『三國志 覇道』7月度公式生放送“#ハドウへの道”が7月15日21時より配信決定。新たに登場する武将やアップデート情報などが発表
2024-07-08 17:00
2020-10-30 19:30 投稿
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三國志 覇道
A「うちのオカンがね、好きなゲームがあるらしいんやけど。その名前をちょっと忘れたらしくてね」
B「ちょっといっしょに考えてあげるから、どんな特徴かってのを教えてみてよ」
A「プレイヤー全員が資源を取り合うゲームやねん。みんながみんな、盗賊集団だって言うねんな。自分の拠点がひとつしかなくて、いろんな陣営から味方をスカウトしてくるって言うねん」
B「水滸伝やないかい。その特徴はもう完全に水滸伝やがな」
A「オカンが言うには酒場で仲間をスカウトするゆうねんな。酒盛りで意気投合すると友好度が高まるらしいんよ」
B「そらもう完全に水滸伝やないかい。天導108星の仕様やないか。しびれ酒盛られるやつや」
A「それがな、オカンが言うには銅銭が絶望的に足りないゆうねんな…」
B「いやそれ『三國志 覇道』やないかい!」
といったところで読者諸兄は『三國志 覇道』を楽しんでいるであろうか。おっさんのひとり芝居にお付き合いいただき、恐縮の極みである。
こんな筆者ではあるが、そこそこ『三國志 覇道』をやっている。
朝起きてまず目に入る、“陥落”の文字にほほをぬらして(涙をふいて)、調達、修練、商店、交流といったデイリーミッションをひと通りこなしている。
人材登用の求人令は、ちょっとしたおみくじがわりだ。SSRが出ればガッツポーズ。卞喜が出れば舌打ちをするのはお約束だ。
それから2時間おきにインしては、手ごろな盗賊をしばきあげたり、酒家にしけこんで英雄豪傑と交流を深めたりしている。
お得なパックも適度に購入しつつ、君主レベルも21に到達。「ちょっと俺けっこうイケてんじゃない」感を自認していた今日このごろである。
しかし、軍団仲間の話を聞いてみると、ちらほらとSSRのカンスト武将が産まれ始めているらしい。この『三國志 覇道』はSSR武将の数が多くて、なかなかカンストというのは難しい仕様のはずなのに、どういうこっちゃ。課金かー。そうかー。金持ちかー。一般男性とかいっておいて、芸能人と結婚しちゃうタイプの人かー。
ただ聞いてみたら格別に課金しているわけではないらしい。“微課金程度”とのことである。
そしてカンスト武将を作るコツはどうやら、不要なSSR武将を切ることにあるらしい。
使っていない武将を容赦なく下野させていけば(あるいは友好度を“変換”させれば)、交流ポイントが引き換えにもらえるので、それをもって入手あるいは強化したい武将と“交流”し、将星を上げられるのだそうだ。
平たく言うと、不要カードと必要カードの、ゲーム内トレードといったところであろうか。
イメージとしては、鳴り物入りで入社したけれどもいまいちチームにフィットしていない高給取り社員をリストラし、浮いた人件費を、エース社員の給与だの、求人費用だのに充てる感じか。せちがれー。
しかし「でもこれ、戦争なのよね」と選択と集中を繰り返し、これだと思った武将だけをエリート化させ効率的に育てていく。無課金や微課金プレイヤーの手腕が問われるところである。
では誰を切るのか、これが難しいのだ。
たとえば私の手元に呂玲綺という姫武将がいる。きれいで強くて美人であり、なおかつかわいいのだが、技能、戦力ともに爆発力には欠ける。
また魏呉蜀の武将との相性も良くなく、現在のわが軍では使いどころがないのである。
そういった状態なので本来ならリストラ候補の筆頭になるべきところなのだが、彼女は『覇道』最強武将と名高い呂布の娘なのだ。
今後、ガチャで呂布が出たときに(あるいは接待成功して登用したときに)、各所からまんべんなく嫌われているお父さんを救ってくれるのは同じ騎兵種で相性ばっちりの呂玲綺なのは間違いないのである。
単体としてはそこまで強くないけれども、最強編成の一角としては絶対に欠かせられない存在。たとえるなら、冷蔵庫の中にぽつんとある餃子の皮、みたいな。汎用性がなくてまだ出番がないけれども、豚のひき肉(呂布)が来たら欠かすべからざる存在になる、みたいな。餃子大好きー!
