【JKヴァンパイア】お笑い界の大魔王 『JKヴァンパイア』に降臨! JKをビッシビシ指導?
2014-10-31 13:00 投稿
プレイヤーをサポートしてくれる先輩教師は、大魔王!?
“聖アルカディア学園”に赴任した教師となったプレイヤーが闇のプリンセス候補生であるヴァンパイア女子高生たちを指導する、新作育成シミュレーションゲーム『JKヴァンパイア~運命のフェスタ~』。本作は、2014年秋にディー・エヌ・エーから配信される予定だ。
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その『JKヴァンパイア』で、教師であるプレイヤーをサポートしてくれる頼もしい古株の先輩教師“ウィスピー先生”を、お笑いを始め幅広いジャンルで活躍するタレントの古坂大魔王さんが演じる。
そこで古坂さんに、声優に挑戦した感想や学園生活のエピソードなどをインタビューで聞いた。
――『JKヴァンパイア』でウィスピーを演じてみていかがでしたか?
古坂大魔王(以下、古坂) 資料のキャラ紹介ページのCV(キャラクターボイス)に自分の名前が入っていることに興奮しました。しかも、自分の隣に銀河万丈先生の名前が載っていてかなり感動ものです。名前だけなら僕も”大魔王”なんで負けていないですが、あちらも”銀河”ですから(笑)。今回、『JKヴァンパイア』の収録も楽しみだったんですけど、ドラマなどの仕事はあまりやっていないので不安な面もありました。けど、収録が始まったらアッという間に終わって、正直もっとセリフが欲しかったなと(笑)。
――ちなみに収録はどれくらいで終わられたんですか?
古坂 だいたい1時間くらいです。僕、煮詰めると不味くなるタイプの芸人なので、リハーサルはいらないんです。リハーサルをやると、リハで全部出しきっちゃうので(笑)。
――本番前にうま味が全部出ちゃうんですね(笑)。お芝居にはもともと興味はあったんですか?
古坂 ドラマや映画に出ようとは思っていませんでしたけど、アニメやゲームが好きなので声優という仕事には憧れがありますね。
――アニメがお好きなんですね?
古坂 大好き! いままで観た中で「いちばんおもしろかったドラマは?」と聞かれたら、僕は『天元突破グレンラガン』って答えます。もう何回観たかわからない(笑)。あとは『東京マグニチュード8.0』や『最終兵器彼女』、『魔法少女まどか☆マギカ』もおもしろいですよ。
――本格的なアニメ好きですね! 今日の収録で印象に残っているセリフやお気に入りのシーンは?
古坂 ウィスピー先生はイラストを見るとかわいらしいけど、じつは300歳ですごく歳を取っているんです。きっと人間も300歳まで生きることができたら、最終形はこうなるんじゃないかなと(笑)。教師という設定なので、基本上からプレイヤーに接しますが、たまに喜怒哀楽を見せるウィスピーがお気に入りですね。「精霊の暮らしは楽ではないぞ」と、ウィスピーが自身の説明をするセリフもかわいくて好きです。
――収録の前に何か役作りはされましたか?
古坂 とくには。自分のラジオ番組でいつもいろいろなキャラになりきってしゃべっているんですけど、その中にいくつか動物キャラのレパートリーがあって。その動物キャラの1匹がウィスピーのイメージに近いなと思ったので、それをベースにさらに火の玉感、精霊感を出すアレンジを加え、自分の中でウィスピーのキャラ像を固めました。かわいいというか、甲高い声だけど深みのある感じを……出せてたらいいですけど(笑)。
――本作は、闇のプリンセス候補の女の子を育てるゲームですが、古坂さんの中で、どんな女の子が闇のプリンセスにふさわしいと思いますか?
