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『三國志 覇道』はコーエーテクモゲームス『三國志』シリーズの勘どころを抑えた良作である【覇道プレイ日記:第1回】

2020-09-25 19:30 投稿

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三國志 覇道

コーエーテクモゲームスから『三國志 覇道』が正式リリース!

以前『三國志 覇道』CBTの記事を書かせてもらったところ、ありがたいことに好評だったようで、ご指名を受け3度目の登板となった。しかも今度は、連載である。

いやー、その、なんだ。光栄です(お約束)。

『三國志 覇道』公式サイトはこちら

やる気満々で記事執筆依頼を受けたあと、『三國志 覇道』が正式リリースされたので「さあやるぞ」と意気込んだその矢先に、PC版『三國志14』の大型アップデートが来て、時間がそちらに溶けていく…。

違うんです違うんです。

おかしい。時間が別の三國志に溶けている…。

孔明かー!これが孔明の罠かー!
「ファミ通AppでPCゲームを紹介をするたぁ、いい度胸だ」という編集のヒゲメガネ長谷部氏の声が聞こえてくる気がするのだが、いやちょっと待ってほしい。この原稿の締切を『三國志14』の大型アップデートの日にあててきたほうが悪いと、ぼかあ思うんだな。ぼかあ。

えっと、つまり、ここで言いたいのは『三國志14』はすごいということである。神作だということである。

読者諸兄も自分の身におきかえて、考えてほしい。同じゲームを14個も作ったら、ふつう、飽きるかネタがつきるもんである。少なくとも俺なら何も出てこない。

それが、ここにきて。35年目の14作目で神作を作ってくる情熱とポテンシャル。「俺たちが最高の三國志を作らなくて、誰が作るんだ!」という情熱を、日吉方面から感じるようではないか。

そして何をかくそうこの『三國志 覇道』もまた、シリーズ35年記念作品という立ち位置で登場し、これまでの歴史とブランドを背負って立つ心意気が垣間見える良作なのである。

Twitterのプロモーション動画でも、あえて歴代の『三國志』の箱の画像を次々映し出す動画を使用しているほどだ。

puromo

▲歴代のパッケージ画像を映し出し、正当進化であることを訴求

「ユーザーへの広い訴求を考えれば、水着の夏侯氏(※)の画像一択だろ常考…(※夏侯氏=有名武将張飛の奥様。ご主人との馴れ初めがユニーク)」とジェンダー的にギリギリのことを思わないでもないが、そこをあえておっさん画像を使う広報宣伝担当者の心意気やよし。

「この『三國志 覇道』こそ、コーエーテクモゲームスの三國志シリーズの集大成よ」というプロデューサーの荒い鼻息が聞こえてくるようではないか。

そこでふと思い立ち『三國志 覇道』に関する伊藤プロデューサーのインタビュー記事を読み漁った。

そうしたらやはり、伊藤プロデューサーもまた、シミュレーションゲームの『三國志』きっかけでコーエーテクモゲームスに入社した、生粋の“三國志 愛の人”のだということが判明した。

『三國志14』の立ち上げにも関わっていたとのことなので、これは筆者的にめちゃくちゃ期待が大なのである。なんだーこっち側じゃーん、的な。オールドファンの面倒くさいところが出でちゃったのである。

その人が作る作品であるならば、三國志の勘どころを抑えた作品になるのは間違いないはずなのだ。

『三國志 覇道』はシリーズの魅力の勘どころをちゃんと抑えている作品

ところで人はゲームをなんのためにやっているのだろう?

それは当然、気持ち良くなるためである。

気持よさの種類もさまざまで、キャラクターを育てる快感、宝を手に入れる快感、敵を倒す快感、タイルを消す快感、ガチャを引く快感…。

ゲーム制作側はそれらの快感要素を刺激しつつ、いかにユーザーに気持ちよくなってもらうか(そして結果的にそのゲームに時間を使ってもらうか)を緻密に計算して、設計しているのは間違いない。

では、筆者はそもそも『三國志』シリーズで何が気持ちよくなっていたのだろう?ということを言語化するに、下記のふたつであることに気づいた。

・個性豊かな人材を集める楽しさ

・原作の戦いや、駆け引きの再現

人それぞれだと思うが、これが筆者の考える『三國志』シリーズに共通する、快楽要素といえる。

つまり、原作キャラへの思い入れありき、なのだ。

もし単に中国大陸で戦いたいだけならば、春秋戦国時代でも五胡十六国時代でも長征でもいいはずなのに、あえて三國志のゲームをやる理由は、関羽や張飛、趙雲といった、愛着のある武将たちを率いて戦いたいという思いが強いからなのだろう。三國志とはつまるところ、人材ゲームなのである。

そこでふと気づいてしまったことがある。

『三國志』の世界観と、ガチャシステムって、わりと合うな…というところである。

史実でも曹操という人材マニアがいて、よい武将が仲間入りした際には「わが子房」と過去の英雄を引き合いに出して、SSRキターの喜びを表していたのだが、筆者も求人令でSSRが出ると同じく喜んでいる。

愛着ある人材を見つけて、登用して、使いこなす。

この一連の作業が、たまらなく楽しい。サイフの紐が思わず緩んでしまうのも致し方ない。

よくしたもので、『三國志』の武将は、いろいろな君主の下で、大陸中を行ったり来たりしているので、大陸の南に居を構える筆者の城に、北方民族の武将が所属していたとしても、世界観とあまりずれないのがありがたい。

もしこれが日本だと、武将それぞれに地域性が強すぎて、たとえば鹿児島にいる信長などには違和感が産まれてしまうので、すり合わせがちょっと難しいところがあるが、しかし三国志だと世界観が壊れないメリットがあるのだ。

求人令で武将を引いて、好みの武将が出たときの嬉しさといったら、ないのである。

歴代のシミュレーションゲームファンは、スマホだからと食わず嫌いをせず、ぜひぜひやってみてほしい。

ただ歴戦シリーズファンとしては、強化されていない孔明が能力値でB級武将に知力で負けてしまうのがすこしだけ残念だったりもする。

ただそこは育成要素を活かすためのものなのだろう。そして何よりコーエーテクモらしい美麗なグラフィックで孔明らしさ、呂布らしさをきちんと表現しているのがさすがである。

次回は、『三國志』の快楽要素のもうひとつ、原作の戦いや駆け引きの再現がどのように覇道に落とし込まれているかをプレイしながら見ていきたいと思う。

pontasmile (BY ponta

担当編集コメント:プレイ日記なのに『三國志 覇道』のプレイ内容がないよ!

三國志 覇道

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルシミュレーション
メーカーコーエーテクモゲームス
公式サイトhttps://www.gamecity.ne.jp/sangokushi_hadou/
配信日配信中
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