見た目も中身もユニークな作品多し!個性派タイトル5選【Apple Arcade特集】

2022-03-26 15:00 投稿

国内外を問わず個性派揃い!

Appleが提供する定額ゲームサービスのApple Arcade。

本記事では、Apple Arcadeに対応しているタイトルのなかからビジュアルやゲーム性などで個性が光るタイトルを紹介していく。

今回ピックアップしたものは、『ミニメトロ+』を除きコントローラ操作に対応している。

ピックアップタイトル
・『深世海 Into the Depths』
・『World’s End Club -ワールズエンドクラブ-』
・『Bleak Sword』
・『忍び足のサスクワッチ』
・『ミニメトロ+』

『深世海 Into the Depths』

『深世海 Into the Depths』は、カプコンが開発したアクションゲーム。

いわゆる2Dアクションのように移動とジャンプ、攻撃などの操作を行いステージを進んでいくのだが、タイトルからもわかる通り深海を舞台にしているのが特徴だ。

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水中とあって主人公は潜水服に身を包んでおり、潜水服内の酸素がなくなってしまうと倒れてしまう。

酸素は特定のポイントで補給でき、またマップ内に落ちている酸素ボンベを拾えば酸素の最大容量が増えていく。

壁に掴まって登るアクションやジャンプ後のブースト移動など、酸素を使うことでステージを進む場面もあるため、酸素の使いかたがひとつのポイントだ。

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▲左上に表示されている水色のゲージが酸素量。酸素ボンベは落下ダメ―ジなどを肩代わりしてくれるが、一定のダメージで壊れて酸素の容量も減ってしまう。

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▲ジャンプには水中らしい浮遊感があり、ジャンプ後のブーストを使えば好きな方向に飛ぶこともできる。

海のなかにはさまざまな資材が眠っており、これらを掘り起こすことで銃の弾を作ったり潜水服を強化することができる。

はじめのうちは深く潜りすぎると水圧に耐えきれずに死んでしまうため、ステージを散策して素材を集め、潜水服を強化してより深く潜っていくのが基本的なプレイ方針となる。

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▲銃の弾を作れば道を塞ぐ敵を撃破することもできる。

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▲点在する謎の施設に入ることで、さまざまな機能がアンロックされていく。

浮遊感があるアクションを楽しめる本作だが、使用されているフォントも含めゲーム全体が生み出す独特の雰囲気も魅力。

アジアンテイストのSFといったビジュアルもさることながら、水中感を高めるサウンド面も要注目だ。

透明感のあるBGMや水のなかで空気が湧き出る音など、深海らしさを体験できる音に満ちているので、プレイ時はぜひイヤホンやヘッドホンの使用をオススメしたい。

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▲チュートリアルやヘルプでは文字による説明もあるが、基本的には図形や絵だけで物語を伝えるスタイル。アクションだけでなくゲームの世界そのものも魅力だ。

© CAPCOM CO., LTD. 2019 ALL RIGHTS RESERVED.

『World’s End Club -ワールズエンドクラブ-』

『World’s End Club -ワールズエンドクラブ-』は、少年少女の冒険譚を描くアドベンチャーゲーム。

『ダンガンロンパ』シリーズを手掛けた小高和剛氏、『infinity』シリーズや『極限脱出』シリーズの打越鋼太郎氏、『刀語』や『戯言』シリーズなどで挿絵を手掛けたイラストレーターの竹氏など、豪華制作陣が手掛けている作品だ。

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“ガンバレ組”と呼ばれる小学生たちはある夏の日に修学旅行へと出かけるが、バスでの移動中に事故が発生し、そこからいわゆるデスゲームに巻き込まれるという急展開から物語は幕を開ける。

プレイヤーはガンバレ組の一員である“れいちょ”を操作し、この異常事態に立ち向かっていくこととなる。

プロローグからプレイヤーを驚かせる展開が連続するため、単純に読み物としても楽しめるだろう。

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▲ピエロピという謎の存在からデスゲームの開幕を宣言される。

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▲マンガチックな演出や一枚絵など、キャラクターの見せかたも豊富だ。

