恐竜の圧倒的迫力に悲鳴！ ネクソンが放つ新作MMORPG『Durango』試遊リポート【E3 2017】

ネクソン期待のMMORPG『Durango』を試遊！

アメリカ・ロサンゼルスにて開催中の“E3 2017”に、ネクソンのオープンワールドMMORPG『Durango』が出展。そのプレイリポートをお届けする。

本作は、恐竜が生息する原始的な異世界“Durango”が舞台。突然この世界にワープしたプレイヤーは生き残るために、現代から混入した道具やテクノロジーを駆使し、自然豊かな環境下でコミュニティを発展させていく。

E3会場では、その導入部分がプレイ可能。現代の電車内からゲームはスタートし、乗客の中からプレイヤーの分身を選択することになる。

乗客にはそれぞれ職業が存在し、得意なスキルがあることが確認できた。

少し頭を悩ませてしまったが、性能はあくまでベースであって、容姿も後々アレンジできるらしい。なので、直観的に決めてしまっても問題はなさそう。

その後は、アドベンチャーゲームの要領で電車内を散策。人々と会話をし、行動を選択しながら歩みを進めることに。

そしてある地点までたどり着くと、事態は急変。突如大きな嵐が吹き荒れ、電車内はパニックに陥る。この急展開は効果的な演出も相まって、かなりドキドキものだ。

その後、プレイヤーは来た道を戻ることになるのだが……。大丈夫だよね……アレ出てこないよね……!?

ギャー！　恐竜出たーー!!

でっかいのも来たーーーーー!!!!!

死ぬうううううううう！

ええ、普通にパニックです。こんなとんでも展開でプロローグは終了。小さな恐竜相手にはバトルも発生したが、混乱しすぎてほとんど記憶なし！

そして、なんとこの後、キャラのカスタマイズに突入（笑）。「えっ、このタイミングで？」と思ったが、かなり細かく設定できるのは好印象。

この後、広大な世界でのサバイバル生活が待っているのだから、自身をアピールするためにもここはしっかりこだわってキャラメイクするのがよさそうだ。

サバイバル生活部分はどうなってる？

さて、E3会場での試遊は上記のプロローグ部分だけ。今回は特別にMMORPG部分も触らせてもらえたので、その感想をお届けする。ここで公開する画面写真は会場のデモ映像として流れていたものだが、それらとともに想像を巡らせてほしい。

プレイしてみて印象に残ったのが、その広大なフィールド。とにかく広く、どこに行って何をすればいいか迷ってしまうほど。適宜ミッションが表示されるそうなので、それに従って進めていくのもアリだ。

残念ながら、フィールド上でバトルは体験できなかったが、草食系の恐竜があちこちでうごめいているほか、点在する集落のような場所で人々が生活していたりして、独特の世界観が出来上がっていた。

採取や農耕、道具の生産といった行動でサバイバル生活。そういった要素がふんだんに詰まっているが、スマホタイトルだからといって、作業を短縮できるような機能は現状見当たらず。

『Durango』は、PCゲームなどでよくあるMMORPGそのものが、スマホで本格的に楽しめる作品になるのではないだろうか。日本配信については、いまだに正式アナウンスはないものの期待して待ちたい。