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1周年を迎えた『FF7エバークライシス』記念インタビュー。若きセフィロスの登場や『モンハン』コラボの秘話など、野村氏、鳥山氏、市川氏がこの1年を語る――【ギフトコードあり】

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1周年を迎えた『FF7エバークライシス』記念インタビュー。若きセフィロスの登場や『モンハン』コラボの秘話など、野村氏、鳥山氏、市川氏がこの1年を語る――【ギフトコードあり】
ファイナルファンタジーVII エバークライシス
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ファイナルファンタジーVII エバークライシス

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この1年を振り返って

スクウェア・エニックスから配信中の『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』(以下『FF7エバークライシス』)が2024年9月7日に1周年を迎えた。

これを記念し、本作クリエイティブディレクタのー野村哲也氏、ディレクターの鳥山求氏、プロデューサーの市川翔一氏にインタビュー。この1年で印象的だったことや今後の展開、1周年の記念イベントの詳細などについておうかがいした。

記事の終わりにはゲーム内で使えるギフトコードの記載もあるので、ぜひ最後まで確認してほしい。

野村哲也氏

本作クリエイティブディレクター。 『FF7』ではメインキャラクターデザインを担当し、その後の『FF7』コンピレーション作品ではシナリオやバトルなどでも開発全般に携わり、『FF7R』ではディレクターを担当した。

鳥山 求氏

本作ディレクター。 『FF7R』ではCo-Director(シナリオデザイン)を担当した。

市川翔一氏

本作プロデューサー。 『FF7FS』のプロデューサーも担当した。

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多彩なイベント、モンハンとのコラボの挑戦、あっというまの1年

——サービス開始から1年を振り返っての感想をお聞かせください

市川
振り返ってみると、「あっという間」というのが率直な感想ですね。ただ思い返してみると、いろいろな事が蘇るので、濃い1年だったなと同時に思います。

毎月みなさんに楽しんでもらおうと、イベントやコラボを考えていたので、感覚的には全力疾走でマラソンを走っているような感覚でした。そのぶんイベントを出せばユーザーさんから良い反応があるので、給水ポイント多めのマラソンをやっている感じですかね(笑)

とはいえ、まだやっと1年ですし、これからもまだまだ走り続けていきたいと思っています。

ーーこの1年の間に『FF7リバース』の発売もあって、相当色々多忙な1年だったのでは?

鳥山
『FF7エバークライシス』は運営タイトルなので、かなり前から開発に取り掛かります。たとえば3Dグラフィックリソースを新規で作る場合などは、1年半ぐらい前から準備が始まりますし、ストーリー自体も1年前ぐらいにプロットを準備しています。

それに加えて、直近の施策は数日前に確認が入って、フィードバックをします。さらに配信されたゲームを実際遊んでますので、もう自分がいま何をやってるのかわからなくなってるという状態です(笑)。

——この1年間でとくに印象深かったイベントを教えてください

鳥山
 やはり『モンスターハンター』コラボですね。『FF7エバークライシス』はもともと本編で描けなかったキャラクターのエピソードを描けるのが楽しみのひとつですけれども。

本編では絶対にできない他社さんの世界観を、
『FF7』の世界に落とし込むというのは作り手として楽しかったですね。リオレウスをどうやって話に組み込むかとか、アイルーのセリフを考えたりだとかは、スクウェア・エニックスにいる限りは書けないので(笑)。

ーーこのようなコラボのシナリオについてはどのような流れで作られるのでしょうか?

鳥山
 ストーリーに関しては、根幹はスクウェア・エニックスで作って、そこからアプリポットさんとやり取りして進めて、カプコンさんの監修が入ります。進めかたとしても新鮮でしたね。

『モンスターハンター』にはセリフの言い回しや、言葉の使いかたに厳密なルールが定められていて、そこに基づいた監修が返ってくるので、すごく勉強になりました。

ーー衣装に関してもおうかがいできますか?

市川
 クラウドにディノアーマーを着せたいと思った時に、どうやって『モンスターハンター』の印象をとりこみながらクラウドらしさを出すかというのは難しかったです。

クラウドというキャラクター性を大事にしながら、
『モンスターハンター』として大事にしている装備のアウトラインや素材の質感などをカプコンさんとコミュニケーションをしながら作ったので、それはすごく新鮮なやりとりでおもしろかったです。


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ーー野村さんはどのような思い出がありますか?


