『拡張少女系トライナリー』のメインキャスト5名が勢揃いしたスペシャルステージリポート【TGS 2016】

2016-09-19 00:20 投稿

プロデューサーの土屋氏も太鼓判の面白さ

2016年9月15日から9月18日まで開催されていた東京ゲームショウ2016。このイベントに出展していたコーエーテクモゲームスにて『拡張少女系トライナリー』のステージイベントが催された。

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本ステージでは、プロデューサーの土屋暁氏(以下、土屋氏)が本プロジェクトについて語ったのち、逢瀬つばめ役のたけだまりこ(以下、たけだ)、國政綾水役の中惠光城(以下、中惠)、ガブリエラ・ロタルィンスカ役の八木侑紀(以下、八木)、恋ヶ崎みやび役の萩原あみ(以下、萩原)、卯月神楽役の平山笑美(以下、平山)といった主要キャストが勢揃いするステージとなった。

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▲登壇者。左から平山、八木、たけだ、中惠、萩原、土屋氏。

『拡張少女系トライナリー』について

本作は、コーエーテクモゲームス内のガストブランドと東映アニメーションがコラボレーションして誕生したアニメーションとゲームが融合したコンテンツ。ゲームの中にアニメーションが挿入されるタイトルはこれまでにもあったが、本作はそうではなく、アニメはテレビアニメレベルのクオリティーで楽しめる。そこにゲームとしてのコンテンツも加わり、お互いのすみわけがしっかりされつつも対等な立場で両方を楽しめるタイトルに仕上げているとのこと。

なお、プロデューサーの土屋氏は今回初となるアニメの原案も担当されている。また、それをもとにシリーズ構成を担当するのは兵頭一歩氏(『魔法少女大戦』、『ReLIFE』などのシリーズ構成、脚本を担当)となっており、土屋氏も本作の面白さに太鼓判を押していた。

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そんな本作のゲームは、メインストーリーが進むアニメの裏側。アニメのキャラクターたちが話の合間にどんなことをしているのか? 彼女たちはどうやって成長をしているのか? といった、アニメでは表現しきれない本作の裏側を深く掘り下げることで、『拡張少女系トライナリー』という世界をより知ってもらう。また、それらを踏まえて物語が進むアニメも楽しんでもらうという形をとっていくとのこと。

なお、ゲーム版でのおもな行動は、フェノメノンという超常現象と戦う5人の少女(メインキャラクター)との交流となるという。彼女たちを支え、勇気づけることで物語も先へと進んでいく。架空のチャットツールを用いて、彼女たちと交流をし、戦闘少女として立派に成長するよう支えるのだ。

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※画面は開発中のものとなります。

メインキャスト勢揃いからのキャラクター紹介

ゲームの紹介が土屋氏から行われたあと、メインキャストとなる5名が登壇。あわせて各キャラクターの紹介が行われた。

■逢瀬つばめ

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非常に元気で向こう見ず、思ったことを一直線にやってしまう行動力をもつが、基本はドジっ子。しかし頑張り屋でもあるのでほかのキャラクターを気持ちで引っ張ってくれるとのこと。

このキャラクターを演じることが決定した際、たけだは「最初はホントに信じられず、この(TGS 2016の)ステージに登壇していることですら、いまだに信じられないくらいうれしいです!」とコメント。

年齢やドジである部分など演じるキャラクターとの共通点が多いらしく、素のままに演じることができたとのこと。

■國政綾水

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通称あーやと呼ばれる彼女は、トライナリーメンバーのリーダーであり、最古参でもある大学生。お姉さんキャラとして面倒見がいいが、非常に堅物な一面ももち、どうやったらトライナリーメンバーをまとめられるかという部分が彼女の見どころになっていくとのこと。

演じることが決定したときの気持ちとして中惠は「あーやのようなみんなをまとめるお姉さん役というのが個人的に大好きで憧れていて、オーディションを経て役が決まったときはホントに驚きました」とのコメント。実際のアフレコではあーやと同じように“みんなカワイイ”といった姉目線の気持ちで現場入りしているとのこと。

■ガブリエラ・ロタルィンスカ

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ポーランドから日本に来ているトライナリーメンバー最年少の女の子かつツンデレ少女とのこと。しかし、デレっとするカワイイ一面は案外早く見れるとのことなので期待したいところだ。

