ』、『クラッシュ・オブ・クラン』、『ブーム・ビーチ』)を引き続き皆さまにお楽しみいただいていることも、『クラッシュ・ロワイヤル』の成功と同様、我々にとって誇りです。ランキングの上位を維持できることは弊社にとって非常に重要なことです。”最高の人材が、何年もプレイし続ける最高のゲームをつくる”というSupercell のビジョンの通り、何年ものあいだ何百万人もの方々がゲームをプレイしてくださり、弊社のゲームが皆さんの生活の一部となっていることを見ることができ、感慨もひとしおです。
また、世界5ヵ所にあるオフィスの社員213人という小規模なチームでこのような業績を収められことをうれしく思います。
<補足事項>
Supercell の各ゲームがリリース以来、⽶米国でのゲームトップセールスランキングTOP10にいた合計日数は下記の通りです。
『クラッシュ・オブ・クラン』⇒1603日
『ブーム・ビーチ』⇒616日
『クラッシュ・ロワイヤル』⇒347日
●ヘルシンキを拠点とするゲーム開発会社Frogmindへ51%の投資を行いました。
●2016年、Tencentと戦略的パートナーシップを結びました。2016年後半に、Tencentのコンソーシアムが102億ドルでスーパーセルの株式76.9%を買収しました。