そろそろ9周年も間近に迫ったタイミングですが、これまでになかった形式で、連チャンの“Deck Drive”がやってまいりました。
【Deck Drive Anniversary Edition 開催期間】
・Cの予兆(ダメマスデッキ強化)
2025年1月17日12時~1月21日11時59分
・魔因子リフレイン(エレメントデッキ強化)
2025年1月21日12時~1月24日11時59分
エレメント強化は理解できますが、ダメマスデッキは「客観的に見て、しょっぱなから尖ったもん突っ込んできたな……!」と面食らいました。主観で言うならばダメマス大好きなので見た瞬間にニヤニヤしました、誠にありがとうございます。
そして、“Cの予兆”、“魔因子リフレイン”ともに、リリース初期の『オセロニア』テイストをほんのり感じさせるネーミングセンス。最近のパッケージングからすると、ちょっとめずらしい路線に見えます。
今回は新要素を紹介のうえ、“Cの予兆”の新駒たちをざっくりレビュー。なお“ロティオン”のみ引けておらず、エアプ評価になる点はご了承ください。
“マスジェネレータ”、“ダメマスC”が新登場
そして“Cの予兆”に冠されている通り、まさかの“ダメージマスC”が登場しました。確かにダメマスA、Bがあるので流れとしてはまったくおかしくありませんが、シンプルすぎて逆に予想できなかったです。
ダメマスデッキ強化には間違いなく貢献していますが、環境デッキに押し上げられるほどでなかったことは、先に述べておきます。「ダメマスデッキをより楽しめる要素が増えた」という体感ですね。
ちなみに今回の新駒6体は、いずれも「魔駒10枚以上」のリンク付き。もちろん魔単でも使えますが、さしあたっては回復手段も確保しやすい、カマリ魔竜デッキにハマりそうです。
ロティオン
スキルのマスジェネレータは、格闘レイホウのスキル(通常マス⇒敵用ダメマスB2個生成×2ターン)に、800ダメージが追加されたもの。
コンボのマスジェネレータも通常マス⇒敵用ダメマスB変換ですが、こちらは2000ダメージ付きと速効性が高め。スキル単体で超強力というわけではないため、できればこちらも活かしたいですね。
パっと見だと「そこまで強いのか……?」という感じはするものの、使ってみたら意外と便利だったというパターンもあり得るので、深くは言及しません。
ジオルド
ランダム4個生成は、博打成分がかなり高めですね。ダメマスCの強力さを考えると妥当ではありますが……。
一方でコンボのベノムヒールは、回復に寄った高性能なもの。これも活かして終盤まで粘りつつ、なんとかしてダメマスを踏ませることが理想の立ち回りとなるでしょう。
ただ、これも合わせて有効活用しようとすると、使用タイミングがなかなか難しく……! 現状は、「ガチのダメマス上級者向け」 or 「序〜中盤に運否天賦で投げる用」という印象です。
あぜ
コンボもマス変換ですが、こちらは「敵用ダメマスBをダメマスCに3個変換」する新機軸のもの。自己完結しており、要は自分で出したダメマスをさらに強化できる形ですね。
変換できるマスはランダムなので、お祈り要素は強め。コンボを狙いすぎても一般デッキにパワー負けやすいので、あまりこだわらないほうがよさそうでした。ただし、後述する“ソフィ”との相性はバツグンです。
総合的にはバランスが取れており、ダメマスデッキには素直に組み込めると思います。
エルク
ダメマスデッキは長く戦うほどダメマスを踏ませやすくなるので、理屈としてはまったく悪い性能ではありません。ただ相手の駒が3枚ある盤面って、正直ほかのことをしないと間に合わない状況が多めなんですよね。召喚デッキ相手ならべつですが。
ただ総合的に見るとパワー不足感が否めず、一旦は使用を切り上げました。カップ戦で条件が合えばワンチャン……? というタイプでしょうか。
ザミエル
せめて「自分の駒の周囲」、もしくは「リーダー条件なしのオーラ」なら優先できたのですが、ある程度使って「これはきびしい」という結論に落ち着きました。
ただデザイン的には今回の中でいちばん刺さったので、何かしらシナジーの高い要素を見つけられれば、ねじ込んでいきたいと思っています。
ソフィ
とくに“あぜ”のコンボと噛み合っており、同時発動できればダメマスCの5個変換がけっこうな圧になり得ます。