【ポケットバーサス激賞日記】第2回 たとえ日本語がおかしくても……

2012-11-01 16:12 投稿

「日本語版だワーイワーイ」と大はしゃぎでプレイを始めましたが、ものの数秒で気付きました。

 「…………このゲームの日本語訳、かなりぶっ飛んでるな」

ってことに。てにをはがおかしいのはぶっちゃけデフォルトで、主語と述語がよくわからなかったり、文章が途中で途切れていたり……w

それでも!

英語よりは遥かに意味がわかる!! 若干カタコトだけど、英語版の理解度が1割くらいだとしたら、日本語版は9割くらいダイジョブ!! ダンジョン4“不気味な墓場”の説明に「陰気な廃置墓場、ここで月さえ美しいに見えない」と書かれていても、「ナルホド。暗くてジメっとした、不気味な墓場なのね。本来は美しいはずのお月様も、ここではそう見えないくらいに……」と意味をくみ取ることができる!!

というわけで、このへんはまったく気にせずにゲームを進めております。ゲーム性とは関係ないしな!

さて。

初期キャラとして“レンジャー”を選択し、まずはチュートリアルをプレイ。ナビゲーションに言われるまま、最初のダンジョン“静かな森”に入ってゆく。

 

これがウワサのすごろく風ダンジョンだ。やることはホントにすごろくで、ダイスを振って出た目の通りに進み、止まったマスの指定によって、戦ったり、宝箱を開けたり、体力を回復したりする。まあこれだけだとすごろくそのものなのだが、『ポケットバーサス』はここにRPGの要素を盛り込むことによって、ほかにはない独特の魅力を醸し出すことに成功しているのである。そのへんの細かいことは、追々書いていくことにしよう。

ダンジョンにもっとも多く配置されているマスは、2本の剣が交差した図柄になっている。これは“そのマスに止まるとモンスターとの戦闘が始まる”ことを意味していて、プレイヤーは何度も何度もモンスターと戦い、経験値をもらって、自分自身を成長させてゆくのである。このへんがモロにRPGなので、日本のゲームファンもとっつきやすいはずだ。ちなみに↓が戦闘画面。

 

左が自分で、右が敵だ。戦闘は1対1のタイマン勝負で、どちらかのHPがゼロになったら終了する。キャラ絵の下にあるアルファベットと数字がステータスで、身につける武器や防具によりめまぐるしく変化する。ダンジョンで武具を拾ってきてアレコレと付け替え、「この鎧、攻撃力が上がるけど、防御力が激減だな……。うーん」なんて悩むのがこの上なく楽しいですダンナ。

ちなみに、各ステータスには以下のような意味がある。ゲーム中に表示される解説文をそのまま載せてしまおう。……なお、英語版のときはかなりテキトーに解釈して遊んでいましたw

ATK(攻撃力)……(ATK120~136のとき)相手に120~136ポイントのダメージを与える。
SPD(スピード)……(SPD113のとき)8.84秒に攻撃一回。
DEF(防御)……(DEF195のとき)11.7%ダメージを減らす。
BRK(ブレーク)……(BRK10のとき)相手の防御値を10ポイント下げる。防御値が0になると毎回攻撃が0.2%のダメージを増える(若干意味不明)
AVD(回避)……(AVD174のとき)10.44%率で相手の攻撃を避ける。
HIT(命中)……(HIT94のとき)相手の94ポイント避け率を下げる、自分スキル起こすの率1.88%を上げる(難解)
CRT(クリティカル)……(CRT76のとき)4.56%率で大ダメージに与える、現在ダメージ率は2.152倍(むむ……?)
STA(スタミナ)……(STA10のとき)相手の大ダメージを10ポイント下げて、0.6%で防ぐ出来ます、そして相手からのダメージを50%で減ります(むむむ!)

こんな感じ。途中、訳がエラいことになっていて意味がわかりかねるものもあるが、だいたいつかめるよね? 前述の通り、この数値は装備によって容赦なく上下するので、よく検討するがヨロシ。そして、このステータスとともに戦闘の趨勢を左右するのが、キャラ絵の左にある“スキル”である。

はっきり言ってこのスキルこそが、『ポケットバーサス』の楽しさの70%くらいを支えていると言っても過言ではない。スキルは最大で6つまで装着することができ、その組み合わせにより戦闘スタイル、戦況、そして結果までがガラガラと変化するのである。

●スキルは全部で40種類ある。

 

このスクリーンショットを見ればわかると思うが、明るく表示されているものと暗いものの2種類があるでしょ? 明るいものは現時点で俺が覚えているスキルで“使用可能”ってこと。この中から任意で6つまで身に付けられる。まだ覚えていないものに関しては、キャラクターのレベルがひとつ上がるごとに、ランダムで1種類ずつ覚えていく。つまりレベル40になれば、すべてのスキルが使用可能ってわけだ。

スキルは、攻撃系、回復系、防御系、ステータス異常系など、さまざまな種類がある。しかし何度も言うけど覚える順番はランダムなので、「回復スキルをひとつ付けたいのに、まったく覚えてくれねえ!!」とか「攻撃弱すぎ!! 頼むから派手なの覚えてくれ><」なんていうジレンマが生まれる。しかし、そうそううまく事が運ぶわけもないので、プレイヤーは限られた手駒の中で組み合わせを考え、腕試しにとダンジョンに潜っていくのだ。

……てなわけで、スピードに優れるレンジャーでゲームを始めた俺だったが、どうにもしっくりこない。英語版で遊んでいたバーサーカーと比べて特徴に乏しい気がして(あくまでも俺の主観)、早くも「転職してぇ……」と思ってしまったのでありました。そこで、「せっかく転職すんだったら、上級職にしちまおう」ってんで、迷わず課金アイテムであるダイヤモンドを購入。そして、アフロ親父のモンク、水永三代目が愛する暗殺者、シブい忍者の三択で迷った末に、「やっぱ忍者ダロ。日本のコロロだろ」とヘンな納得の仕方をして、俺は忍者になりました。

 

ちなみに、俺があまりにもホメちぎったがために、中目黒目黒も『ポケットバーサス』を始めました。当初、「どこがおもしろいのか、さっぱりわかりません」とホザいていたのに、先ほどskypeで「……レベル18まで育てちゃいましたw ……このゲーム、間違いなく逸材っすよ!!!」と俺以上に激賞しているという……w さらに「俺のスキルセット、おそらく完璧っすよ……!」とふんぞり返っているので、次回からは我々のスキルセット……というかビルドもお見せしていこうかなと思います。

いやあ、マジで楽しい!!

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メーカー
KONGZHONG CORPORATION
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS 4.3以降のiPhone、iPod touch、iPad

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