野村
 キリン装備のバランスがなかなかうまく取れなかったですね。

元からキリン装備はティファ用にあつらえたものではないから、シルエットがティファとは違って、末端がちょっと太いとか、毛がモフっていたりなどで、そのあたりをうまくバランスとってティファに合わせるのが難しい部分でした。


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ーーコラボ以外で印象的なエピソードはありましたか?個人的にはバレンタインイベントが各キャラの可愛い一面が見れてすごくよかったです。


鳥山
 原作でもゴールドソーサーのデートイベントが人気なので、あのエッセンスを入れつつキャラクターごとにイベントを用意しました。

本当はパートナーを選択できる予定だったんですけど、見れないキャラがいるのも寂しいので、順番に見れるようにしました。ゴールドソーサー以外でデートがあったらこんな風になるんじゃないかみたいか、と考えて作りました。

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市川
 あの時はシーズンパスでもらえる女性キャラクターが4人でぎゅっと集まっているホーム背景もすごい人気で、コメントもすごく多くいただけていてすごい嬉しかったことを覚えています。

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あとはバトルイベントでは強敵襲来シリーズも印象に残っています。その中でも大人セフィロスと戦えるイベントはすごく盛り上がったし、僕自身がまだクラッシュを倒せていないので、できればもう1回復刻したいと思ってるイベントです。

盛り上がった若きセフィロスの登場

ーー盛り上がったといえば、やはり若きセフィロスの登場も欠かせません。

野村
 やっぱりこのタイトルにとっては結構象徴的なキャラクターですしね。まだ悩み多き頃のセフィロスですよね。

市川
 品行方正ですよね。

鳥山
 一応目上の人に気を使ったりとか……。

野村
 10代の若さがちゃんと感じられるようにはなってるはずです(笑)。

市川
 若きセフィロスはこれから配信される第2部でも、そこら辺の心の動き含めて注目ポイントになるかとは思います。

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1周年での課題や今後について

ーーこの1年でユーザーからの要望・意見で多かったものはどんなものがありましたか?スタミナが足りないというのはよく聞きますが……。

市川
 スタミナに関しては、拡充すると今度はギルが足りない、ギルを補填するとまたスタミナが足りないといったループをしております。ユーザーの皆さんの声聞いてスタミナが足りないというところにはなるべくお答えしつつ、今回のようにスタミナ剤を入手できるキャンペーンをやったりなどで、遊びやすい形は引き続き作っていきたいと思います。

それ以外で多かった声としては、やはり編成周りのところですね。 ストーリーパーティーを保存したいとか、おすすめ編成の最適化、戦力値の乖離などは9月7日のアップデートで対応予定です。あと、細かいところで言うと、ケアルよりもバイオエスナが優先されてしまうといったところとか。あとはオート回りで、今まで手動でしかできなかったリミットブレイクをユーザーの任意でオートできるように検討しています。

鳥山
 おすすめ編成とバトルのオートAIが変わるので、遊んでみるとかなり変わったな、という印象を感じられると思います。これまで装備されなかったウェアや武器が装備されるようになったことで戦略の広がりやバトルのビュジュアルも個性がでるようになり、おすすめ編成とオートAIだけで戦うライトなユーザーさんでもより楽しめるようになったかと思います。

市川
 あとは、リリース当初と比べて皆さんが求めている報酬も変わってきているというのも感じていますので、その辺も見直しています。

ーーバトルイベントに関しても、難しいバトルも多い印象がありますね。

市川
 ストーリーは難易度を緩和する対応も行っておりますが、初心者の方がステップを踏んで強くなりつつ、一方でRPGを極めた人たちができるような歯ごたえのあるバトルが楽しめる形は絶対必要だと思います。

そのために、強敵襲来や9月7日からスタートする“特異タワー”というコンテンツは、最初こそ簡単なのですが、最後の方は開発でもクリアーするのが大変なぐらいの難易度でグラデーションを作っています。そこには有名なボスがいっぱいいますので、彼らに頑張ってほしいと思ってるところです。