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▲選択によって行動するメンバーやシナリオも変化する。

シナリオ面が魅力的な本作だが、いわゆるノベルゲームではなくアクション要素も存在する。

ストーリーパートの合間には横スクロールアクションのパートが挟まれ、左右の移動とジャンプ、そして各キャラクターが持つ特殊能力を駆使してゴールを目指すことになる。

アクションは単純な移動からオブジェクトを動かして足場を作るもの、タイミングよくジャンプするものなどクラシックな作りになっており、適度に操作を楽しめる。

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▲れいちょの“一球入魂(ダイリーグボール)”は石ころなどを拾って強力な投擲を行うもの。高い位置にあるものを落としたり敵を撃退したりするのに使う。

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▲食いしん坊キャラの“モーちゃん”は自身を硬化させて転がるなど、キャラごとに能力はさまざま。

ポップなビジュアルで謎に満ちた物語が展開する本作。

Apple Arcadeのタイトルとしては珍しく声優陣も豪華になっており、ストーリーはフルボイスなためアニメ的な楽しみかたもできる。

キャラクターたちもかなり個性的なメンバーが揃っており、プレイすればひとりはお気に入りが見つかることだろう。

©2020 IzanagiGames, Inc. All rights reserved.

『Bleak Sword』

『Bleak Sword』は、正方形のフィールド上で敵と戦うアクションゲーム。

Steamで配信され話題を呼んだ『Inscryption(インスクリプション)』を手掛けたデボルバー・デジタルの作品であり、ドット調で描かれるダークな世界が特徴的だ。

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ゲームは複数のステージで構成されており、各ステージは登場する敵をすべて倒すことでクリアーとなる。1ステージのプレイ時間は数分程度だ。

アクションも攻撃、回避、ガード(からのカウンター)と非常にシンプル。タッチ操作の場合はフリック操作で回避や攻撃を行うので、細かいことを覚えずとも直感的に操作できる。

見た目と操作がシンプルなのでカジュアルな作品にも思えるが、油断しているとアッサリ死んでしまう難度になっており、アクションゲームとしての歯応えはバッチリだ。

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▲敵の攻撃をかわして殴るか、ガードからのカウンターを決めてダメージを受けずに立ち回るのが基本。複数の敵が同時に登場すると回避もなかなか忙しくなる。

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▲攻略を進めるとムービー付きでボスが登場。ドット調の表現ながらムービーなどの雰囲気も注目のポイントだ。

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▲コントローラ操作の場合はボタンとスティックで操作する。タッチ操作と違って回避を行わずに純粋な移動ができるが、タッチ操作でもそこまで不便は感じない。

本作にはRPGの要素もあり、レベルアップによってキャラクターを強化することも可能だ。

レベルアップ時にはHP、攻撃力、防御力のいずれかを選択して強化するので、プレイヤーによってどのような能力になるかは変わってくる。

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▲どの能力を強化するか、これがなかなか迷いどころ。

また、ステージをクリアーするとアイテムも手に入る。

アイテムはふたつまで所持でき、持っているだけで能力が上昇する装備品、HP回復や一時的な能力アップを行える消耗品などがある。

すでにふたつのアイテムを所持している場合、いま持っているものと交換するかそもそも拾わないかの選択を迫られるため、ここもプレイしていて悩むところだ。

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▲防御力が下がるデメリットを取るか攻撃の伸びが大きいメリットを取るか、プレイヤーの好みが出るポイントだろう。

ステージ攻略中に死亡してしまうと、そこまでに稼いだ経験値や取得したアイテムはすべてロストしてしまう。

が、回収のチャンスが一度だけ用意されており、死亡したステージに再度挑戦してクリアーすれば経験値とアイテムを取り戻せる。

ステージ間で残りHPを引き継ぐこともあり、倒されるときにはアッサリ倒されてしまうが、死亡後はアイテムがない代わりにHPが全回復するので回収はそこまでむずかしくはない。

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▲死亡したステージにはドクロマークが付く。慎重に戦って勝利を目指そう。

クラシックなドット表現と近代的なライティングを組み合わせたビジュアルが印象的な本作。

片手でも操作できるカジュアルな操作性に反し、ガッツリ遊べるアクションゲームになっているので、アクション好きであれば間違いなく楽しめる作品だ。

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▲魔剣に心奪われた王子の裏切りから幕を開ける物語も展開。独特の雰囲気を楽しめるのも魅力。