古坂 パッと浮かんだのは、いちばん闇のプリンセスにふさわしくない子。天然でボーッとしてて「闇って何?」、「プリンセスに興味ない」って子が、ある事故をキッカケに覚醒するアニメ的な感じです。その子はいちばん才能がないはずなのに、周りから見ると「あの子はすごい」と思われている。だから僕は、純粋で真面目な普通の女の子がふさわしいと思います。
――そういう女の子になりたいと思った場合、どうすればいいですかね?
古坂 どうすればいいのかと思っている時点でもう無理かな(笑)。99%の努力と1%の才能って言いますけど、あれは1%の才能がない僕みたいな人たちの言い訳。やはり絶対的な才能ってあるので。でもそれじゃもともこもないから……なりたかったらモノマネをする!
――モノマネですか?
古坂 モノマネって聞くと、みんな「ただの真似じゃん」、「パクってる」と思うかもしれないけど、僕らは「学ぶは真似ぶ」と教えられたので、よく先輩芸人のマネをしていました。ツッコミのタイミングやボケかたなど、先輩のいいところを真似る。もちろん、どんなにモノマネしても本人と同じになることはないから自然と自分流に吸収されていきます。僕は子供のころに、プロ野球の落合さんの真似をしたことがあるんですが、もちろん落合さんみたいに打つことはできない。けど、真似する中で打ちやすいポイントがつかめてくる。あとから改めてバッティングフォームを見ると落合さんとはまったく違う打ちかたになっているんですけど、じつは落合さんみたいに内角をライト前に打つことができるようになったんです。もともとのバッティングではできなかったのに、真似をしたからできるようになったんです。
――だんだん古坂さんが教師に見えてきました(笑)。今回、古坂さんは先輩教師役でしたが、学生時代はどんな生徒でしたか?
古坂 『ハイスクール!奇面組』の一堂零みたいな感じでした。ビートたけしさんやとんねるずさんのようなぶっ飛んだ芸人が昔から大好きだったので、学校でぶっとんだこと、変なことをすれば、そのエピソードが将来芸人になったときに行かせると思っていて。近所の野良犬たちを学校の裏に餌付けしておいて朝会のときに放したり、昼休みに放送室で職員室だけ音声を切って先生の悪口を言いまくったり。ただ、1回間違えて職員室だけに音声を流しちゃって(笑)。
――やりたい放題ですね(笑)。いまのお話を聞く限り、あまり授業を受けてなさそうですが(笑)、好きな教科、嫌いな教科は何でしたか?
古坂 理科と社会、とくに地理は地名がまったく覚えられなくて苦手でした。好きだった教科は国語と英語。やはり言葉を覚えないと、生きるのはもちろん説得するにしても口げんかするにしても負けちゃいますからね。うちの母親がまぁよくしゃべる人で、すごくいろいろな言葉を駆使して人をロジカルに攻めていくタイプなんですよ。さらにヴァイオレンスなところもあるので、つねに特殊警棒を持っていました。
――どんなお母さんですか!?
古坂 僕は三人兄弟なんですが、みんな体格が良くて兄弟喧嘩になると特殊警棒とスタンガンで喧嘩を止めていたんです。
――お母さんはスタンガンをどこで入手したんですか(笑)?
古坂 スタンガンはおもちゃですけど。当時、スタンガンを持って入場してくる井上貴子さんという女子プロレスラーが人気で。僕がそのスタンガンの偽物みたいなものを、ポニーという通販で買ったら母親に奪われちゃって(笑)。
――たしかにヴァイオレンスなお母さんですね。『JKヴァンパイア』はファンタジーな世界観ですが、もし古坂さんがひとつ魔法を使えるとしたら、どんなことをしたいですか?
古坂 これは昔から言っていることですが、指からビームですね。どどん波を出したい!
――かめはめ波ではなく?
