【新作】ゲームと音楽の融合が生んだ突き抜ける気持ちよさ『Geometry Dash』

ムズい、けどやめられない！

音楽は、ゲームにおいてかなり大きな要素といえる。楽しい音楽に身を委ねて遊ぶゲームには、なんとも言えない気持ちよさがある。

ということで今回紹介したいものは『Geometry Dash』。

ゲームジャンルとしては、おそらくジャンプアクションの部類に属すると思われるが、ちょっとユニークなゲームなので、そういった点も紹介していこう。

さっそくだが、本作の何がユニークなのか？　それは、キャラクターがただの四角であること。プレイヤーはこの四角を操って、といっても操作はジャンプだけ。強制スクロールが進むなか、ジャンプだけを使ってさまざまな障害物を越えていくといった内容となっている。

この障害物がまた絶妙な配置となっており、難易度は高め。しかし、難易度が高くてもついついやり込んでしまう魅力がある。それがジャンプとリズムの融合。

ジャンプするべきタイミングと音楽のリズムとが絶妙に合っており、リズムに合わせて障害物を越えていけるので、とにかくジャンプするだけで気持ちいい。とくに細かくジャンプをするような場面では、まるで自分でリズムを刻んでいるような気分になり、ちょっとしたトランス状態に。

ミスをしても即座に再スタートがなされるので、難易度の高さはデメリットになっていない。何度でも何度でも、ガンガンリスタートを切ってゴールを目指していこう！

ちなみに、どれくらい難しいのかを簡単に説明すると“筆者がもっとも易しいステージをクリアーするのにかかったリトライ数が約70回”になるくらい。ゲーム業界に携わっているので、ゲームは下手なほうではない（と思う）。それでも、これくらいはリトライさせられたのだ。でも、それでもついつい遊んじゃう！

電子音が奏でる小気味よい音楽と、それに連動するジャンプアクションにこれほどまでの中毒性があるとは思いもしなかった。死に覚えゲーの要素と、リズムアクションの要素が含まれた本作、ゲーマーにはぜひとも挑戦してもらいたい。

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