【KLab研究所】KLabの新たな社内イベント“KDS(クラブディレクターズサミット)”に潜入

2013-01-15 12:00 投稿

●ファミ通Mobageの定例コーナー“KLab研究所”がファミ通Appに出張です

KLab研究所とは、ソーシャル業界を牽引するKLabを、さまざまな角度から研究する、ファミ通Mobageの連載コーナー。ここでは、過去にファミ通 Mobageで掲載された記事をお届けしていくぞ。4回目は、社内の取り組みにも積極的なKLabが、2012年10月に実施した新たなるイベント“KDS(クラブディレクターズサミット)”をピックアップ。(※同記事は、2012年11月12日発売のファミ通Mobage Vol.10のものです)

◆KDSは、KLabディレクター陣が集結し、部門サマリーで情報交換する場◆

ソーシャルゲーム業界をリードするKLabの社内外の取り組みなどを、毎月お届けしている当コーナー。今回は2012年10月12日に行われた”KLab Directors Summit(クラブ ディレクターズ サミット)”の模様をお届け。当日は、KLabの各部門による1ヵ月間のトピックやKPIなどが発表されたほか、社内外からスペシャルゲストを招いてのプレゼンが行われた。下は、KDSで行われた部門サマリーパートの模様。ビジネスデベロップメント部やゲームスタジオ1部、2部、KLab Chinaといった、同社の各部門のディレクター陣による、マーケティングサマリーや最新事例プレゼンテーションなどが行われ、興味深いデータが明らかにされていた。

▲こちらがKDS発起人の森田氏。KDS発足について、「KLab社内に3つの事業グループがあるほか、海外にも拠点があり、さまざまなところでコンテンツを作っていますが、お互いが交流する機会はあまりありませんでした。そこで企画したのがKDSです。業務に役立つノウハウを交換して、よりよいコンテンツ作りにつながっていけばと思います」とその経緯についてコメントしていた。

KDSスペシャルプレゼンテーション その1 メディアインクルーズのソーシャル開発◆

部門サマリーパートの後に実施されたのが、ゲストスピーカーを招いてのプレゼンテーションだ。まずは社内スピーカーとして、8月にKLabの子会社となったメディアインクルーズの太田氏が登壇。ARPPU戦略(有料会員一人当たりの平均月間売上高)やインフレ対策、成功事例の吸収など、同社が培ってきたソーシャルゲーム開発の手法やノウハウが語られていった。また、KLab社員に向けては、「あるゲームが成功しているから”そのゲーム”でいいじゃん、と言うことではなく、この状況になったらこの引き出しを開けるという分別を、各ディレクターが持っているようにしていきたいと思っています。今後皆さんと情報共有していきながら、スゴイものを作っていきましょう」とメッセージを送った。

▲社内プレゼンテーションとして、メディア インクルーズによるソーシャルゲーム開発の手 法を紹介。KLabとは異なるノウハウ話も多数 飛び出し、参加した社員たちも、興味深々でプ レゼンテーションに耳を傾けており、情報共有から何かが生まれる予感がした。

ちなみに、KLabとメディアインクルーズの関係だが、KDSに参加しているメディアインクルーズは、岡山に本社を構えるソーシャルアプリ開発会社。すでに報じられている通り、KLabは2012年8月16日にソーシャルアプリ開発会社であるこのメディアインクルーズの株式を100%取得。完全子会社化することを発表しているのだ。今回行われたKDSに、メディアインクルーズが社内スピーカーとしてプレゼンテーションに参加していた理由には、そんな背景が存在する。

KDSスペシャルプレゼンテーション その2 ブシロード成功の秘訣とは?◆

社外プレゼンテーションでは、2012年9月にKLabと業務提携を発表したブシロードから、広瀬和彦氏(取締役 事業開発部 部長)がゲストスピーカーとして登場。トレーディングカード事業を展開するブシロードの成功の秘訣と、トレーディングカードゲームのビジネスについて、プレゼンテーションが行われていった。広瀬氏は、トレーディングカードゲームの歴史や、現状のトレーディングカード市場の全体像を解説。それとともに、「トレーディングカードゲームはサービスとして止めるのが非常に難しいビジネス」であることや、トレカビジネスに置いて欠かせないカードショップと一体になったビジネスモデルなどの話題を交え、ブシロードとトレーディングカード市場の成功事例を述べていた。

▲ブシロード取締役の広瀬氏。カー ドビジネスは、コアユーザーも大事 だが、ライトユーザーの声をしっか り聞くことが重要と説明した。

▲ブシロードによる社外プレゼンテーションでは、同社の商品『ヴァイスシュヴァルツ』や『ヴァンガード』の人気の秘密にも迫った。

【編集後記】……KLab社員の勉強会として開催されたKDS。拠点や部門、案件を超えた横のつながりの形成を目的に、ゲームディレクションのノウハウ共有を促すために行われた初の試みだったわけだが、このような企画を社員ひとりひとりが提案し、実際に実行できるのは、同社ならではの魅力ではないだろうか? 実際、KDSには多くの社員が率先して参加するなど、社員個々の意識の高さも感じ取ることができた。KDSで生まれた横のつながりがどう形になっていくのか、今後のKLabに注目したい。

KLabでは海外展開を加速すべく新しいメンバーを大募集!

現在KLabでは、海外向けゲーム制作を急ピッチで進めています。そこで今回各職種の新メンバーを大募集。新しいことにチャレンジしたいという方からのご応募をお待ちしています! 詳しくはこちらをチェック。

【募集要項】

募集職種…企画職、開発職、クリエイティブ職
各職種募集しておりますので詳細は下記のサイトをご覧ください
http://www.klab.com/jp/recruit/career/info/
勤務地……KLab本社(六本木ヒルズ)、大阪事業所、福岡事業所、仙台事業所
勤務時間……9:30 〜18:30(裁量労働制/希望職種により異なる)
雇用形態・給与……正社員(想定年俸400万円〜1000万円)、 アルバイト(時給1000円〜)

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