2024年、東日本の最強コンビが決定!
⇒“オセロニアンサマーダブルス2024”公式サイト
大会概要
オセロニアンファミリーチーム
・ファミ通Appスターズ(タイガー桜井&宮坊)
・かかってこい屋(ちゅうにー&石川利恵)
・水と油(ごはん&高梨悠介)
ファミ通Appでおなじみのタイガー桜井&宮坊は、高校時代から現在に至るまでの知己。コンビ相性は言うに及びません。
ちゅうにーさん&石川利恵さんも、ともに活動歴が長いコンビ。その仲睦まじさは『オセロニア』リアルイベントにても恒例です。
ごはんさん&高梨悠介さん(オセロ元世界チャンピオン)は公式チャンネルや地方予選の解説・MCとして出演が長いタッグ。
ただしチーム名“水と油”が示すように、ごはんさんが「あたしの言うことを聞いたほうがいい」と言えば「いや、ノイズだから」と高梨さんが切り返す、「ネタ半分ガチ半分」にも見える不仲芸で会場を沸かせました。
・何のピロシキ(wos&倉ホバ)
・進撃の鮫(KG&しゃめちゃん)
・ご近所さん(うすい塩酸&りーる)
・守護者の保護者(こーあ@日向夏&とうふ@日向夏)
決勝トーナメント
準決勝第1試合(何のピロシキVS 守護者の保護者)
第1戦
後攻:守護者の保護者(こーあ@日向夏選手)
wos選手はアナンデッキ、こーあ@日向夏選手はギルガメッシュデッキ。
HPは均衡していましたが、4ターン目にwos選手が利用した遠夜が雷撃・特殊メインのこーあ@日向夏選手に刺さり、wos選手有利に。
以降もwos選手のデッキは、ギルガメッシュデッキへの対抗手段が豊富だったことに加え、サマー・パンドラも強力。導線を増やすことで、アナンのオーダーCによる毒ダメージでもHPを削っていきます。
このようにwos選手が始終有利な展開には見えたものの、最後の最後でこーあ@日向夏選手がHP80で踏み留まることに成功。九天玄女でハロウィン・メーティスをつなげて一気に巻き返し、守護者の保護者チームが見事な逆転を決めました。
第2戦
後攻:守護者の保護者(とうふ@日向夏選手)
倉ホバ選手は正月蘭陵王の神殴り、とうふ@日向夏選手はアナンデッキ。とうふ@日向夏選手は初手からサマー・パンドラが控えている強い引きです。
とうふ@日向夏選手は2手目をB3にサマー・パンドラを設置。パンドラの導線はあったもののこれは利用せず、続けて盤面重視でD6に遠夜を打っていきます。
倉ホバ選手は、A3に3枚返しでエクレルを使用。これに対して、とうふ@日向夏選手はA罠のマラッカを設置。倉ホバ選手は被害を抑えるべく、ディ・ガンマで回収していきます。
ここで倉ホバ選手がイシュタルの捕食でリカバー。加えてアナンのオーダーD(吸収)が発動しないという、ギリギリのラインも見定めたダメージ量でした。
しかし状況はとうふ@日向夏選手が有利。ツェツィのダブルコンボ発動が決め手となり、守護者の保護者チームが2連勝で決勝に進出しました。
準決勝第2試合(進撃の鮫 VS ご近所さん)
第1戦
後攻:ご近所さん(りーる選手)
KG選手はラウナスリーダーの混合デッキ、りーる選手は時勝リーダーの暗黒デッキを選択。KG選手は2手目をB2から進行していきます。
対するりーる選手は、2ターン目にニューイヤー・ミニエラをドロー。大幅な捕食ができるキー駒の到来に、会場からは歓声が上がりました。
KG選手もラティーナの召喚駒の出目がよく、ランドタイラントも引けている順調な流れです。続けて2ターンのホーリーとバフコンボを持つ、サマー・ティターニアで導線を構築。
りーる選手は残りHPから、コンボをつなげつつミニエラを使いたいところでしたが、一旦我慢してトネルムで辺取り。
