モンスターストライク攻略まとめ
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モンスターストライクの攻略記事

YouTubeで始まる毎話7分間のアニメ版『モンスト』に込められた想い

2015-07-22 15:17 更新

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モンスターストライク

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2015年7月2日、ザ・リッツ・カールトン東京にて、2015年10月10日公開予定の『モンスターストライク(以下『モンスト』)』アニメ製作発表会がおこなわれた。以下、詳細なリポートをお届けする。

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▲受付前にあったアニメのキービジュアル。“バハムート”に立ち向かう少年、肩に乗る赤いモンスター、そして渋谷のように見える街

オープニング

オープニングには俳優の金子昇氏が登壇、『モンスト』の魅力を語りつつ、司会進行を務めた。

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▲“百獣戦隊ガオレンジャー”の“ガオレッド”役でお馴染みの金子昇氏。

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▲『モンスターストライク』プロデューサー、木村弘毅氏(以下、木村氏)。まずはVTRでの登場。

木村氏が語る『モンスト』アニメの展望

木村氏はまず、アニメはテレビではなく、YouTubeで発信すると述べた。YouTubeをプラットフォームに選んだ理由としては「現代はお茶の間で家族みんなでテレビを見る機会は少ない。YouTubeは時間と場所を選ばず、自由に視聴できることがメリット」と述べた。また、同アニメを“運営型のアニメ”と位置づけ、「テレビアニメのように何クールと区切りがなく、アプリと同様に期限のないコンテンツ」とした。

アニメは7分間! その理由とは

同氏は「メインターゲットは中学生である」と語る。さらに、実に90%以上の小中学生がYouTubeに触れているというデータもも交えつつ、「YouTubeの平均視聴時間は約10分」であることから、「サクっと見られる長さ」として7分を選択したという。

なお、アニメは日本語版のみではなく、外国語字幕版を同時配信するとのこと。すでに4言語で対応している『モンスト』ならではの、グローバルな展望を語った。

木村氏が登壇

ここで、木村氏が壇上に登場、会場は拍手に包まれた。

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▲氏の登場時に流れたのは『モンスト』降臨クエストのボス戦BGMだった。

木村氏は、「アニメ『モンスト』とアプリ『モンスト』の連携は予定している」旨を語った。例として、YouTubeでアニメを配信後、実際に作中で戦ったボスと、アプリの中で戦うことができるといった仕組みを挙げ、“より立体的なエンターテイメント”になることを強調した。

また、アプリ『モンスト』のキャラクターデザインはデフォルメ調のものであることに対し、アニメ『モンスト』では「モンスターを現実に落とし込む」ことをコンセプトに、特にボスに関しては“怖さ”があると述べた。

さらに、「アプリとの連動以外にも様々な仕掛けを予定している」ことを伺わせる発言も。氏は「ゲームアプリと他作品のコラボはある意味当然」であるとしつつ、「アニメ内でおこなう例は稀」と付け加えた。

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▲別作品とコラボ⇒アニメの画風もコラボ先のものにしてみるなど、遊び心溢れる試みもしたいと語る。

次いで、 グーグル株式会社執行役員 YouTubeパートナーシップ日本代表の水野有平氏(以下・水野氏)が登壇。

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▲左:水野氏、右:木村氏。固く握手を交わす。

水野氏は「YouTubeにとって『モンスト』とは?」との問いに「素晴らしいタイトル」と即答、その理由として、「YouTubeの中でゲーム関連動画の需要は非常に高く、トップ100の半数がゲームコンテンツで占められている。更に今回のアニメ化の流れを受け、多くの人により素晴らしい体験をしてもらえる」と答えた。

なお、最初にアニメ化の話を耳にしたとき、水野氏は「ビックリした」と素直な心情を語った。

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▲アニメ化に際し、木村氏は水野氏に「時代を変えるためにはYouTubeしかない」と相談したとのこと。

水野氏は同アニメをYouTubeで配信することについて、「スマートフォン/タブレットで気軽に見ることができる」「それを通じ、多くの人々が触れあうことができる点がメリット」と締めくくった。

アニメPVが公開!

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▲スマホを手にした少年、“焔(ほむら)レン”。いつものように『モンスト』をプレイしていると……、

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▲突如、空に出現した紋章。そこから現れるのは……。

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▲巨大なモンスター“バハムート”降臨! アプリとは大きくデザインが異なっているところがポイント。

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▲うろたえる主人公の前にスマホから出現したモンスターの“オラゴン”。可愛らしいルックスだが、頼りになるのだろうか……?