ーーストーリーに関しては難易度は大きく下がった気がします。

鳥山
 バトルに必要な戦力の数値を一律で下げたので、今から始められる方であればあまり苦労せず倒せる状態にはなっていると思います。逆に武器を育てる時に素材が足りないケースがまだあるので、引き続き改善を行っていく予定です。

でも高難易度のボスに関しては、僕もプレイヤーとして遊んでる時には、YouTubeの攻略動画とか見てから挑んだりするので、攻略動画を見ることも含めてセットで考えています(笑)。

ユーザーさんの攻略があるからどうにかクリアができて、それも含めての遊びなのかなと。とてもじゃないけど自分ひとりじゃ無理です(笑)。

ーー確かに推奨戦力より総戦力は高いのに、オートにすると負けることがあります。そういったときはマニュアルで試行錯誤することも高難易度バトルでは必要だということですね。

鳥山
 そうですね。オートでやるならしっかりと育成してもらって、低レベルで攻略したいなら、マニュアルでしっかりと戦略を練ってもらうという楽しみかたがありますね。強敵襲来ヘルハウスが復刻した時に、前回はクラッシュで勝てなかったんだけど、今だとハイウィンドなど新たな強化が入ったので、いまなら倒せるようになっていたり。そういうのも運営が長いタイトルのいいところだと思います。

ーー確かに、前回のイベントの時は倒せなかったけど、復刻でキャラの成長を感じられますよね。

鳥山
 強くなったなクラウド! みたいな、そういう楽しみがありますね(笑)。

市川
 まさに今日(9月7日)から1周年のキャンペーンで、各キャラに適応した星5武器26本を配布し、それにあわせた強化素材も一気に渡すキャンペーンもやっておりますので、このタイミングでスタートする方は、気持ちよくストーリーを進めていけると思います。ぜひ体験していただけたらと思います。
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ーーウェアもプレゼントされますが、皆さんは選ぶとしたらどのウェアを選びますか?

鳥山
 レッドXIIIですね! レッドXIIIのウェアってもともと数が少なかったんですけれども、他のウェアと一緒に出ることが多いから優先度が後回しになって取ってないケースがあります(笑)。僕は地獄の番犬しか持ってないので、ぜひ彼に衣装を着せてあげたいですね。

最近の
『FF7エバークライシス』は、キャラクターによってバトルの特性が出やすくなるよう調整をしていて、レッドXIIIはデバッファーとして活躍する機会が増えているんですけど、ウェアを持っていないとベストな状態では活躍させられないので、今回のキャンペーンでフォローできればと思ってます。

市川
 僕はそうですね……。バレットのエレクトロアーマーっていうすごい強いウェアがあるんですよ! ただ、登場した時の僕のお財布事情で取らなかった結果、今すごく後悔していて(笑)。

高難易度の痛い攻撃をしてくる敵に対して、バレットのようにHPを担保できるキャラは価値が上がってくるので、僕としてはそのバレットの物防20%UPのウェアを取って、攻略したいコンテンツがいくつかあります。

ーー野村さんはいかがでしょうか?

市川
 野村さんは全部持ってるんじゃないですか?(笑)

野村
 ボスごとでやっぱり特性が変わるので、これがっていうのはなかなか絞りづらいですね。逆に衣装持ちは衣装持ちで悩ましいわけですよ。

衣装のないキャラはないキャラで悩みは多いんですけど、衣装が多いキャラはそれはそれで悩むところは多いですよね。
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まだ世に出ていない衣装もたくさんある⁉

ーー野村さんが印象に残っている衣装はありますか?

野村
 僕は裏話をした方がおもしろいかと思ってお伝えしますと(笑)、衣装をデザインするときに1モチーフに対してかなり多くのバリエーションを作るんですよ。 多い時には8パターンとか。

これが結構悩ましいんですよね。1着「これ!」っていうのがなかなか決めづらいくらい良いデザインが上がってくるので、毎回もったいないなあと思いながら選んでいるので、逆にその時選ばなかった衣装の登場機会はないだろうかとずっと思ってます。

市川
 そうですね、次回のイベントで使えばいいじゃんって野村さんからお話もいただくのですが、やっぱりそのときが来るとまた新しいデザインを考えたくなるのですよね。

野村
 そうそう。結果お蔵入りになって、すごいもったいないなって思っています。

ーーそれ、見たいですね!