ただしKG選手のHPがほとんど減っていないことが災いし、肝心な場面でエンデガが発動しないという状況。決定打を与えられる手駒がなく、甘露寺蜜璃の捕食で回していきます。
そして満を持して、りーる選手がミニエラで13000以上の大幅回復を成功。続けて十分にバフが乗った折刃を龍麗につなげつつ、5枚返しで21000以上の大ダメージを与えて決着。まずはご近所さんチームが1戦を制しました。
第2戦
後攻:ご近所さん(うすい塩酸選手)
互いにアナンデッキによるミラーマッチ。しゃめちゃん選手は初手から闘化ニーヴを使用。バブリーのコンボを利用しつつ風車に進行していきます。
両者ともアナンのオーダーを満たすべく、召喚駒が多めの編成。デッキ編成も似通った接戦でしたが、最後はイグナーツでしゃめちゃん選手がフィニッシュ。進撃の鮫チームが巻き返し、勝負は3戦目に持ち越されました。
第3戦
後攻:ご近所さん(うすい塩酸選手)
互いに正月蘭陵王リーダーの神殴りデッキを選択。置きバフを辺に打ちつつ機をうかがう、神殴りミラーらしい展開でした。
後攻のKG選手は3手目にX打ちを選択。対してうすい塩酸選手は、これを囲んでいく盤面進行です。
以降はイシュタルの捕食による大幅回復や、導線が空いた際も防御駒で凌ぎ合うといったスリリリングな接戦。
互いに一撃で勝負を決めるべく熾烈な読み合いが続きましたが、最後はうすい塩酸選手がアラジンをリンガットにつなげて大ダメージで勝利。ご近所さんチームが決勝へと進みました。
決勝戦(守護者の保護者 VS ご近所さん)
第1戦
後攻:守護者の保護者(こーあ@日向夏選手)
両チームとも互いの準決勝の試合は観ておらず、デッキは純粋な読み合いに。それゆえか、両チームとも準決勝の初戦で使ったデッキチョイスとなりました。りーる選手は暗黒デッキ、こーあ@日向夏選手はギルガメッシュデッキです。
りーる選手の風車進行に対し、こーあ@日向夏選手は3手目をB2に設置していく展開です。
こーあ@日向夏選手はサマー・ニコで大ダメージを与えるべく、ギルガメッシュの召喚駒をジワジワ増やしながら立ち回っていきます。
終盤は両者ともきびしい点は見えつつも、りーる選手の捕食が間に合わない状況。まずはこーあ@日向夏選手が押し切って1本を先取しました。
第2戦
後攻:ご近所さん(うすい塩酸選手)
両選手とも、アナンによるミラーマッチ。キー駒としては同じくサマー・パンドラが控えており、いつ使うかに注目が集まりました。
先攻のとうふ@日向夏選手は、2手目をB2に進行。そして4ターン目、とうふ@日向夏選手がB4にサマー・パンドラを打つ強気な一手を選択します。
うすい塩酸選手も堅実に立ち回りますが、オーダーCを達成できないコンボ回数だったこともあってか、HPが徐々に不利に。
最終的には、とうふ@日向夏選手が勝利。守護者の保護者チームが優勝に輝きました。
次回、大阪大会は8月24日
優勝した守護者の保護者チーム(こーあ@日向夏選手&とうふ@日向夏選手)は、準決勝・決勝もストレート勝ちという、突出した戦歴を見せつけてくれました。新たなスターの誕生と呼ぶに、ふさわしい場となったのではないでしょうか。
大会形式としては、やはりコンビで相談しつつ臨むことに、ソロとは違った醍醐味が感じられますね。予選を眺めているだけでも、活気を感じられ楽しかったです。
そして次回開催は、8月24日大阪にて。今回の環境としては、サマー・パンドラ入りのアナンデッキがひとつのキーになっている印象を受けました。ここに暗黒を一点読みでぶつけるなど、壇上での読み合いが白熱しそうです。
ただ東京開催を受け、大阪でのトレンドはまた変わってくるかも……? 参戦される方は、タッグ戦を楽しみながらぜひ壇上を目指してくださいね!