キャラクターに演じるうえで八木は「出身地やツンデレ、自分に対してもきびしいといった性格面など、自分との共通点がほかの子と比べて少ないというのが第一印象でした。その後、演じていくにつれてガブリエラから教わることがホントに多くて、それらを吸収しながらガブリエラちに近づきつつも楽しく演じています」と回答した。

■恋ヶ崎みやび

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トライナリーメンバーで年齢が2番目に高い高校3年生の女の子。高知県出身で土佐弁がバンバン出てくる上、不思議ちゃん属性のため、言動がすべておかしなことになっているらしい。しかし、内面は非常にしっかりしていて、本作のキーパーソンになっていく可能性を持っているという。

キャストの萩原は「土佐弁ということに驚きを隠せませんでしたね(汗)。実際しゃべれるのかっていうところが不安だったが、友人・知人に聞いたり、ほかのキャストに土佐弁を実際にしゃべれる人がいたので、レクチャーを受けながらアフレコをがんばっております」とのこと。不思議ちゃんということで不思議を意識したが、不思議ってなんだろうと逆に迷走してしまった様子。しかし、みやびのすべてを理解していないからこそ、不思議っぽく演じられるかもと逆転の発想で演じているらしい。

■卯月神楽

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逢瀬つばめの同年齢、基本は“ほわっ”としているらしいがライトノベルが大好きなガチオタで、つばめをそっちの世界に引っ張っていこうとする模様。つばめと神楽は非常に仲が良いとのことなので、作中でも仲良しコンビの様子を楽しんでもらいたいとのこと。

演じた平山は「華奢でかわいらしい清楚系の女の子を演じることが初めてだったのでキャストに決まったときはホントにただただ嬉しくて、見た目は華奢で清楚なんですが紹介された通りガチオタなので、つばめを自分と同じ深いところに巻き込もうとしている様子を演じながら、神楽についていけるように頑張っております。あのビジュアルでガチオタなのでまさに最高です」とコメント。

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アフレコで苦労したことは?

以上でキャラクター紹介は終了となったが、キャストに“アフレコで実際に演じる上で苦労したことなどはあったかという?”といった質問が投げかけられ、それぞれ思っていたことを回答していた。

たけだ:アフレコ自体が初めてだったので、わからないことばかりで大変でした。でもメインキャストのみんなをはじめ、多くの人たちが支えてくれたので、楽しく演じられました。

中惠:トライナリーのリーダーで最古参なので、つばめちゃんにトライナリーについてなど、説明シーンが多くて、それがかなり長い台詞だったりしたので、それをしっかり言うことが最初の難関でした。あとは、戦闘時に大剣を使った近接戦闘を行うのですが、スピーディーな戦闘を演じるのが大変でしたね。

八木:ガブリエラのテンションが上がっていくと、自分の素が出始めてしまい、ガブリエラとしてのキャラと素がぶつかってせめぎ合いになってしまいがちだった。そして素が勝利してしまうと、ガブリエラを演じるうえでトーンを抑えめで演じているのですが、トーンがドンドン上がってしまい、周りに抑えて抑えてと促されてしまう部分が多々ありました。

萩原:自分もアフレコが初めてだったんですよ、でもまり助(たけだまりこの愛称)がはじめてなんです!ってずっと言ってる中、私もはじめてなんですって言いにいくのが難しくなってしまって、周りにはじめてだってことがばれないようにやっていくのが大変でした。そのせいか、緊張しすぎて1話のアフレコのときの記憶があまりないですね(汗)。

平山:神楽ちゃんはつばめちゃんと同年齢なので、(たけだまりこちゃんが)現役の子だということもあって、現役っぽさといいますかテンションなどを一生懸命吸収しようとまり助のことを徹底的に観察し、吸収するために努力しています。

なお、土屋氏いわく5人はトライナリーのメンバーと同じくらい仲がよく、その和気あいあいとした雰囲気やチームワークが演じているキャラクターたちにもマッチして、お互いが成長していい味が出ているとのこと。作中でのトライナリーメンバーの様子や雰囲気にも期待してもらいつつゲームのサービス開始ならびにアニメーションの放映を待っていてもらえればと思う。

そんな本作では現在事前登録を受付中。登録者数が増加することで事前特典の内容が豪華になっていくので、チェックしてみてほしい。

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拡張少女系トライナリー

メーカー
コーエーテクモゲームス
配信日
2016年配信予定
対応機種
iPhone、Android

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