野村
 そう、世に出てる以外にもいっぱいあるんです。

市川
 ラフだとすごい数ありますよね。今あるウェアの4倍から5倍量ぐらいありますよね。

ーーそれがそれぞれクオリティ高いってことは、優秀なデザイナーさんが揃ってらっしゃるんですね。

野村
 当然! 「これはないな」みたいなのはほぼないんで。うん、大体悩みます。

ーーそのデザインは、どこかでお披露目してもらえるとありがたいですね。このような採用していないウェアや武器で設定資料集などがでたら嬉しいですね。

野村
 それ見たら多分ユーザーさんは「こっちの方が良かったな」っていう人も出てくると思う(笑)。それはね「わかるよ!」と言いたい。それがダメだったわけじゃないんだと。

だから、欲しいウェアという質問に関しては、プレイの方の視点じゃないかもしれないですけど、自分としてはその使われなかったデザインの中でも欲しいものがいっぱいあったな、と。

1周年を記念して登場するバハムートウェアは、いままでにないデザインを意識。ウェアの設定画も初公開!


ーーウェア繋がりで、1周年記念でバハムートのウェアが実装されるということですが、今回のこのバハムートウェアについてこだわったところをおうかがいできますか。

市川
 最初ラフを作るときに意識したのは、これまでにないシルエット出せないかというのと、クラウドたちがあまり着ないタイプのウェアを考えようということになり“サイバー感”を意識しました。ある意味“FFっぽくない”ウェアになっているかなとは思っています。
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初公開のウェア設定画!モチーフに対して複数のデザインアイデアが存在する!


ーーこのデザインについていかがですか?


野村
 “イマドキな感じ”ですよね。基本的にあんまり『FF7』の世界観的には採用しないんですけど、今回はさっき言った通り、これまでなかったようなものにしたいということで、“イマドキな感じ”をチョイスしました。1枚絵があるんですけど、それが全然FF7ぽくないんですよ。それが逆に今回そういう狙いになっているんですよね。

鳥山
 ラフを見たときからすごいかっこいいなって思っていました。

野村
 なんか最新のゲームが発表されましたみたいな感じでしょ(笑)。
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1周年のキービジュアルとなる一枚
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クラウドのバハムートウェア。いい意味で“FF7らしくない”デザインに仕上がっている。
市川
 こちらのイラストはウェア系を主にデザインしてもらっているデザイナーの人にちょっとトライしていただきました。

野村
 1周年はこのアートで、新しいアプローチをしようというコンセプトになっています。

1周年記念のストーリーイベントについて

——ちなみに1周年記念ストーリーイベントは、パラレルワールドのお話しになるのか、それとも『FF7』の本編につながるような物語になるのでしょうか?

鳥山
 セトラの時代は太古の昔のお話となるので、時間軸のベースとしては原作のストーリーのラインに乗るものになります。

セトラの時代はこれまで原作でもあまり詳細に語られていないんですけど、セトラには開拓を進めるグループが複数あって、今回はそのひとつに焦点を当てた話になります。開拓団はバハムートを守護獣として崇めておりますが、今回は竜と心を通わせられる女の子が出てくるお話になっております。

ーー今回初めて語られるセトラの物語ということですね。

鳥山
 ストーリーは古代種の古い方の話ですが、衣装がサイバー調なのは召喚獣の領域の衣装を物質化したからです。

1周年アップデートで新機能も続々実装

ーー今回実装されるアルティメット武器はどのような武器なのでしょうか。

市川
 アルティメット武器は、大きくふたつ特徴があります。

ひとつは装備効果で、アルティメット武器はキャラクターが固有の専用装備枠を持っています。クラウドならクラウドのアルティメット武器を専用の装備枠に装備する形で、パラメーターやライズアビリティを持った武器になっています。 パラメーターはそこまで大きくはないのですが、ライズアビリティには特徴があります。

