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1本だけでもガッツリ遊べる!Apple Arcadeオリジナルタイトル5選【Apple Arcade特集】
2022-03-15 16:51 投稿
RPG、アクション、そしてゴルフ
Appleが提供する定額ゲームサービスのApple Arcade。
本記事では、Apple Arcadeにて配信されているオリジナルタイトル5本をまとめて紹介する。
いずれも遊び応えのあるタイトルなので、ぜひともチェックしてほしい。
なお、今回紹介するタイトルはいずれもタップ操作とコントローラ操作の両方に対応している。
ピックアップタイトル
・『FANTASIAN(ファンタジアン)』
・『Various Daylife』
・『悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls』
・『World of Demons – 百鬼魔道』
・『CLAP HANZ GOLF』
『FANTASIAN(ファンタジアン)』
まず紹介するのは、登場時にも大きく注目を集めた『FANTASIAN』。
本作は『ファイナルファンタジー』の生みの親である坂口博信氏が制作したRPG作品であり、王道からさらに一歩踏み込んだ作品だ。
邪神の手によって危機が迫る世界で、記憶を失くした主人公が冒険のなかでさまざまな仲間と出会い、それぞれの冒険に向かっていく。そんな本作の物語には、RPG好きなら自然と引き込まれるだろう。
実際のジオラマを使って作られたマップや小説めいた文章でテキストを読ませる演出など、世界に浸らせてくれる要素に満ちているのも魅力だ。
▲ジオラマのマップは独特の存在感を放っている。
▲回想シーンは背景のイラストと落ち着きのある文章で描かれ、静かに物語を鑑賞している気分にしてくれる。
RPGの醍醐味であるバトル部分も、伝統的なコマンドバトルをベースにしつつ、範囲攻撃の形が直線、円形だけでなく曲線もあるなど個性を感じさせるものとなっている。
戦闘はいわゆるランダムエンカウント形式だが、ディメンジョン・バトルというシステムによりザコ敵との戦闘は一定数まで保留することができ、後で保留した敵とまとめて戦うことができる。
保留した敵との戦いは敵の数が非常に多くなるため、範囲攻撃でいかに多くの敵を巻き込むかが鍵になり、効率よく敵を倒すためにはどう攻撃したらいいか、という試行錯誤が楽しめる。
▲魔法攻撃の攻撃範囲を外側に持って行くと、範囲が直線から曲線に変化。直線では巻き込めない敵もまとめて攻撃できる。
▲ディメンジョン・バトルはマップ探索をバトルで中断されない快適さと、保留した敵を一気に殲滅する爽快さで二度おいしいシステムだ。
『FANTASIAN(ファンタジアン)』はバトル、物語、キャラクター、グラフィックなど、どの面でも非常にクオリティが高い。
基本的にコンシューマーゲームしか遊ばない、という人でも間違いなく楽しめる一作なので、まだプレイしていない人にまず試してほしい一本だ。
©MISTWALKER
『Various Daylife』
『Various Daylife』(ヴァリアス デイライフ)は、スクウェア・エニックスより配信されているApple ArcadeオリジナルのRPG。
『オクトパストラベラー』や『ブレイブリーデフォルト』を手掛けた開発チームが、スマートフォンに特化することをテーマにして開発した作品だ。
本作では開拓地での冒険に挑む冒険者の物語が展開するが、タイトル通りデイライフ、つまり日常にもスポットが当たっている。
主人公(プレイヤー)は開拓に挑む一員となり、日常パートでは仕事を通した資金稼ぎと自己鍛錬、稼いだお金で装備の購入や仲間の訓練など、冒険の準備を進めていく。
▲ゲーム内のカレンダーで毎週更新される仕事をこなし、稼ぎと訓練を行う。日常パートは育成ゲームに近い感覚だ。
▲仲間とのコミュニケーションを通して絆を深めていくこともできる。密接になった仲間はバトルでもさらに活躍してくれる。
▲街での移動は左右方向のみと非常にシンプル。しかしカメラの動きかたやマップの作りのおかげで、街中を歩いている感覚は十分に味わえる。
開拓者として冒険に挑む攻略パートでは、目的地までの移動はオートで行われ、道中や目的地で発生する戦闘に対応していくことになる。
