『Ingress』約3年ぶりのアノマリー体験!! シャードも飛んだキテラフェーズ2静岡リポート

2022-05-26 20:06 投稿

この記事に関連するゲーム ゲーム詳細

Ingress Prime(イングレス プライム)

忘れかけていた攻防戦の再開へ

2022年5月21日、位置情報ゲーム『Ingress』にて、ふたつの陣営が戦う通称”アノマリー”という公式のリアルイベントが世界各地で開催された。

コロナ禍の影響で長らく中止されてきたアノマリーが、今年からバトルビーコンというゲーム内アイテムを介して徐々に再開。

誰もが最寄りのエリアから参戦できる新たな形式のもと、1年(3ヵ月ごとにシリーズが変更)に渡る長期戦が続いている。

本記事では4月から始まったキテラと呼ばれる戦いのフェーズ2を静岡で体験したフリーライター・深津庵の目線で振り返っていく。

ingresssizukityt01

数年ぶりの玉転がしを味わいたい

コロナ禍に対処すべく実装されたバトルビーコンは、設置したポータルをふたつの陣営が奪い合うラウンド制の対戦装置のようなもの。

得点や最終的な勝敗がひと目でわかる仕組みと、遠征せず身近なポータルを介して参加できる手軽さは、まさに次世代のアノマリーを前提とした優れたアイテムだ。

そこに加えて今回、シャードと呼ばれる『Ingress』を代表する攻防戦が数年ぶりに静岡で実施されることが判明。

約3年遠征を控えてきた筆者も、さすがにこれは心が揺らぐ。

そうして悩みに悩んだイベント前日、数年ぶりに復帰するAGからの呼びかけに背中を押され……

ingresssizukityt02書き込み

シャード戦とはポータル同士を(リンク)で結び、浮遊する欠片を指定されたゴール(ポータル)まで運ぶというもの。

線を壊して移動を阻止したり、ゴールに線が結ばれないよう妨害したりと盤面は目まぐるしく変化していく。

ひと昔前はその様子から“玉転がし”“玉入れ”なんて呼ばれることもあったくらいAGにとっては馴染み深く、陣取りのイメージが強いかたにとってはちょっと不思議な攻防戦だ。

ingresssizukityt03書き込みingresssizukityt04書き込み
ingresssizukityt05書き込みingresssizukityt06書き込み

AGの存在を間近で感じるしあわせ

今回のような遠征は2019年12月に開催されたミッションディ千葉ニュータウン以来。

XMアノマリー・ダルサナプライム東京も同年3月末だったのでじつに3年ぶりの大冒険だ。

今年1月から毎月開催されているイベントも感染対策のため、身近なAG数名もしくはソロでの参加というのが基本。

当日、行き先を決めて雰囲気だけを味わっていた4ヵ月とは打って変わり、今回はイヤホン越しにさまざまな指示が飛び交う

ingresssizukityt07書き込みingresssizukityt08書き込み

シャードを飛ばすリンクをどうするか、敵陣営の動きにどう対応するか。

周囲には右往左往する両陣営のエージェントたち。

3年ぶりに感じるピリピリとした空気に「そうだよ、これこれ」と心も踊る。

すれ違う人々、行き交う車や自転車など、すべてのものがエージェントなんじゃないかという緊張感。

陣営カラーを示す青や緑の衣装やグッズを身に着けている人も多いけど、あえて敵陣営カラーを身に着け近づいてくる人もいる。

ゲーム内外の動きに目を凝らし、ひとつの目標を達成するため奮闘するこの感覚に触れた瞬間、待ちに待っていたアノマリーが帰ってきたんだと実感することができた。

ingresssizukityt09書き込み
ingresssizukityt10書き込みingresssizukityt11書き込み
ingresssizukityt12書き込み

残念ながら筆者の所属する陣営は負けてしまったけど、敵味方関係なく多くのエージェントと再会できただけでも静岡まできた価値は十分にあった。

ちなみに、静岡戦が終わってからは駆け足で現地のミッションに挑戦

今回のアノマリーに合わせて作成された“KYTHERA PHASE2 MEMORIAL in SHIZUOKA”は、静岡駅前から駿府城公園を目指す6つのルートで完成する連作だ。

日帰りかつ公園に閉じこもっていたので、観光らしいものがまったくできなかったけど、このミッションのおかげで少しだけ静岡の空気を感じることができた。

ingresssizukityt13書き込み
ingresssizukityt14書き込み
ingresssizukityt15書き込み

各地で参加したAGたちの奮闘

ここからは当日筆者がTwitterで呼びかけた#Ingress_Kythera_May のタグに参加してくれたAGたちのツイートを紹介。多数のツイートからいくつかをピックアップ、それらをまとめたリンクも下記に残しておく。

キテラアノマリーフェーズ2で何があったのか、個々の目線で当日の様子を追体験してもらいたい。

■Ingress_Kythera_Mayツイート総合

■圧倒的なリンクの数

■やっぱりさわやか

■これでも伝わるアノマリー感01

■みんな大丈夫だった?

■やっぱりアノマリーはいいよね

■新旧AGの交流最高じゃん

■同じチームだったAGさん発見

■ドンパチ最高!!

■これでも伝わるアノマリー感02

■湧き出るXM

■イングランドから!!

最後に、これはあくまでの筆者の意見だが、おそらく今後少しずつアノマリーやミッションディが新たな形式で再開していくと感じている。

そこで忘れてはいけないのが、開催に向けて尽力をつくしてくれる現地のエージェントや自治体などの存在だ。

交通ルールを含むマナーを厳守、生活するみなさんの場を借りているということを念頭に置き、大人として正しい立ち回りをいま1度意識してもらいたい。

“開催してよかった”

“また来てほしい”

そう言ってもらえるエージェントであることを願う。

ingresssizukityt16書き込み

P.N.深津庵
※深津庵のTwitterはこちら

Ingress Prime(イングレス プライム)

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
ジャンルその他
メーカーナイアンティック
配信日配信中
コピーライト

この記事のタグ

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

関連記事

この記事に関連した記事一覧

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