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▲『モンスト』ではお馴染みの“引っ張る”動作をする主人公。変化した風貌に注目。背後には人気モンスター“坂本龍馬”が控える。

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▲主人公の指の動きに同調、“バハムート”にピストルを連射しつつ突貫する“坂本龍馬”。戦いの行方は!?
キャプチャ
▲龍馬が飛んでいる時のワンシーン。自分が好きなモンスターを登場させることができるかも!?

マックスむらい氏、HIKAKIN氏、登壇

アニメPVが終了後、YouTuberのマックスむらい氏(以下、むらい氏)、HIKAKIN氏が壇上に登場した。

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▲左:マックスむらい氏、右:HIKAKIN氏。

むらい氏はPVを受け、「すごいクオリティ。渋谷(現実世界)を反映した世界観が恰好良い。放送が楽しみ」などと、興奮した面持ちで語った。HIKAKIN氏は「事前にアニメ化の話を聞いていたが、どうやって戦うのか、全く想像できなかった。実際にPVを見たら、“なるほど、こうきたかっ!”と」など、『モンスト』をどうやってアニメで表現するのか? という点にフォーカスしたコメントを語った。

PVの高いクオリティについて、むらい氏はさらに言及、「アニメでここまでのバトルシーンは予算が……」との発言に対し、木村氏は「テレビアニメに遜色のないクオリティで制作する。プレ(テレビアニメの宣伝アニメ)ではなく、“本番”をYouTube上のアニメとして配信します」と語った。

また、YouTuberとしての視点から、両氏とも“7分間アニメ”を「とても見やすい長さ」と評した。

アニメにマックスむらい、HIKAKINが登場か!?

木村氏が、『モンスト』アニメとむらい、HIKAKIN両氏とのコラボを匂わせる発言を口にし、両氏とも「出るんですか!?」と驚愕、「台詞も1〜2個、いただける感じですか?」と会場の笑いを誘った。

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▲木村氏いわく、「おふたりのファンは多い。(出演するとすれば)ファンの方に喜んでいただける仕掛けにしたい」とのこと。

「もしアニメに出演するならば、どんな役がやりたいですか?」との質問に、むらい氏は「地球を救うヒーローになりたい」、HIKAKIN氏は「助っ人として現れたい」と述べ、両氏とも「(主人公たちと)一緒に戦いたい」と語った。

クリエイターセッション

続くクリエイターセッションは、ストーリー・プロジェクト構成のイシイジロウ氏(『428〜封鎖された渋谷で〜』総監督など)のVTRから始まった。

同氏は、昨年2014年10月、木村氏から『モンスト』の3DSとアニメ化の話を受けた。しかし、当初イシイジロウ氏は、「子供向け市場では、ひとつのコンテンツが勝つと、他の全てを独占する傾向にある。『妖怪ウォッチ』や『ポケモン』に真っ向勝負で勝つことはできない」と木村氏に伝えた。そこで、「『モンスト』の新しいコンテンツをどこで展開するのか?」を両氏間でディスカッションしたところ、すでに普及率が高かった中学生をメインターゲットに据えること、既存のテレビアニメではなく、「YouTube専用アニメを作る」という結論に達したという。

イシイジロウ氏は、このプロジェクトをスタートさせるためには、以下の点が必須であったと強調した。

・メインターゲット(中学生)に対し、“刺さる”仕掛けを実践できるメンバーの誘致
・スマホとアニメの連動
・上記を1年以内におこなえるかどうか

次いで、イシイジロウ氏本人が登壇。

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▲木村氏と抱擁を交わすイシイジロウ氏(右)。

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▲しかし次の瞬間、木村氏がイシイジロウ氏に対し相撲を仕掛けるという事件が! 結果はご覧の通り。

その後、キャラクター原案を手がけた岩元辰郎氏(『逆転裁判』キャラクター原案など。以下、岩元氏)、ウルトラスーパーピクチャーズ・プロデューサーの平澤直氏(以下、平澤氏)、シリーズ構成・脚本の加藤陽一氏(『妖怪ウォッチ』、『アイカツ!』シリーズ構成・脚本など。以下、加藤氏)、監督の市川量也氏(以下、市川氏)が登壇、それぞれ作品に対する意気込みを語った。

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▲左からイシイジロウ氏、岩元辰郎氏、平澤直氏、加藤陽一氏、市川量也氏。

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▲岩元氏が初期に描いたというイラスト。ラフにも関わらず、主人公(左上)の造形は、現在のものとほぼ同じデザインに達している。