戦闘はターン制のコマンドバトル。各ジョブが持つスキルを使って敵を倒していくことになるが、本作の特徴となるのが“3つのCHA”だ。
3つのCHAとは相手に状態異常を付与する“CHANGE”、そこに別の状態異常をつなげる“CHAIN”、そしてその後一部のスキルに発生する“CHANCE”のことで、状態異常を駆使して戦うのが鍵となる。
▲スキルで状態異常をつなげて大ダメージを与えるのが基本の戦いかた。
▲主人公はジョブを変えてスキルをある程度自由に使えるので、どのジョブで誰と連携させるかも重要だ。
▲冒険の移動中は時間経過で最大HPが減る、というなかなか攻めた仕様で旅のハードさが表現されている。食事をすることで最大HPは回復できるので、リソース管理が鍵を握る。
未開の地に挑む冒険者、というなじみ深い設定のRPGではあるが、育成ゲームとRPGの融合とも言える日常パートや、長旅の苦労を上手く表現した攻略パートなど個性も光る。
『Various Daylife』も『ファンタジアン』同様、王道にひと味加えたRPGなので、RPG好きであれば触ってみる価値はあるだろう。
© 2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
『悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls』
2Dアクションの金字塔である『悪魔城ドラキュラ』(以下、『悪魔城』)シリーズの新作として2019年に登場したのが、『悪魔城ドラキュラ Grimoire of Souls』。
シリーズが持つアクションの楽しさもありつつ、召喚(ガチャ)システムやデイリー、ウィークリーミッションなどスマートフォンらしい文化も取り入れた作品だ。
追加課金のないApple Arcadeでガチャとは、と思う人もいると思われるので、まずはこちらに触れておこう。
本作のガチャ要素は武器や防具などの装備品集めに使われており、操作キャラクターの獲得には関わってこない。
また、召喚に使用するジェムはデイリーやウィークリーのミッションなどで獲得できるため、召喚ができなくなってしまうようなこともない。
▲追加課金がないため召喚は純粋な運要素となるが、レア度の高い装備はウィークリーミッションで定期的に集められる。
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▲放置コンテンツの派遣でもジェムは手に入る。紙片と呼ばれるアイテムを集めて装備品を入手することも可能だ。
肝心のゲーム性だが、こちらはジャンプ、攻撃、各種スキルを使って敵を倒しながらマップを進んでいき、マップ最奥にいるボスを倒していくというシンプルなものだ。
操作性は従来の『悪魔城』シリーズとそう変わらないが、大きな違いは全体がつながったひとつの巨大なマップを攻略していくのではなく、クエストごとに別れたステージを攻略するスタイルになっている点。
▲ゲームを進めてから序盤のエリアに戻ってくると発見が、といった展開こそないが、道沿いに進むと見落とす場所や壁に隠されたアイテムも多く、探索要素は楽しめる。
本作では主人公のアルカード(本作では有角の名を名乗る)をはじめ、シモンやシャーロットなど、歴代キャラクターがプレイアブルで登場。
キャラクターごとに異なる武器を使うほか、それぞれの武器はひとつひとつ違ったスキルを持っており、使用する武器によってアクション性も変化する。
▲オーソドックスに剣で戦うアルカード、攻撃範囲が広い鞭を使うシモン、魔法による遠隔攻撃を行うマリアなど、攻撃方法はさまざま。キャラを成長させるとスキルなどでも違いが大きくなっていく。
『悪魔城』シリーズをプレイしてきた人はもちろん、シリーズ作品に触れたことがない人でもアクションのおもしろさは十分に味わえる。
一撃死などの難度設定で獲得報酬を増やす要素もあるので、遊び応えのあるアクションを求めているならオススメだ。
©2021 Konami Digital Entertainment
『World of Demons – 百鬼魔道』
『World of Demons – 百鬼魔道』(以下、『百鬼魔道』)は、『ベヨネッタ』シリーズや『アストラルチェイン』、『ニーア:オートマタ』などで知られるプラチナゲームズによるアクション作品。
プラチナゲームズらしく爽快感のあるアクションになっており、Apple Arcadeの作品には珍しく和風テイスト全開なのもポイントだ。