汎用的に使いやすい武器もありますが、一部のアルティメット武器は武器固有のユニークな能力を持ったものになっています。今まではただパラメーターをアップさせるとか、防御力アップさせるような武器が多かったと思うのですが、 特定タイミングで効果を発揮するもの……たとえばバトル開始時に効果を発揮するといった、かなりユニークな効果を持ったアビリティが付いています。

もうひとつはバトルで使用するアビリティですね。通常の武器が持つコマンドアビリティとは別に、ATBを消費せずに回数制で使用できるアルティメットアビリティという専用のアビリティを持っています。 今までは計5種のアビリティを持ってバトルに臨んでいたと思うんですが、アルティメット武器を持つことで5種プラスもう1つ回数制のアビリティが打てるようになります。連続で打てるわけではなくて、1回使うと一定のリキャストタイムは必要になるのですが、タイミングを見て使うことで新しい行動が生まれやすくなります。

あとはライズアビリティの中には特定タイミングで能力を発動させるものもありますので、そのライズアビリティの効果と通常のコマンドアビリティを組み合わせることで、バトルの幅を広げることができます。

ーーなるほど。戦略が広がるのはいいですね。

市川
 アルティメット武器は従来の武器の上位互換になるわけではなくて、今までのコマンドアビリティの武器を生かして戦略の幅を広げることを目指しています。

アルティメット武器はガチャでの登場ですが、今回の1周年のイベントでは、汎用的で良い能力を持ったアルティメット武器を各キャラ分、交換所で手に入るようにしておりますので、ご自身の気に入ったキャラのものを手に入れてみてください。

ーーアルティメット武器には育成要素はあるのでしょうか?

市川
 はい、あります。けれど通常のコマンドアビリティの武器のようにたくさん重ねて強化するというものではなく、基本的には入手したタイミングである程度の強さが担保されています。1本手に入れるだけで価値がすごく高いものです。
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セフィロスのアルティメット武器演出
ーーアルティメット武器用の強化素材は新たに登場するのでしょうか?

市川
 通常の武器と同じ素材で強化できるので、そこはそんなに大変ではないかと。あとは今回のイベントに合わせてたくさん強化素材手に入るようにしようと思っております。

ーー刻印石についても教えてください。

市川
 刻印機能は、今回のアップデートで追加された新しい機能で、通常武器とアルティメット武器、両方に刻印することが可能です。

刻印石を消費して刻印することで、最大3つまで追加のパラメーターをランダムで与えてくれるものです。効果値は幅がありますが、基本的には攻撃の物理攻撃や魔法攻撃を上げる、防御力を上げる、HPとかアビリティ力アップといった、基礎パラメーターが向上していくものになります。

レアリティと特性が分かれた刻印石がありますが、基本的にはどの刻印石でも最高パラメーターは出るようにはなっています。ただ、たとえば攻撃の刻印石の方が攻撃のパラメーターが出やすいといったように、レアリティが高いほうが良い効果が出やすいので、望んだパラメーターを求める場合は、特定の刻印石を狙って使ったほうがいいです。

基本的には集めた刻印石で全部可能性はあるので、お気に入りの形になるまでどんどんトライしていただければという風に考えています。

今後の物語は、若き日のアンジールが活躍、そして、ついに正宗の秘密も明かされる。


——第2部はどんな物語になるのかについて教えてください。生放送で正宗の話も上がっていましたが……。

野村
 正宗の話は『FF7リバース』で描く時に、「セフィロスの正宗はどう扱うのか」という相談があったんですよ。とても長いので、セフィロスが戦っていない間はどうするんだと。鞘があるわけでもないし、クラウドのように背負ってるわけでもない。「持っていなくてもいいですか」と相談を受けたので、「持ってなくていいよ」と答えました。正宗はじつは秘密があるので、と。

鳥山
 どういう風に正宗が作られて セフィロスを入手するようになっていくのか。今回の第2部の見どころになっています。

市川
 また、第2部ではアンジールとセフィロスの関係も見どころです。

ーーアンジールは操作キャラになるのでしょうか?

市川
 もちろんなります!

ーー大人のセフィロスは操作キャラになるのでしょうか?

