【注目アプリレビュー】『RPGエキシティウム』圧巻のストーリーと爽快感溢れるアクションに酔いしれる

●簡単操作で濃厚なストーリーが楽しめる本格アクションRPG

29カ国のApp StoreにおいてRPGジャンルで1位を獲得したという売り文句の『RPGエキシティウム』が、Android端末向けにリリース。本作はバルダニア呼ばれる大陸で、アーカナンとアビロンの戦争が描かれている本格アクションRPGだ。アクションは苦手だという人でも、攻撃ボタンをタップするだけの簡単な操作で安心して楽しめる。

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●操作キャラクターを選び冒険に出掛けよう！

本作で操れるキャラクターは、接近戦で多くの敵を攻撃できるバーサーカー、強力な魔法が使えるウィザード、素早く敵を攻撃できるパラディン、広範囲の遠距離魔法が使える女司祭の4人。バーサーカーとウィザードはアーカナン陣営、パラディンと女司祭はアビロン陣営に所属しており､両国の視点から戦争を見ることができる。ストーリーが進められるメインクエストとやり込み要素のサブクエストが合計で800以上用意されており、サブクエストでレベルを上げて、装備を整えてからメインクエストに挑むといいのが本作の大まかな流れだ。

▲メインクエストのなかには両軍のキャラクター同士が戦闘をする場面も存在する。

▲広大フィールドにはオブジェクトが配置されており、それを壊すことでアイテムが入手できる。
▲自分の居場所が分からなくなったら地図を見よう。ゲーム画面右上にあるミニマップをタップすると自分の現在位置を確認することができる。

▲アイテムをすぐに使いたいと言うときはショートカットに登録しよう。回復アイテムを登録しておくと戦闘中でもすぐに使えるので便利。

▲装備品は陣営にいる補給将校から購入できる。補給将校は装備品の購入のほかにも、アップグレードや装備品の作成もできるのだ。回復アイテムが欲しいときは商人から購入しよう。

●敵の攻撃範囲を把握しよう

本作には、回避行動がなく敵からのダメージを受けやすい。特に接近戦をするバーサーカー、パラディンは接近してダメージを与えていくのでHPが減りやすいのだ。敵と遭遇した場合には攻撃範囲を把握することが重要。攻撃範囲がわかったら、敵の一定間隔で攻撃をくり返す習性を利用して、バーサーカーとパラディンはヒット&アウェイでダメージを減らしていこう。「遠距離から攻撃できるウィザード、女司祭なら気にしなくてもいいのでは？」と思ってしまうだろうが、それは大間違い。遠距離攻撃は硬直が長く、攻撃スピードも接近戦を得意とするバーサーカー、パラディンよりも遅い。さらに敵はプレイヤーに近づいてくる習性があるのだ。ウィザードと女司祭は、敵の攻撃範囲ギリギリまで攻撃をして逃げれば安全に戦える。

▲敵に囲まれてしまった場合には、範囲攻撃ができる魔法の書が便利。サブクエストの報酬で入手できるため1個はショートカットに登録しておくといい。

▲ウィザード、女司祭に敵が接近すると魔法を使えなくなってしまい武器で殴る動作をする。魔法の攻撃よりも威力が大幅に下がるので、スキルを使って敵との距離を取るなどしよう。

▲実がなっている木を殴るとリンゴを落とすときがある。全ての基礎値を1分間だけ＋5にしてくれる優秀なアイテムだ。さらに、時々基礎値を1分間だけ＋10にする祝福のリンゴと呼ばれるアイテムも手に入る。

▲スキルにはレベルがあり、使えば使うほど経験値を入手できる。レベルが上がるとグラフィックが変わっていき、ド派手な攻撃がくり出せるようになるのだ。

筆者は全キャラクターを使ったが、いちばんオススメしたいキャラクターは防御力が高く、序盤にHP回復のスキルを覚えるパラディンだ。本作では回復アイテムを使ってHPを回復することが非常に多い。回復アイテムはオブジェクトからも入手可能だが、それは微々たるもの。商人から回復アイテムを買えばいいのだが、敵から入手できるが金額が少ない。サブクエストをこなしてお金を稼いでいくことになるので、装備品を買うお金を残して置くのは大切だ。回復できるスキルを持っていれば、回復アイテムを節約できるというメリットがあり、さらにお金の節約にも繋がるといいことずくめ！

●圧巻のストーリーとアクション

戦争を両国の視点から見えるというストーリーと、敵を避けながら戦うアクション性は時間を忘れて楽しめる。ただ、一部クエストの説明が不十分。どこで何をすればいいのかがまったく分からない状態で、「アイテムを取ってきて欲しい」と依頼されるため、時間を掛けて目的のアイテムを探すことになってしまう。手探りで何かをするのもRPGの醍醐味と思えばまったく気にならないので、時間をかけてじっくりと遊んで欲しい。（ロコモコ大山）

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