古坂 かめはめ波は場所を取るからダメ。角度を付けて撃とうにも手首が曲がる角度に限界があるから、真横や真後ろに撃てない。でも、どどん波は指から出すから小回りが利くし、縛られていても出せる。どどん波最強です! 小学校4~5年生くらいのとき、毎日どどん波を出している夢を見ていた時期がありましたし、実際に寝起きで出そうになったこともあります。ただ、出そうだと思ったけど、いま撃つと屋根に穴が空くし、人がいると死んじゃうから、なるべく空に向かって撃とうと。でも、ピュンって音がするだろうから防音のために布団をかけて。……すげえ出た感はあったんですけど、とくに何もなく。
――寝ぼけていたんですかね?
古坂 ところが! 布団をパッとめくったら……指の部分が焦げていたんですよ! 焦げた匂いもしたので、きっとチョロッとは出てたんだと思います。まぁ、この話を学校でしたら周りからどんどん人が減っていきましたけど(笑)。
――(笑)。でも魔法で必殺技系のビームを出したいということは、悪者を倒したいみたいな願望があるんですか?
古坂 センター街とか混んでいる場所があるじゃないですか。そこでビッと撃ってみたい。あと覇気も使いたいですね。満員電車で使えたらみんなバタバタと倒れるから座れるのになとか考えますね……超自分勝手ですよね(笑)。
――古坂さんには魔法を使わせたくないですね(笑)。ちなみに本作では、育てたヒロインたちがいろいろな進路に進んでいきますが、古坂さんはいまのお仕事以外でやってみたいことはありますか?
古坂 プロレスラーです。昔はお笑い芸人とプロレスラーのどっちになろうか悩んでいました。小3のとき、お笑い芸人ではビートたけしさん、プロレスラーではアントニオ猪木さんが好きでした。僕は体が大きかったらか、小6のときにプロレスラーになろうと思い、青森に新日本プロレスが来たときに猪木さんの入り時間に合わせて弟子入りを志願しに行きました。そうしたら猪木さんが僕の顔をジッと見ながら背中をバチッと叩いて。僕が「痛いっ!」って声を上げたら、(猪木のモノマネをしながら)「痛いか? じゃあやめろ!」って(笑)。それでプロレスラーになることをあきらめましたが、もう1回人生があったら、プロレスか格闘技をやりたいですね。
――古坂さんにとって理想のJK像があれば教えてください。
古坂 JK像ですか(笑)。昔、学校の先生に言われて好きだった言葉があるんです。それは「君たち、恋愛はいいぞ。どんどん恋をしなさい。どんどんデートをしなさい。そしてどんどん好きになりなさい。それを私は一生懸命阻止します!」という。つまり、人を好きになることはしょうがないけど、自分も教師だからそれを止めて勉強しろって言わないといけないんだと。だから、恋でも勉強でもスポーツでも、燃えちゃったものはやる、絶対やる! ところが権利には義務が発生する。その義務として勉強するんだと。ですから、権利と義務のバランスを保てるJKが理想ですね(笑)。
――古坂さんは、『JKヴァンパイア』の主題歌も制作されたとのことですが、制作にあたってのコンセプトや思い入れをお聞かせください。
古坂 「声優さんのスキルは半端ない!」って前から思っていたから、新しい物が作れそうで“萌えデジパンク”なる物にチャレンジさせてもらいました。萌えて、踊れて、かわいくて、激しい! さらにヴァンパイアイメージのバロック的なゴシック的なメロディと、サビのドPOPなメロディの両立! ……これらを見事に、ことごとくクリアして行ってくれました! さすが、我らが誇る“世界市場での猛者達”! これはヤヴァイっすぜ、旦那!! ぜひ聴いて!
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JKヴァンパイア~運命のフェスタ~
- ジャンル
- 育成シミュレーション
- メーカー
- ディー・エヌ・エー
- 配信日
- 事前登録中(2014年秋配信予定)
- 価格
- 無料(アプリ内課金あり)
- 対応機種
- iOS6.0以上(iPhone4以降の端末推奨)、Android2.3以上予定
- コピーライト
- (C)2014 DeNA Co., Ltd. ※画面は開発中のものです。
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