『ブルリフS』5月30日をもってサービス終了へ。岸田メルさん描きおろしイラストが報酬の新規イベントを実施予定
2024-03-29 20:11
2023-01-06 18:30 投稿
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BLUE REFLECTION SUN/燦(ブルーリフレクション サン)
2021年にコーエーテクモゲームスのガストブランドが立ち上げた、TVアニメ『BLUE REFLECTION RAY/澪(以下、ブルリフR)』、コンシューマ作品の『BLUE REFLECTION TIE/帝(以下、ブルリフT)』、スマートフォン/PC向けアプリの『BLUE REFLECTION SUN/燦(以下、ブルリフS)』の3作品から成る“BLUE REFLECTION”プロジェクト。
そこで本稿では『ブルリフS』のCBTプレイリポートをお届け。ストーリーやキャラクターの見どころ、バトルの魅力などに触れているので、気になっている人はぜひ最後までチェックしてほしい。
※画像は開発中のものです。正式リリース版とは仕様が異なる場合があります。また、重大なネタバレには配慮していますが、一部ネタバレを含みますのでご注意ください。
まず前提としてお伝えしたいのが、“BRプロジェクト”のタイトルは世界観を共有しており、物語の時系列は『ブルリフR』、『ブルリフS』、『ブルリフT』の順となっている。
そして本作では謎に包まれていた作品の“あいだ”のストーリーが描かれていく。
そんな『ブルリフS』の世界観とプロローグをざっくり説明すると、世界には突如降り注いだ謎の物質からなる“灰”が蔓延。灰に侵された者は灰病を発症し、最終的には死に至るようになってしまった。
さらに、“異灰(テスタ)”と呼ばれる異形が世界に出現し、人類は滅亡の危機にさらされている。
この異灰に唯一対抗できる力を持つのが、特殊能力に目覚めた“イローデッド”と呼ばれる少年少女たち。
本作はそんなイローデッドで構成された“対異灰殲滅組織”のリーダーとして、三石日ノ杜学園高校に主人公がやって来たところから幕を開ける。
そしてストーリーは章立てのスタイルとなっており、用意されているバトルをクリアすることで、対応したエピソードも解放されていく流れだ。
CBTでは第3章までの物語が体験できたが、主人公を中心に“対異灰殲滅組織”のメンバーひとりひとりにスポットが当たり、キャラクター紹介を兼ねたシナリオが展開していく印象だ。
それぞれが悩みやトラウマを抱えていて、それが解決されることで主人公との仲が深まっていくという、例えるならば“某大正浪漫的”な構成はとてもわかりやすく、丁寧にまとまっている印象を受けた。
CBTは第3章までという物語のほんの序盤だけプレイしたが、それでもシリーズを追いかけてきたファンとしては『ブルリフ』シリーズの“あいだ”の真相が徐々に明らかになる、いわゆる謎解きの答えが見えてくるワクワク感が味わえたのがよかった。
逆に本作から『ブルリフ』の世界に触れた人は、他作品に登場している女の子たちのエピソードもしっかり描かれるし、ほぼすべての女の子が初登場なので、過去作の知識がなくてもプレイを進めれば彼女たちの魅力にハマるはず。
なお、シリーズの用語は難解なものが多いが、関連用語はいつでもヘルプから確認できるので安心してほしい。
バトルで重要となるのが、土、水、火、風の4属性。それぞれ優劣の関係性を持ち、バトルでは戦う相手の属性に対応したパーティを出撃させていく。
この辺りは一般的なスマホ向けゲームで定番要素なので、プレイすればすぐになじめるはずだ。
強化はおもにキャラクターとフラグカード、武器が用意されており、とくに細かいのがキャラクター強化だ。
キャラクターにはレベルが設定されていて、レアリティが高いキャラクターはレベルの上限が高く、同じキャラクターを手に入れると限界突破が可能となっている。
また、女の子たちと仲良くなる“交流”の項目にある“ココログラム”では、女の子とおでかけするなどして得たハートでステータスアップのマスを解放し、HPや攻撃力などをアップさせることが可能。
ひとつのマスで上がる能力値は微々たるものだが、塵も積もればという感じで最終的にはかなりの能力アップを見込めそうだ。
それに加えて大きい要素がフラグカードの強化だ。キャラクターにフラグカードをセットすることで能力を底上げしたり、バトル中にスキルを使えたりするようになる。
これも個別にレベル上げや限界突破が可能なため、強化回りのやり込み度の深さを感じられた。
もちろん、武器強化も簡単ではなくレアリティの高い武器は素材集めもハードルが高い。強化すれば如実に戦闘能力が上がるし、お気に入りの女の子を最強まで育てるという“愛”の注ぎ込み甲斐を感じた。
バトルは先に述べたように、属性が戦況を大きく左右する印象だ。基本的な流れはエーテルをためて強力なスキルを発動して敵を一網打尽に、という感じでわかりやすく迷うことはない。
もちろん、スマホで遊ぶのに快適なオートバトル、チケットによるスキップ、スタミナが尽きるまでの周回なども用意されており、プレイアビリティの面での不満はあまりなかった。
なお、ストーリーに合わせて途中のバトルには大型の敵と戦うボス戦も用意されている。全体的にどの曲も秀逸な作品だが、特別なバトルではボーカル付き楽曲が流れるなど、かなりテンションが上がる演出となっていた。
さまざまな強化が用意され、キャラクターを育てるRPGとしての楽しみが充実した『ブルリフS』。もちろん、そんな育成したメンバーたちを活躍させるコンテンツとして、自慢のメンバーを選出してプレイヤー同士で戦う“ランク戦”、戦える限界を目指す“タワー”が用意されていた。
自分は“タワー”に挑戦してみたが、そこまで育っていないメンバーでも30階くらいはラクに到達できたので、腕試し的な感覚で挑戦できそうだ。
今回のCBTは第3章までのプレイとなったが、ストーリーやキャラクター、バトルシステム、強化や高難度コンテンツによるやり込み要素など、『ブルリフS』だからこその体験を味わうことができた。
なお、CBTの段階なので調整されるかもしれないが気になる点をひとつだけ。プレイ中はグラフィックの表現が重いためなのか、項目を呼び出したときのテンポ感が……と感じる場面も。
いろいろな項目にひんぱんにアクセスすることが多いだけに、ここが改善されるともっと遊びやすくなりそうなので期待したい。
というわけで、岸田メル氏が描くかわいい美少女たちに惚れた、スマートフォンで遊べる濃いRPGを探していた、『ブルリフ』シリーズを追いかけていた……、など作品に触れる入口は無数にあるが、どこから入っても申し分のない内容となっている『ブルリフS』。ぜひサービス開始のアナウンスを楽しみに待っていてほしい。
Text/ひでのすけ ライター
対応機種 | iOS/Android/ブラウザ |
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ジャンル | RPG |
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メーカー | コーエーテクモゲームス/EXNOA |
公式サイト | https://bluereflection-sun.com |
公式Twitter | https://twitter.com/BRSUN_game |
配信日 | 配信終了 |
コピーライト | ©2021 EXNOA LLC / コーエーテクモゲームス All rights reserved. |
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