続いて、5人のクリエイターによるクロストークが始まった。アニメの構想について、「『モンスト』は3000万ユーザーを抱えるコンテンツ。ユーザーはコアな人からライトな人まで様々」という前提に立った上で、「現実世界で『モンスト』の“モンスターを引っ張って飛ばす”という動きが実現したら面白いのではないか?」という案に端を発するという。

また、「アニメの立ち位置としては『遊戯王』や『ヴァンガード』に近く、ユーザーに追体験を促せるコンテンツ」としつつも、「スマホから実際にモンスターを召還できる、リアルな街に(敵の)モンスターが現れる」といった臨場感を重視したと語られた。

YouTube用7分アニメの作り方

「通常のアニメの枠は30分。実際の内容は20分程度。だからといって、単純にそれを3で割ればいいという話ではない。7分間でユーザーを満足させる必要がある」とイシイジロウ氏は語る。それを受け、市川氏は「シナリオを見て、短い時間の間に笑いからシリアスまで、振り幅が広い。短いというよりも、密度の濃い作品だと思う。意欲的に取り組んでいきたい」と語った。平澤氏も「加藤さんの脚本とみて、短時間=ドラマが薄くなるわけでなないということを実感している」と述べた。

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▲「30分はあくまでテレビのフォーマット。これを機に7分というフォーマットが広まる可能性もある」と語る平澤氏。

また、YouTubeというプラットフォームの関係上、ユーザーが視聴するデバイスはそれぞれに異なったものになることが前提となる。それに対しては大画面〜スマホでの視聴を問題なくおこなえるよう、マルチデバイス化をした上で提供するとのこと。

原作とのデザインの違い

デザインに関しては、岩元氏以外に、本家『モンスト』の“イザナミ”などのキャラクターデザイン担当も参加、未だに正解は探り続けているという。

「SDのキャラクターを単純にリアル風にすることは簡単であるが効果的ではない」であるとし、「デフォルメされた人気モンスターを、魅力的にアニメに落とし込む」ことの重要性を語った。

気になる3DS版は?

ニンテンドー3DS版についても触れられ、「現在、アニメと平行して開発をおこなっている」「3DS版のストーリーはアニメに準拠」「発売日は未定」といった情報が明らかにされた。

声優陣紹介

最後に、主人公の“焔レン”役の小林祐介氏(『アルスラーン戦記』主人公・アルスラーン役など)、“オラゴン”役の福島潤氏(『弱虫ペダル』鳴子章吉役など)、ヒロイン役のLynn氏(『スクールガールストライカーズ』李野田真乃役など)が登壇、アニメへの意気込みを語った。

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▲主人公の“焔レン”役の小林祐介氏。「早く第1話を見て安心したい」と笑顔で語った。

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▲“オラゴン”役の福島潤氏。「真面目な“オラゴン”を演じたいです」とおどけてみせる同氏。

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▲ヒロイン役のLynn氏。『モンスト』は朝の4時くらいまでやってしまうほどハマっているとか。

主演声優陣はいずれも『モンスト』ユーザーとのことで、和気藹々とした和やかな雰囲気でトークが進んだ。

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▲特別に“オラゴン”も駆けつけてくれたぞ!

今回、ヒロインはシルエットのみで名前などは「明かせない」とのことだったが、Lynn氏いわく、「『モンスト』が大好きな女の子です」とのこと。なお、ヒロインの詳細は8月2日幕張メッセにて開催の『モンストフェスティバル』で公開される。

まとめ

以下、今回発表されたPVで新たに判明したポイントをおさらいしよう。

・舞台はファンタジー世界ではなく、実際の現実世界がモデル
・主人公はモンスターではなく、人間の少年“焔(ほむら)レン”
・飛び出してきた赤いモンスターの名前は“オラゴン”
・スマホからモンスターを召喚して戦う
・突如現れたドラゴンは新モンスターではなく、“バハムート”
・“坂本龍馬”を召喚時、主人公の髪色/髪型が変化

“バハムート”のデザインがアプリ内とは大きく変わっていることは、木村氏が語った「現実にモンスターを落とし込む」という点、繰り返し強調された「実際に出現する怖さ」という要素ゆえと思われる。

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▲登壇者全員から熱気を感じる製作発表会だった。

2015年10月10日、『モンスト』がYouTubeに、そしてアニメ界に新しい風を巻き起こすことに期待したい。

攻略動画、やってます。

■ターザン馬場園のTwitter
http://twitter.com/tarzanbbzn

■タイガー桜井のTwitter
http://twitter.com/tiger_sakurai

■宮坊のTwitter
http://twitter.com/Miyabo01

■女尻笠井のTwitter
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モンスターストライク

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ジャンルアクション
メーカーミクシィ
公式サイトhttps://www.monster-strike.com/
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