台湾の人気スマホSRPG『レルムクロニクル』ほか気になる2タイトルが日本上陸?【TGS 2016】
2016-09-15 19:48 投稿
台湾の日本ゲーム好きクリエイターが開発!
2016年9月15日に千葉・幕張で行われている東京ゲームショウ2016で、台湾のシーナ・ゲームスが開発するSRPGスマホアプリ『レルムクロニクル』が今年度末に日本で配信予定であることが明らかになった。パブリッシャーはMobimon社。
『レルムクロニクル』は台湾にて配信後ブームになったタイトル。プロデューサーの呉氏は「日本はゲーム業界において世界中で重要な拠点となっています。自分も数十年間、日本産ゲームを長くプレイしてきたゲーマーです。今回は優秀なパートナーのMobimon社と協力し、日本市場を開拓することについて、この聖なる国を巡礼するような気持ちがします。長い間日本のゲームを遊んできたので、これを機会に日本のプレイヤーと交流したいと思います」と語った。
パブリッシングを行うMobimon社は、スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』、『乖離性ミリオンアーサー』、KLabの『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』、セガゲームスの『チェインクロニクル』、バンダイナムコエンターテインメントの『SDガンダム ジージェネレーションフロンティア』などの日本で有名なスマホタイトルを、台湾、香港、マカオでサービスしている台湾のパブリッシャーだ。
発表会では、『レルムクロニクル』日本版の概要も紹介された。
▼PVはこちら
本作の物語の舞台は、戦争中の国“エルバラン王国”。この世界には魔法と剣が存在する。プレイヤーは主人公となり、ある重大な事件に遭遇することになり、そこから自分探しの旅に出ることを決意。
旅の途中にさまざまな仲間と出会い、協力したり、ときには真っ向から対決したりすることも。
出会う人々の中には、理念が異なる者もいるし、自分利益のために行動する者もいる。すべてを破壊したい者もいれば、すべてを守りたいと願う者もいる。いったい、どんな冒険があり、どんな人々と出会うことになるのか……。というもの。
本作は、プレイヤーがアバタ―を作って冒険をするSRPG。まるで自分がその世界に生きているかのように、物語の一部として登場する形となる。さらに各キャラクター専用シナリオも豊富にあり、かかわるキャラクターたちと深い絆を結ぶことになる。
100万字以上のシナリオテキスト、100人以上のキャラクター、100ステージ以上ある膨大なメインストーリー及び外伝シナリオによって、仲間との繊細な絆と広い世界観を描いているのだという。このさまざなキャラクターと結ぶ絆が、バトルにもかかわってくるようだ。
バトルシーンにはフィールドにマス目が描かれている。地形優勢、キャラクター属性などのほか、スキルや装備などの要素はあるが、背後からの攻撃が強いといった複雑な行動はない。
刻々と変わる戦局、無限大の戦略、独特な職業、多様なスキルの組み合わせで、幅広い戦略を味わうことができる。
本作の独自システムである“詩歌システム”が搭載されている。いわゆる奥義が発動する仕組みだ。
また、“王家騎士団クエスト”というレイドバトルのようなものもあるようだ。異世界からの強敵に挑戦しよう。
本作に関して、日本に既にある同ジャンルのスマホアプリとの差別化できる点は?という質問が記者から飛ぶと、呉氏は「難度を少し高めに設定した。コアゲーマーにも満足していただけると思う」と語った。
続いて、日本版でCVを担当することになった声優の荒浪和沙と、大橋歩夕のふたりが登場し、ストーリーモードの一部を読み上げる、生アテレコを披露した。
なお、じっさいには、ボイスはフルボイスではなく、戦闘中などに入る形となるということ。
今クオーター中に配信予定とのことだ。公式Twitter もあるので、そちらで最新情報をチェックしよう!
また、この日は、そのほかにシーナ・ゲームスが開発する2本のスマホアプリ紹介された。これらの2本は、近くに日本で配信する予定はないのだが、日本配信も視野に入れたいとのこと。画面写真に日本語で説明が書いてあることから考えると、そう遠くない未来に体験できるかもしれない。
『トリオ・ソナタ』は自分の端末に保存してある音楽と連動!
まず紹介されたのはアクションゲームの『トリオ・ソナタ』。3Dのキャラクターを操作して、3人のプレイヤーでの共闘バトルが楽しめる本作では、“音律”というシステムが特徴的。
音律は“固有音律”と“誘導音律”に分かれており、固有音律はゲーム内にて入手可能。一方の誘導音律は、プレイヤーの端末に保存してある音楽から設定される。この誘導音律は、保存音楽の波形により、ランダムな補助効果を生み出すとい う。
リアル対戦艦隊RPG『フラグシップ』公開!
つぎに紹介されたのは、台湾でも配信されたばかりの『フラグシップ』という戦略ファンタジーRPG。
プレイヤーは新人指揮官となり、精密な戦略で艦隊を導き、敵軍を撃退していく。バトルはリアルタイムで進行。カードバトルのような戦略と心理戦が楽しめる。
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