『シャドバ エボルヴ』コラボパック“カードファイト!! ヴァンガード”新カード2枚(ビショップクラス)をファミ通App独占公開!
2024-06-03 17:00
ちょもすと申します。更新が滞っていたあいだ何をしていたかといえば、『シャドウバース』をしていました。
おかげでMPランキングの1位になったりもしたんですが、こう、自分が突き詰めてやればやるほどマスターランクへの道の更新は遅くなるというのは何かジレンマを感じますね。言い訳です。ごめんなさい。
今回は脳内対戦の大切さについて考えてみようと思います。
スマホの電池がなくてもシャドウバースについてできることはあります。
電池がないからといって明日の彼女とのデートコースについて考えている場合ではありません。『シャドウバース』のことを考えましょう。
おもにデッキ構築の部分で重要になることですが、脳内で対戦してみると問題や疑問が生じる、ということはよくあります。
前回少し触れた部分ですが、自分の作ったデッキと、環境で最強とされるデッキや苦手とされるデッキとは必ず脳内で戦いましょう。このとき大事なのはお互いに最高の動きをしたときに試合がどうなるか、です。
1ターン目に相手が詠唱:白翼への祈りを置き、こちらがターンエンドすると、2ターン目に相手は詠唱:獣姫の呼び声を置きます。
考えるだけでもう『シャドウバース』を辞めたくなりますが、こうしたとき、自分のデッキは果たしてここから戦いうるデッキになっているのかという想像するのです。
詠唱:白翼への祈り |
【カードの効果】 カウントダウン 2 ラストワード ホーリーファルコン1体を出す。 |
詠唱:獣姫の呼び声 |
【カードの効果】 カウントダウン 3 ラストワード ホーリーファルコン1体とホーリーフレイムタイガー1体を出す。 |
もし戦いになっていないのなら、おとなしくデッキを考え直しましょう。
2016年10月19日の現状で、獣姫の呼び声を聴いただけで憤死してしまうようなデッキは、マスターランクを目指すうえで適切なデッキではありません。
実際の対戦をイメージすることで気付けることもあります。
たとえば、一見消滅と相性が悪くビショップには勝てないと思われがちなネクロマンサーですが、序盤戦は決してビショップ相手にひけをとっていません。
ネクロマンサー側がフォロワーを大量に展開できる動きならば、2~3ターン目のビショップは漆黒の法典を打つかアミュレットを置くかの2択になり、相手が法典を打つなら獣姫が置かれない、といった状況になるからです。
序盤で盤面の有利を取れれば、相手の獣姫から出てきた虎や鳥もこちらのフォロワーを対処せざるを得ない状況になり、疾走ビショップが持つ本来の強力な動きを阻害できます。
ネクロマンサーの序盤の理想的な動きそのものが、獣姫をはじめとした各種アミュレットの強さを下げるという考えかたです。
もっとも鉄槌の僧侶が登場したり、カードが2枚以上同時にプレイできるようになる4ターン目以降はさすがにビショップが有利ということになりますが、序盤の展開と押し込めるカードの枚数次第では、戦うことも十分に可能なマッチアップであるということです。
アミュレットを置く余裕を与えないことで有利を取る、という全体の動きに気付くには、脳内で対戦することが重要です。
また、負けてしまった試合の“もし”を頭の中で考えることも重要です。もし、あのときこういうプレイをしていたらどうなったか、あるいは5ターン目の手札にあったあのカードがもしあのカードだったら、など考えられることはたくさんあります。
あるときにプレイしたカードが1枚違っただけで、展開が大きく変わるということは十分にありえます。
たとえば進化後に残る体力が4になるフォロワーを出すか、3になるフォロワーを出すかが違っただけで、返しのターンに相手に漆黒の法典を打たれるかどうかが変わります。
そうなれば相手の手札に漆黒の法典が残ったままになりますから、その後の展開も大きく変わる、というわけですね。
ほかのカードゲームに比べ、1ターンあたりの選択肢がそこまで多いゲームではないので考えた結果「どうしようもなかった……」ということも少なくないゲームですが、それでも思考を停止せずに考え抜くことは大切です。
負けたときはスマホを投げたくなる気持ちをぐっとこらえて、脳内で試合を振り返りましょう。マスターランクになるために必要なのは、カルシウムと脳内対戦です。
第4回“バージョンアップ直後の戦いかた” | 第6回“出さない選択肢” |
▼マスターランクへの道まとめ(最新回)
“マスターランクへの道”連載中!
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