よくできてるなー。だから切れないんだよなー。選択と集中はどうしたといったところであるが、SSR武将ともなると相応の魅力がある者ばかりで、難しいよリストラは。
かくしてわが軍は、君主レベルはそこそこあるけれども、武将の将星カンストは夢のまた夢という微妙集団に落ち着いてしまっているのである。ただこれも三国志愛のなせるわざとしてご勘弁願いたい。
とはいえ、カンストしなければ楽しめない、ほかのプレイヤーとの差に絶望するというわけでは決してないのが『三國志 覇道』のよいところだ。
もしこれがPvP、つまり対人戦がメインのゲームであれば、そのいかんともしがたい将星差は絶望と直結し、怨嗟の声が中原に鳴り響き、私としても払うかルーザーになるかのシビアな二者択一になっていたことだろう。
しかし『三國志 覇道』はおおむねPvE。つまりコンピュータ相手の戦いがメインであり、そこそこのコンピュータと戦って勝ちつつ、自分のペースで強くなっていくことが可能である。
呂玲綺を切れない私の甘さや弱さも許容してもらえるところがありがたいのだ。
もっというと、一般的なゲームはリリースされてからしばらくすると、先行プレイヤーとの差に気後れし「今から始めても楽しめるかな…」と不安がる新規層も現れがちなものだが、そこも安心してほしい。
『三國志 覇道』は、PvEで自分の軍勢を仕上げていく楽しさがちゃんと担保されているので問題はないと断言できる。
もちろん、負けず嫌いで努力家のコア層は、血で血を洗う軍団戦で、大都市を取りつ取られつのPvP戦を繰り広げているようなのでそこを目指すのも『覇道』の大きな魅力であろう。
私もそこまでいけるのか…。ゆるふわプレイヤーでごめんなさい、でもこれが楽しいんです、となんとなく謝ってみる。
とまあ、こんなまったりの私でもクビにならない我が軍団でも、ついに「採集中のプレイヤーを襲わないで」とか、「軍団長同士で手を結んだ軍団は襲わないで」といったお達しがついに出た。
また我が軍団では外部コミュニケーションツールのインストールが奨励され、そこで軍団内だったり、他の軍団との連絡相談が奨励されているらしい。
軍団チャットでは補えないコミュニケーションをそこで取っているのだろう。
そろそろみんなでほかの都市を襲いたいねという話も出ているようで、取れるのか意思統一!? できるのか共同作業!? といったところで、次回は「ほかのプレイヤーといっしょに攻めるのをやってみたいなあ」とふんわりとした目標を立てているが、軍団を変えないと無理そう。
ちなみに筆者の友人夫妻は、この日誌を読んでふたりで『三國志 覇道』をはじめたそうである。あ・うんの呼吸で荘園だの交易地などをふたりがかりで攻め滅ぼしているそうで、快適極まりないそうだ。
いいなー。『三國志 覇道』の最強の連携戦法とはリアル知人や友人との共同作業なのかもなと思った次第。
諸君もぜひ、同僚や知り合いをこのゲームに誘ってみてはいかがだろうか。かの曹操は曹氏と夏侯氏のバックアップがあったからこそのスタートダッシュであったし、劉備も関羽と張飛がいなければ歴史の渦に飲み込まれていたかもしれない。自分の戦略にとって有利な状況を作るべく、既存の人間関係を利用する。それもまた立派な”外交”だと思うぞ。
(BY ponta)
担当編集コメント:夫婦でいっしょに『覇道』をプレイ。という字面だけを見ると、すごく羨ましくもありほのぼのした空気を感じるのだが……。やっていることが“夫婦でいっしょに交易地などを攻め滅ぼす”と、まさしく覇道を押し進むがごとくであり、私の中では世紀末覇者的なイメージになっています。きっと夫婦揃って大きな黒い馬に乗っているのだろうなぁ……。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
ジャンル | シミュレーション |
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メーカー | コーエーテクモゲームス |
公式サイト | https://www.gamecity.ne.jp/sangokushi_hadou/ |
公式Twitter | https://twitter.com/sangokushihadou |
配信日 | 配信中 |
コピーライト | ©コーエーテクモゲームス All rights reserved. |
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