鈴木裕氏の最新3Dシューティング『Air Twister』がApple Arcadeで6月24日配信!

2022-06-01 13:42 投稿

鈴木裕氏の最新作が登場!

Appleが提供するゲームサブスクリプションサービス“Apple Arcade”。

本サービスは、月額600円、追加の課金なしでゲームが遊び放題になるというものだ。

そのApple Arcadeだけで配信されるApple Arcadeオリジナルタイトルの新作として、4本のゲームが登場することが明らかになった。

2022年6月24日に配信予定となっている『Air Twister』は、アーケードゲームで多くの名作を生みだした鈴木裕氏がYS-Netとともに送る3Dシューティングゲームであり、名作シューティングゲーム『スペースハリアー』の精神的続編とも言える作品だ。

本記事では、『Air Twister』配信発表時の鈴木裕氏のコメントと、質疑応答のなかで明らかになった情報をまとめてお届けする。

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© 2022 Ys Net Inc

SF×ファンタジーの3Dシューティング

『Air Twister』は、画面内に現れる敵を撃ち落としながら進んでいく3Dシューティングゲーム。

プレイヤーは謎の敵による侵略を受け滅びの危機にある星の王女を操作し、迫りくる敵と戦うことになる。

スワイプで敵の隊列をなぞって一気に撃破するなど、タッチ操作でシンプルかつ爽快なプレイが楽しめる作品だ。

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▲SFとファンタジーが融合したビジュアルも注目のポイント。

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▲画面奥から迫りくるオブジェクトにも注意しながら飛んでいく。

主人公の王女はプレイを通して体力などが成長していき、またプレイを通して得られるスターを使っての強化なども可能だ。

スターは一度に複数の敵を攻撃できる武器やロックオン数増加などのパワーアップアイテムのほか、王女の見た目をカスタマイズするアイテムを購入するのにも使用できる。

シューティングゲームが得意でなくとも、プレイを重ねてスターを稼げばクリアーに近づけるだろう。

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▲詳細なスターの獲得方法はまだ不明だが、プレイを進めることで獲得できるとのこと。

本作は全12ステージで構成されており、ノーコンティニューで進めば40分程度でクリアーできるとのこと。

アーケードゲームのような作品を、ということで作られたタイトルだけあり、手軽に何度も遊んで楽しめるタイプのゲームになっている。

また、本作はアチーブメントやリーダーボード(ランキング)などにも対応しているので、より高いスコアを目指すなど、やり込み面でも堪能できるだろう。

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▲ニードルズと呼ばれるボスとの戦いでは、主人公も鳥のような“ガーディアン”に乗って戦う。ボス戦は撃破タイムなどでボーナススコアが得られるため、ランキングにも大きく関係してくる。

何度もプレイしたくなる作品を目指して作られた『Air Twister』

「Appleと言えばApple II(1977年にAppleからリリースされたコンピューター)なんです」と語った鈴木裕氏は、本作について語る前にApple製品との思い出を振り返った。

『ミステリーハウス』、『ウルティマ』などの作品を上げながら、当時日本ではグラフィックのないテキストアドベンチャーが主流のなかで、グラフィカルな作品が多いApple IIのことは羨望の目で見ていたという。

にじみのある6色表現の綺麗さやサウンドの独特さ、キーボードの感触やフロッピーディスクの読み込み音まで、あらゆる要素を懐かしむ鈴木氏の言葉はApple製品への愛を感じさせた。

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そんな鈴木氏が手掛ける『Air Twister』は、鈴木氏がApple本社に赴いた際に投げかけられた“気軽に何度もプレイしたくなる、昔のアーケードのようなゲームを作れないか”という提案が始まりだったという。

その後、鈴木氏は担当者と話し合いを重ね、『ハングオン』や『アウトラン』などにも話題が広がるなか、タッチパネルを活かしたシューティングゲームとして、『スペースハリアー』の精神を受け継ぐ『Air Twister』が制作されることとなった。

また、本作については音楽面も注目だという。

ゲーム内で流れる全19曲のBGMを手掛けるは、鈴木氏自身もファンだというアーティストのValensia(ヴァレンシア)さん。

ロックとオペラ、そしてクラシックが融合したファンタジックなサウンドは、本作のビジュアルにもピッタリとマッチしている。リリース後はぜひ音アリでプレイしてほしい。

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本作はiPhoneで気持ちよく遊べることを想定して設計されているとのことで、タッチ操作では2ポイントタッチを使った、コントローラではできないテクニックが使えるという。

ただしコントローラ操作にも対応しており、こちらは従来のファンが慣れ親しんだ操作が行えるとのこと。

往年のシューティングファンであればコントローラで、シューティングが得意でない人や初めて遊ぶという人はタッチ操作で遊ぶとプレイしやすいだろう。

アーケードゲームのようにステージを進むモードだけでなく、ミニゲーム的なものも用意されているとのことなので、リリースを楽しみに待とう。

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