『モンハンNow』渋谷で狩猟祭!! 満足度と課題を考える初大型リアルイベント体験リポート

by深津庵

『モンハンNow』渋谷で狩猟祭!! 満足度と課題を考える初大型リアルイベント体験リポート
モンスターハンターNow
この記事に関連するゲーム

モンスターハンターNow

広告

約2万人のハンターが渋谷に集合


2024年10月12日・13日、『モンスターハンターNow』(以下、モンハンNow)初の大型有料イベント“モンスターハンターNowカーニバル 2024:渋谷”が開催。

国内外から約2万人のハンターが渋谷に集結、対象エリアのさまざまなスポットを散策&狩猟に挑んだ。

本記事では明治公園や北谷公園などハンター同士が交流できる5つのスポットを中心にどんなイベントだったのかをフリーライター・深津庵の目線でリポート。

実際に参加して得られた満足度と課題についても最後にまとめていく。

[IMAGE]
広告

明治公園で行われたオープニングセレモニー


2024年10月12日(土)AM8:30、本イベント開催に先立ちスポットのひとつ
“都立明治公園”でオープニングセレモニーが開催された。

Nianticから河合敬一氏と長野剛氏、カプコンの砂野元気氏、そして渋谷区観光協会の金山淳吾氏が登壇。

『モンハンNow』を通じて狩りはもちろん新しい渋谷の魅力を発見してほしいと河合氏。長野氏は安全第一を心がけつつユーザー同士の交流を楽しんでほしいことを周囲のユーザーに伝えた。

そして渋谷区観光協会の金山氏からは現在渋谷区は街全体で再開発が進んでいること、
日々変化していく渋谷区の魅力を知ってもらうためにも実際に散策し体験できる当イベントはピッタリであると意気込みを明かしてくれた。

[IMAGE]
▲左からカプコンの砂野元気氏、渋谷区観光協会の金山淳吾氏、Nianticの河合敬一氏、長野剛氏。

5ヵ所のモンハンスポットをめぐろう


当イベントのために渋谷には全部で5つのスポットが設営された。

深津は今回そのひとつでありオープニングセレモニーが行われた“都立明治公園”をスタート地点に設定。

その後、混み合う前に渋谷駅前に移動し、北上しながら各スポットを覗いて再び都立明治公園に戻るルートで散策した。

■都立明治公園
[IMAGE]
▲都立明治公園にはフォトスポットや展示物。ユーザー同士が交流できるコミュニティテントが設営されていた。
[IMAGE]
▲本編中にも登場するアイルーデザインの肉焼き装置も設営。
[IMAGE]
▲こちらが閉じているときのもの。うん、これかわいいよね。
[IMAGE]
▲とても大きな公園で且つブース展開も充実していたので居心地がよかった反面、両日ともに砂漠エリアだったのでリオレウス希少種を狙うハンターにとっては不向きなスポットだった。
■青山キラー通り商店会
[IMAGE]
▲こちらは“モンハンNow カーニバル 2024:渋谷”の旗が街頭に飾られ、移動中にもイベントの空気感を感じられた。
■Shibuya Sakura Stage
[IMAGE]
▲実物大を連想させる大きなジンオウガのバルーン。モンハン系のイベントではよく出会う個体で「ひさしぶり」と思わず声をかけたくなる存在だ。
[IMAGE]
▲偶然このスポットにタマミツネが出現。せっかくなのでARフォトモードで並べてみた。
[IMAGE]
▲今回のイベントを象徴する新モンスター・ネルギガンテといっしょに撮影できるフォトスポット。
■渋谷PARCO
[IMAGE]
▲屋外にはディアブロスを中心にプケプケやレイギエナなどが描かれた大型パネルが展示。
[IMAGE]
▲本作のクリアファイルが配布されていた渋谷PARCOの6階にあるカプコンストア。
[IMAGE]
▲こちらが配布されていたクリアファイルだ。起動画面(縦サイズ)ではわからなかった両サイドの構図をゆっくり観察できるうれしいグッズだ。
■北谷公園
[IMAGE]
▲こちら北谷公園には都立明治公園同様、プレイヤーが交流できる空間が設営。
[IMAGE]
▲その奥にはリオレウスの足跡が展示されていた。隣に立つ警備員さんと比較するとそのサイズ感が伝わるはずだ。

有料チケット制イベントの手応え


今回のイベントは事前にチケットを購入したユーザーのみが参加(土日のいずれか)できる仕組みで価格は3000円。

当日が初登場となるネルギガンテ、そしてリオレウス希少種とリオレイア希少種に
先行して挑めることがハンターにとって最大の注目ポイントだった。

[IMAGE][IMAGE]
▲リオレウス希少種は森林と沼地。リオレイア希少種は砂漠と沼地に出現。各々お目当てのモンスターを追いかけて対象エリア内を転々とした。
[IMAGE][IMAGE]
▲そして当イベントを象徴するネルギガンテは古龍迎撃戦に登場。痕跡を集めるチャレンジをすべて達成すると挑戦できる仕組みだった。
『モンハンNow』はいわゆる“狩りゲー”であると同時に位置情報ゲームという重要なポイントがある。

そのため、ネルギガンテが出現する古龍迎撃戦を求めて転々と渡り歩くのは当然の体験。

しかし、そもそもの
古龍迎撃戦が少なく、挑むだけでひと苦労

通常時ならともかく3000円のチケットを購入して参加するリアルイベントとしては期待外れ。

これは深津個人の感想というだけでなく土曜日に同行してくれたフレンド、そして翌日参加していた知人たちやインタビューをした参加者たちの大半もそう答えている。

[IMAGE][IMAGE]
▲現在(10/16)古龍迎撃戦に登場しているクシャルダオラやテオ・テスカトル同等。もしくはそれ以下かと思うくらい数が少なく、周囲からもボヤく声が聞こえていた。
[IMAGE]
▲開催エリア内にイベント限定で古流迎撃戦の数を増やしてもよかったのになとは思う。


ネルギガンテの狩猟後半(体力ゲージ半分を切ってから)はシリーズを代表する名曲
“英雄の証”が流れたり、渋谷のスクランブル交差点を背景に挑むといった演出がイベント感が溢れていて最高によかった。

渋谷の街を散策する貴重な体験ができた一方、ハンター目線で振り返るとリオレウス希少種やリオレイア希少種を含め
レア素材のドロップ率はいつも通り

3000円の有料チケット分の価値があったのかと聞かれるとかなり難しい手応えだ。

[IMAGE]
▲ちなみにネルギガンテ、リオレウス希少種、リオレイア希少種それぞれ入手したレア素材の数がこちら。参加者を対象にしたチャレンジ報酬で獲得できる2個を抜くと……うん、どうだろうか。


ちなみに参加者を対象に当イベントに関するアンケートを
2024年10月31日(土)まで実施中

2024年11月2日~3日に開催されるグローバルイベントに向けて、
少しでも改善してもらえるよう各自の想うところをアンケートに書き込んでほしい。

[IMAGE]
▲位置情報ゲームとして渋谷の各地を散策できた点は満足。しかし、“モンハン”としての満足度はあまり高くはないというのが深津の感想だ。

P.N.深津庵
※深津庵のX(旧Twitter)はこちら
広告
      この記事を共有

      本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

      集計期間: 2024年10月16日22時〜2024年10月16日23時

      プレイ日記一覧
      特集・連載
      最新記事