鬼の血を引くサムライ・鬼丸が多彩な魑魅魍魎の跋扈する世界を舞台に、鬼の力を借り、鬼を斬る、というのが本作の物語。
メジャーどころからマイナーなものまで、数多くの妖怪が“画図百鬼夜行”に描かれた墨絵そのままに登場し、鬼丸の敵となり味方となり暴れまわる。
海外作品が多いApple Arcadeにおいては、ビジュアル面でかなり異彩を放つ作品と言える。
▲プロローグも絵巻を読むようなかたちで進む。
▲墨絵のテイストをそのままに保った妖怪たちがときに立ちふさがり、ときに力を貸す。
本作はステージ攻略型の3Dアクションとなっており、操作としては移動、攻撃、回避、妖怪の力を借りた“御供妖怪スキル”の発動がメインとなる。
ボタン連打でコンボが決まる攻撃に、タイミングよく攻撃をかわすことで強力な反撃を行える回避。戦闘の基本となるアクションは非常にシンプルかつ爽快だ。
▲攻めの手は緩めず敵の動きを見極めてしっかり避ける、というのは『ベヨネッタ』シリーズに近いところがある。
▲スキルは攻撃や能力強化だけでなく、水柱で火を消すなどマップのギミック攻略にも使用。どのギミックでどの妖怪を使うか、といった謎解き的要素も楽しめる。
▲条件が整えば、より強力なスキルを発動させることも可能。
▲プレイを進めると鬼丸以外のキャラクターも複数登場し、鬼丸とはまた違った操作性が楽しめる。
本作はプラチナゲームズによる爽快なアクション、墨絵がそのまま動いているような和風テイスト、どちらから入ってもたっぷり楽しめる。
3Dアクションをガッツリ遊びたいのであれば、まずチェックするべきタイトルだろう。
© PlatinumGames Inc.
『CLAP HANZ GOLF』
『CLAP HANZ GOLF』は、『みんなのGOLF』シリーズを2作目から20年近く作り続けてきたクラップハンズが制作したゴルフゲーム。
『みんなのGOLF』同様の親しみやすさを持ちつつ、スマートフォンやタブレットでのプレイに最適化されたことで新しい操作性が楽しめる作品だ。
『みんなのGOLF』と言えばボタンを数回押してショットの強さやコントロールを決める操作が定番であり、ゴルフゲームと言えば多くの人が思いつくのはこの操作だろう。
しかし、本作ではタップした場所から下にスライドした長さでショットの強さを、その指を上に戻す動きでコントロールを決定する。
要は指を上下に動かしてショットを打つわけだ。これが慣れれば簡単、しかし油断すると指が滑ってミスる、といった絶妙な操作性になっている。
▲指を上に戻す際、最初にタップした場所の近くまで動かせばトップスピン、遠い位置で離せばバックスピン、とスピンのかけかたもアクション性が強い。
▲画面中央やや右にあるように、打った際の指の動きも表示されるので、自分が指をまっすぐ動かせたかも確認可能。
▲風や芝目を読んでコースを決める要素は『みんなのGOLF』同様に楽しめる。
操作性の違いに加えて、キャラクターの使いかたも従来のゴルフゲームとは異なっている。
従来は複数のホールを回る場合でも同じキャラクターを使い続けるのが定例だったが、本作ではホールごとに異なるキャラクターを使うことになる。
各キャラクターはそれぞれに得意なクラブやシチュエーション(雨天に強い、ラフでのショットが得意、バックスピンが上手いなど)があり、誰をどこで起用するかといった戦略性があるのだ。
▲ホールの条件とキャラクターの相性を見るのも大事(そこまで極端に変わるわけではないので、好み優先でも問題はない)。
▲キャラクターは使用するほど成長し、ショットのパワーやコントロールが伸びていく。
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▲ツアーモードをプレイしていくと、使用可能なキャラクターや設定できるカラー、衣装などが追加される。
本作はオンライン対戦だけでなく、ひとつの端末で最大4人までの対戦プレイをすることもできるので、ひとりでも、複数人でも楽しめる。
1プレイあたりにかかる時間も短く、かなりカジュアルに楽しめるので、『みんなのGOLF』を遊んだことがある人もそうでない人も、ぜひ試しに触ってみてほしい。
プレイを重ねるごとにキャラクターが成長することもあり、プレイを始めたら止めるタイミングを見失ってしまうはずだ。
©2021 Clap Hanz Limited
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