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【イングレス】栃木イベント“ミッションデイ小山”リポート[後編]_原始から現代にいたる開運の街を回想する

2017-10-23 20:49 投稿

小山に生きた人々が築いた郷土の歴史

ナイアンティックのスマホアプリ『イングレス』では、地域活性を目指す各自治体などが手掛けるミッションデイという、特定のルートを巡るスタンプラリー的なイベントが国内外で開催されている。

当記事では2017年10月15日に栃木県は小山市で開催されたミッションデイ小山の様子を、フリーライターの深津庵とイラストレーターのあしたづひむの目線で紹介するリポート記事の後編だ。

雨が降り続く小山市内を南下、ミッションに導かれて立ち寄った博物館での予期せぬ体験にも注目してほしい。

▼イベントリポート前編はこちら

1i【イングレス】栃木イベント“ミッションデイ小山”リポート[前編]_開運の街と家康の足跡に触れる
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【Ingress記事まとめ】
イベントレポートや取材記事も

10月15日13時30分
【MDOYM02】有形文化財である図書館へと続く道

今回のミッションデイ小山に合わせて用意されたルートは全部で12種類。その中で、運営サイドが達成条件に指定したのは1番と7番のミッションだ。

そのふたつだけに挑むもコンプリートするもエージェント(以下、AG)の自由である。

深津たちは指定されたものを含む6種類を選択、小山駅周辺からスタートして7番ルートのある隣駅の間々田を目指しつつ、1、5、6番の3種類を達成したのが前回までのはなしだ。

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昼食を済ませてミッションを再開したのが13時30分を過ぎたころ。

うどんまつりが開催されていた御殿場広場や、小山評定跡(前編を参照)の中央に位置する小山市役所を抜け、国土4号線に沿って南下を開始した。

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このミッション最後のスポットには国の登録有形文化財である小山市文書館があるのだが、それ以上に印象深かったのは“ニンニク入れましょう”いうキャッチフレーズと、赤いクマらしきマスコットが書かれたラーメン屋ハイマウントだ。

後日知ったのだがここは行列のできる有名店で、当日も雨の中で多くの方が列を作って待っていた。

相当なガッツリ系ラーメンらしく初心者の自分は少々不安だが、胃袋に自信のあるAGはぜひ、ハイマウントを訪れてもらいたい。

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そしてもうひとつ、AGの多くが2度見したであろう神社の存在も思い出深い。その名もズバリ“須賀神社”、まぁそういうことである。

あの爽やかな笑顔が脳裏をよぎった深津は、はじめて訪れる神社にも関わらず親近感を覚え、無心でシャッターを切っていた。

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この須賀神社が創建されたのは天慶3年、藤原秀郷公が京都の八坂神社より御分霊を迎えまつったとされ、ポータルにもなっている場所だ。

神社の拝殿と神社会館をつなぐ渡廊の完成により、雨天でも昇殿参拝の利便性が向上、スロープ上になっているので車椅子の方でも安心して参拝できるので、安心して立ち寄れるスポットである。

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10月15日13時50分
【MDOYM04】須賀神社参道を歩いて身を清める

【MDOYM02】でも紹介した須賀神社につながる参道や、徳川吉宗が日光社参時に立ち寄ったとされる持宝寺、慶応4年の戊辰戦争にともなう激戦で受けた弾痕が残っている阿弥陀如来像がある常光寺などを巡るこのミッション。

このころにはすっかり靴には雨が浸透し、生乾きをくり返してしまった結果、自分でも驚く悪臭が足もとから漂い始める。

いっぽう、長靴で挑んだあしたづは大きな水たまりも気にせず、軽快に参道を突き進んでいく。その姿はまさに子どものような浮かれっぷりだった。

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人通りも少なく車の騒音などもほとんど聞こえない参道は、雨音とわずかな風にそよぐ木々の音が重なり合い、午前中から歩き続けてきた疲労を癒やしてくれた。

その後、常光寺で六地蔵や6角形の二十三夜堂を参拝。阿弥陀如来像を見ることはできなかったのは残念だったが、深津がこれまでチャレンジしてきたミッションデイ史上、もっとも余裕を持って最後のミッションへと動き出せたのはうれしい展開である。

生乾きの悪臭をのぞけば……。

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10月15日15時30分
【MDOYM07】奈良時代どころか原始時代までワープ!!

MDOYM07の最寄り駅である間々田は小山駅の1駅手前にあり、スキャナ上では約7キロ離れた場所にある。

どうしてそんな離れた場所にあるミッションを達成条件のひとつに設定したのか。チャレンジするまでは、小山を隅々まで知ってもらうために考えた苦肉の策かと思ったのだが、そこにはあっと驚くサプライズが仕掛けられていたのだ。

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ここ間々田には奈良時代から瓦を作ってきた乙女不動原瓦窯の歴史があり、その跡地がいまも残されている。

間々田駅西口から始まるこのミッションではその、約1250年前当時の光景を間近に見ることができるのだ。

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工房跡の側には瓦の材料を掘り出していた粘土採掘坑跡や、瓦の飾られている案内板などもあり、それを読みふけるAGの姿が多数あったのも印象的だ。

ミッション自体は間々田駅付近と、この一帯にまとまっているポータルを巡ればMDOYM07は完了する簡単な内容。しかし、ここで見逃してはいけないのが、ポータルにもなっている小山市立博物館なのだ。

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館内には“小山の文化のあゆみ”と題した常設展示物があり、原始・古代・中世・近世・近現代・民俗で構成された、それぞれの時代を約320ある模型や複製資料などを使って学ぶことができるのである。

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館内に展示されているのは小山の文化ではあるが、これは日本の歴史そのものでもあり、ミッション完了後に訪れた深津たちは気づけば30分以上もこの場に滞在し、貴重な展示物に見入っていた。

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参加しつつも実績にカウントされなかったものを含め、深津にとってこれが8回目のミッションデイ。宮崎県から沖縄県まで、出不精で観光に不慣れな自分が『Ingress』を介すことで、安心して現地を探索してきた。

その理由は、ミッションデイに合わせて設定された全ルートが観光ガイドであり、ゲーム感覚で楽しめていること。そして、それらを提供してくれる各自治体の皆さんのおかげなのである。

スキャナ上に表示されるAGだけが知る特別な観光ガイドを頼りに、ARを使って各地を探索する魅力を今後も追いかけていくので、自治体&AGの皆さん引き続きよろしくお願いします!!

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P.N.深津庵(撮影協力:あしたづひむ)
※深津庵のTwitterはこちら

イングレス

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
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ジャンルその他
メーカーナイアンティック
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