市川
 大人のセフィロスがストーリーの主役になるのはまだもう少し先かと思います。

鳥山
今回は、第1部が終わって1年ほど後、ソルジャーの任務であるウータイエリアのある地域に探索で訪れるのですが、その時の同僚として、アンジールなどのキャラクターがセフィロスの成長とともに描かれる話になっています。

ーーもうローゼンは出てこないんですかね?

野村
 ローゼンはライフストリームになってしまいました(笑)。

ーー最後に、今後の抱負とともにプレイヤーの皆さまにメッセージをお願いします。

市川
 1周年、プレイしていただいたプレイヤーの皆さま、本当にありがとうございます。

今日から1周年が開始となりますが、1周年以降も皆さんに楽しんでいただけるように、すでに新しいストーリーやFFナンバリングとのコラボ、イベントといったところも準備を進めているところです。

なので1.5周年、2周年と言わず、3周年、5周年と続けるように頑張っていきますので、引き続き
『FF7エバークライシス』を楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします。

鳥山
 ちょうど1周年なんですけれども、僕ら企画チームは、2周年の話を始めたところで、モチーフは何にするかとか、いろいろと検討しております。ぜひ次の周年も楽しんでいただきたいです。

また、
『FF7リメイク』プロジェクトの最終作の情報も2周年付近にはおそらく出始めてると思うので、一緒に盛り上がっていければいいなと思っております。

野村
 ちょうど「2周年こんな感じにしたい」というのをつい先週したばかりで。「気が早いな!」と思っていますが(笑)。 要は2周年までのことはもう仕込みは進んでいます。1周年は 大きな節目ではありますが、ここからも数々の施策を仕込んでいます。

この機会で新しく始める、復帰する人たちには手厚いキャンペーンがあるタイミングなので、ぜひこのタイミングで始めていただければなとは思います。

人によって楽しみかたはそれぞれ違うと思うので、“リメイクシリーズ3作目をこれやりつつ待とう”っていう方もいるとは思うんですけど、こっちが主戦場になってるかたも少なからずいらっしゃって、これはこれで、1年かけて出来上がった新しい
『FF7』の楽しみかただと思います。これからさらに楽しい内容になっていきますので、 これまで楽しんでた方も、新規の方もぜひ楽しみにしていただきたいなと思ってます。

また、今回の1周年用に書き下ろされたストーリーはすごく魅力的だとは思います。こうしてファーストソルジャー編以外でも外伝的に描かれるストーリーを、今後も楽しんでいただけたらと思います。あとはもうぜひ次の夏こそ、水着バレットを!

市川
 水着は…………………………みんな喜んでくれるのかな?(苦笑)。

野村
『FF7エバークライシス』は、ハードル的に本編ではできないこともできちゃうんで(笑)。今後も攻めていきたいなとは思います。

ーー本日はありがとうございました。

『FF7エバークライシス』で使えるギフトコード!

インタビューを記念し、ゲーム内で使えるギフトコードをプレゼント。

■ギフトコード
1stAnniversaryAPP

■受け取れるギフト
スタミナ剤×30

■コード使用有効期限
2024/09/07 11:00 ~ 2024/10/08 23:59

■注意事項
・同一のギフトコードの使用回数は 1回までとなります。また、1つのギフトコードを同じアカウントに複数回使用することはできません。
・ギフトコードは、『FF7エバークライシス』の公式サイト
https://jp.ffviiec.com/ の上部から遷移する「ギフトコード ページ」で入力できます。受け取りには、「プレイヤーID」と「ギフトコード」が必要です。
・入力が成功すると、プレゼントボックスへアイテムが付与されます。アイテムの付与には時間がかかる場合がございます。
・プレイヤーIDまたはギフトコードに誤りがある場合は付与されません。
・その他の注意事項につきましては、
https://jp.ffviiec.com/gift-code/をご確認ください。


また、
ファミ通.comで公開されているインタビュー記事では、また別のギフトコードが公開されているので、あわせてチェックしよう。

⇒【ギフトコードあり】『FF7 エバークライシス』1周年インタビュー。今後は若きセフィロスとアンジール、正宗の知られざるエピソード、『FF』ナンバリングとの新たなコラボも! 1周年記念で登場するバハムートがテーマの新ウェアの設定画も初公開
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      集計期間: 2024年09月07日17時〜2024年09月07日18時

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