【注目アプリレビュー】『G1牧場ステークス』最強の競走馬を育成しよう

2013-01-30 20:03 投稿

●本格牧場シミュレーション『G1牧場ステークス』

経営シミュレーションで有名なカイロソフトが放つ牧場経営ゲーム『G1牧場ステークス』。ソフトクリーム屋やおみやげ屋などを作り観光客を呼んで牧場を経営しつつ、名馬を育成して競馬の頂点G1レース制覇を目指すのが目的だ。

●経営の流れを理解しよう

本作は馬を育成してレースに出場し賞金を稼ぎつつ、牧場を経営して観光客からお金を得るのが基本的なゲーム流れだ。まずは、馬が寝て疲労度などを回復させるための施設”馬小屋”を建築しよう。”馬小屋”は馬を配置するために、牧場のどこかに必ず必要となる施設だ。続いて、馬のステータスを上昇させる調教に必要な施設を配置させよう。これで馬を育成してレースに出場させることが可能になる。最初はウォーキングコースやプールしか存在しないが、レースに勝つごとに新たな施設が解放されていく。

▲レースに勝つことで牧場を拡張が拡張になる。大量のお金が必要となるが幅の広い施設などもおくことができる。▲調教をする施設はどれも幅を取るものが多い。施設の移動は序盤ではできないので、計画的に配置しよう。

つぎに観光客から多くの収入が得られるおみやげ屋などの施設を配置。観光客は調教施設を見ることでもお金を支払ってくれる。レースに勝利することで莫大なお金を入手できるので、お店を配置させることに意味がなく思えてしまうが、お店では牧場の各施設の開発などに必要な”馬コイン”と呼ばれるアイテムを定期的に獲得できる。”馬コイン”ははじめて出場するレースや1位になったことがないレースで勝利をすることでも得ることができるが、馬の育成などにも必要となってくるため、レースで得られる”馬コイン”だけでは効率が悪い。多くのお店を建てることで”馬コイン”を定期的にもらえるようにしておくと馬の育成に非常に役立ってくれる。これでお店でお金と”馬コイン”、レースで賞金を稼げるようになった。あとは施設をひたすら拡張をしていくだけだ。

ここで、注意しなくてはいけないのが、各施設には維持費が掛かるということ。1ヵ月ごとに建てた施設の分だけ引かれていくため、建築しすぎて赤字になってしまうことがないようにする必要がある。序盤はお金が少ないため、1ヵ月に施設1個のペースで建てていこう。

▲月額の収入はメニューにある牧場を選択し、牧場情報を選ぶことで見ることができる。1月にどれだけの収入があるのかの目安となってくれるので確かめておこう。

●馬選びが勝利のカギ

馬は、スタミナ、速度、瞬発、器用の4種類のステータスがある。初期は速度重視のシャトー系やスタミナ重視のドサンコ系しか選ぶことができないが、レースで勝利していくごとに瞬発重視や器用重視の馬などが増えていく。さらに、各血統種には遺伝因子というものを持ってもり、スタミナの上限アップ、瞬発上限アップなどの特性がある。それぞれをうまく組み合わせて名馬を生み出していくのだ。

▲馬には技能と呼ばれる各ステータスを上げたり、ロケットスタートのような特殊なスキルを使うことが可能だ。さらに技能は強化をすることができる。
▲レースには芝とダートが存在する。馬によって相性があるのでチェックしよう。

 

一見、複雑なシステムに見えるが、ようは交配や育成をするときに弱点を補うか、一点集中型にするかのどちらかしかない。個人的なオススメは速度重視の馬だ。競馬場で行われる長距離のレースは、G1以外には数が少ないため、さほどスタミナを重要としない。また、レースでの命令には、初期からスタミナを使って相手を引き離す”逃げ”、先頭よりもちょっと後ろに下がった位置で待機する”先行”、後方で待機する”差し”、レース最終まで最後尾で待機する”追込”が存在。速度、瞬発重視なら”先行”、”差し” 、”追込”で序盤は体力を温存して一気に追い上げて1位になれる。スタミナがあって速度があるのが一番いいが、馬のステータスはスタミナが高い馬は速度がなく、速度が早い馬はスタミナが少ない傾向にあるため、ひとつの能力を突出させたほうが確実に強い馬を作ることができる。また、馬にはステータスのMAX値が設定されているが、MAX値から能力をさらに上げることができる。ただし、上がり幅が非常に少ないため、育ちきった馬は、種付けに回してさらに強力な競走馬を育成するほうが効率がいい。

▲レースは新馬、未勝利、500、1000、1600、GⅢ、GⅡ、GⅠの順番でランクが上がっていく、そのほかにも草レースと呼ばれる特殊なものもある。そして、G1のひとつを勝ったとしても本作はまだ終わりではない。新たに3冠と呼ばれるレースが登場。これはすべてG1で連続して勝たなければ意味がないというもの。

●調教は騎手が重要!

勝てる馬を育成するには、調教をおろそかにしてはならない。調教は牧場内に施設をおいたときにはじめてできるようになる。調教施設によって、アップする馬のステータスが異なるので、馬のどのステータスを上げたいにかによって調教メニューを設定すること。多くの馬を一度に育成する場合には、施設に入る最大人数を把握しておかないと調教ができないこともあるので注意。また、お金を払うことで、各ステータスを上げられる特別調教も行える。効果が高いものになるほど値段が高くなっているので破産しないように計画的に使っていくといい。レースに出走したり、調教をしすぎたりすると馬の疲労が溜まり、最悪怪我をしてしばらく何もできなくなってしまうことがある。そんなときには、放牧場の出番だ。疲労を下げる効果があり、最大で2頭を入れられる。牧場に2個あると違う馬がいて入れないということがない。

調教施設を配置しても馬のステータスがなかなか上がらないという人も多いはず。そんなときには騎手の出番。馬同様にステータスがあり”馬術”、”追込”、”コーナー”、”調教”がある。”馬術”、”追込”、”コーナー”は試合に影響してくる。調教は文字通り施設で馬を育成する際の調教の効率がアップ。馬1頭につき騎手ひとりを選んでいこう。ちょっと偏った方法としては、試合で出場する騎手と調教用の騎手を分けて運用していく方法だ。調教用の騎手は”調教”のステータスだけが高い騎手を選び、試合用の騎手は”馬術”、”追込”、”コーナー”のステータスが高い騎手を選んでおく。すべてのステータスが高い騎手は契約するときの値段が高く設定されているので、お金の節約も可能だ。

▲騎手を雇うときには施設の”宿舎”を1人につき1件建てる必要がある。家がないと雇っても調教をしてくれない。▲馬同様に騎手にもお金を支払うことで特訓ができる。限界はあるが各種ステータスを上げられるので弱点を補えるのだ。

 

G1牧場ステークス

メーカー
カイロソフト
配信日
配信中
価格
450円
対応機種
Android 1.6以上

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