【緊急連載!】完全新作プロジェクト『RANBU』の3Dキャラを初お披露目!その制作過程に迫る

2019-03-22 17:00 投稿

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三国志乱舞

新作プロジェクトタイトルは『RANBU 三国志乱舞』と発表!

『三国志乱舞』、そして電撃発表された完全新作プロジェクトを全7回に渡ってお届けしていく連載企画“平成最後の乱舞祭”。

3月22日にティザーサイトが公開された新作プロジェクト『RANBU』。第6回は、ついに発表された新作タイトル『RANBU 三国志乱舞』の魅力に迫る! 本作の特徴である3Dモデルについて、窪田アートディレクターに3Dモデルの制作過程や本作のゲーム内容まで色々聞いてきたぞ。

新プロジェクト

3月22日公開 ティザーサイトはこちら

新作『RANBU』の3Dモデル制作過程に迫る!

無題

▲『RANBU 三国志乱舞』のアートディレクターを務める窪田氏。

――『RANBU 三国志乱舞』は『三国志乱舞』の完全新作プロジェクトとのことですが、3Dモデルは『三国志乱舞』のカードイラストがベースなのでしょうか?

窪田 すべてではないですが、『三国志乱舞』で人気のあったイラストや、今作の趣向に合ったイラストは引き続き使用しています。もちろん新規イラストも沢山ご用意しています。

イラスト関羽モデル関羽2

▲人気武将である関羽も3Dモデル化されている。

――絵師さんからイラスト受領後、3Dモデルが完成するまでの期間はどのくらいですか?

窪田 キャラクター1体につき2ヶ月ほどです。イラストの絵師さんが多数いますので、それぞれ違ったタッチや個性があります。その各イラストから3Dキャラクターにするうえで、あまりに違う世界観ですので、作品として統一性を出す事が大切です。また、イラストでは見えない箇所(設定)などは、3Dモデルに起こす際に必要になるため、あらかじめイラストをもとにすべてアートを起こしています。

その後、スケルトン入れやリギング、クロスシミュレーションといったセットアップ作業、モーション作業へと続きます。

――イラストの統一感を出すとのお話がありましたが、3Dモデルではイラストの個性をどのように表現するのでしょうか?

窪田 世界観の異なるイラストを『RANBU』というひとつの世界感にどう落とし込んでいくか、これは最初の悩みどころでした。そのためさきほど述べたようにアート(設定)を1度おこし直す作業をしています。ここで、頭身バランスのルール化であったり、構造のルール化などを行い、同じ世界観に寄せる作業を行っています。顔や体つきはイラストを重視し、イラストのキャラクターの魅力はそのままに、立体化する事ができていると思います。

関羽アート1r
関羽アート2r
関羽アート3r

▲アートにおこされた画像では、装備品から背面まで詳細に描かれている。

――アート上ですと素材データもあるようですが、武器、衣装変更も可能になるのでしょうか?

窪田 現時点では内緒です。いろいろ考えてますので今後のお楽しみにご期待ください(笑)

――3Dモデルの制作は何人ぐらいのチームで行われていますか?

窪田 3Dモデルチームは7名ほどです。そのほかにアートチーム、モーション&セットアップチームなど多くの人がキャラクター制作に関わっています。

――今回の3Dモデル制作で特にこだわった部分はどこでしょうか。

窪田 トゥーンシェード技法というものを用いたところでしょうか。スマホゲームなのでどうしてもコンソールゲームと同じようなグラフィックパワーは出せません。その制約の中でキャラクターを魅力的に見せるためには、中途半端に表現するよりも、トゥーンシェード技法を用いてキャッチーに表現してみることに挑戦しました。

ただし、旧来のオーソドックスなトゥーンシェード技法では今回我々が表現したい絵にはならないので、メインプログラマーやグラフィックアーティストと試行錯誤を繰り返し、最終的なシェーダーとしました。結果、独自のトゥーン表現として良い感じに仕上がっています。

――スケルトンを見るとかなり緻密に構成されているようですが、指先までの動きもきれいに表現できるのでしょうか?

第6回素材01

▲スケルトンの画像を見ると、指の1本1本が確認できる。

窪田 はい。指先まで表現されています。

――揺れ具合はどうですか?

窪田 揺れ具合?ああ、おなじみの揺れ具合のことですね(笑)私としては誇張しすぎるのは嫌なので、程よい調整にしています。が、何とは言わないですが『RANBU』のキャラクターには大きい方が多いので……。

ほかにも衣装や髪など、揺れ物はしっかりと動きが入っています。

――必殺技などエフェクト効果の制作で心がけたポイントはありますか?

窪田 エフェクトに関しては、バトル画面での説明要素も含まれるので、どこで何が起こったのかなどの演出も含めて心がけています。必殺技などキャラクター演出の部分では、とにかくキャラが生き生きと画面内を躍動するように、エフェクトだけでなく、モーション、カメラワークなど細部まで意識しています。

――『三国志乱舞』では同名の武将(イラスト違い)が複数登場しましたが、新作『RANBU』では武将1体につき1モデルになるのですか?

イラスト関羽関羽

窪田 今回も同名の武将は複数登場します。それぞれユニットとしては別武将扱いになるので、ちゃんとモデルもイラストに合わせたものを作成しています。

――男性の3D武将は登場しますか?

窪田 はい。登場します。女性だけでなく男性もカッコイイよくできてます(笑)

――ユーザーには3Dキャラのどの部分に注目してほしいですか?

窪田 それぞれ魅力的なキャラクターたちで、3Dで動くことでさらに生き生きとします。ぜひ全てのキャラクターを育てて、長く愛でて頂きたいです。

――最後に、今回の3Dモデルには“プレイヤーに喜んでもらえる要素”を入れているとお聞きしたのですが、どんなものになるのでしょうか?

窪田 まだ詳細は言えないのですが、わたしはこれまで『ファイナル ファンタジー』シリーズ、『キングダムハーツ』シリーズといったコンソールゲームのキャラクターモデル制作を担当してきました。その経験から、モデルリソースをうまく活用することで、スマホゲームでも“よりキャラクターを愛せる要素”を長年の思いとして込めることができました。ひとりでも多くのユーザーさんに喜んでいただければ幸いです。

連載企画の第7回は3月28日(木)!最終回お見逃しなく!

最終回となる、連載企画第7回は、新作『RANBU』について、プロデューサーの長谷川氏に直接インタビュー! 新作に関する情報はもちろん、読者のかたの新作への質問や意見に答えてもらったので、次回をお楽しみに。

3/22()ティザーサイト&ムービー公開!

「三国志乱舞」オリジナル開発スタッフが贈る完全新作。2019年配信予定を受け、ティザームービーを先行公開!

3月22日公開 ティザーサイトはこちら

 
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三国志乱舞

対応機種iOS/Android
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ジャンルシミュレーションRPG
メーカースクウェア・エニックス
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