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『忍び足のサスクワッチ』

『忍び足のサスクワッチ』は、キャンプ地でいたずらに勤しむアドベンチャーゲーム。

タイトル通り未確認生命体のサスクワッチ(サスカッチ)を操り、人間さながらに自由気ままなキャンプライフを送れる作品だ。

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本作は決められた目標のようなものはとくになく、できることや行ける場所を増やし、自由に遊ぶことができる。

最初はゴミ箱や冷蔵庫から食べ物を失敬し、食品を売った資金を元にさまざまなアイテムを購入、できることを増やしていくことになる。

ただしサスカッチの姿で一般人やレンジャーに見つかり、掴まってしまうと特定の地点まで強制送還されてしまうため、バレずに動くのが大事だ。

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▲拾った食べ物はサスカッチの体力回復にも使用。テーブルに着かないと食事を取れないという謎の行儀のよさもある。

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▲サスカッチの姿では人間に見られるだけでレンジャーに通報されてしまうが、服を着れば一般人にはバレなくなり、買い物すらできるようになる。

釣りにゴルフにカーレース、はたまた町に出かけてゲームセンターで遊んだりと、取れる行動はなかなかに豊富だ。

アップデートでパソコンやテレビといった電子機器も追加され、それらを買うことでプレイできるミニゲームも増えるなど、カジュアルに遊べる要素が盛りだくさんだ。

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▲ゲーム内ゲームの種類はかなり多い。ひと通りのゲームを探してクリアーするだけでもけっこうなプレイ時間になることだろう。

ゆるく遊べるタイトルながら、ボリューム感はそれなりになっているので、試しに遊んでみたらいつの間にか長時間プレイしていた、というケースもある本作。

ほんわかしたビジュアルが気に入ったなら、試しに触ってみるといいだろう。

© 2019 RAC7 Games Inc.

『ミニメトロ+』

『ミニメトロ+』は、駅と駅を繋ぐ地下鉄網を作り、乗客を詰まらせることなく移動させるシミュレーションゲーム。

非常にシンプルながら黙々と遊んでしまう中毒性のある作品だ。

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本作では駅が○や△、□といった記号で示され、時間が経過すると各駅に別の駅を示す記号(乗客)が表示されていく。

プレイヤーは駅と駅を繋いで乗客を上手く移動させていくのだが、時間の経過とともに駅は増えていき、運ぶべき乗客も増えていく。

乗客が列車に乗れない状態が一定時間続くとゲームオーバーになってしまうため、複数の路線を引いたり車両の数を増やしたりし、いかに効率よく乗客をさばいて街を発展させられるかがポイントとなる。

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▲一定時間が経過するごとにアイテムが手に入り、より客をさばきやすくなる。

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▲乗客が貯まりすぎた駅のまわりにはゲージが出現し、このゲージが満ちるとゲームオーバー。地下鉄を経営できた日数と利用客の数が表示される。

本作はロンドンやニューヨークといった世界各国の都市がステージとして登場し、各都市で一定以上のポイントを獲得することで新たなステージが開放されていく。

ゲームモードも複数用意されており、路線の配置を変更できないエクストリームモードや交雑の起きないエンドレスモード、自由に駅を配置してシミュレーションを楽しめるクリエイティブモードなどもプレイできる。

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▲自由にプレイできるモードのほかにデイリーチャレンジも用意されており、世界中のプレイヤーがその日初めて出したポイントでのランキングが表示される。

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▲クリエイティブモードは駅の配置や形状変更などがすべて自由なので、実際の路線を再現することもできる。なお、本作はダークモードにも対応しており、この画面はダークモードを有効にしたもの。

地下鉄網を作るというとマニアックなゲームにも聞こえるが、触ってみるとルールはシンプルなうえに、人が移動していく様を見るのが意外におもしろい。

鉄道に興味がなくとも黙々と楽しめるシミュレーションゲームなので、まずは試しにプレイしてみてほしい。

© 2021 Dinosaur Polo Club Limited

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