三国時代をモチーフにしたMMOシミュレーション『掌中三国』で自分だけの歴史を築け

2012-09-21 12:00 投稿

●三国志に詳しくなくても楽しめる

掌中三国』は、”三国志”をモチーフにしたオンラインシミュレーションゲームとなる。プレイヤーは、自国の君主となり武将たちを配下におき国の力を大きくし、ほかのプレイヤーと協力・戦闘を繰り返しながら、天下統一を目指していく。領土や軍隊のカスタマイズが幾通りも可能なのでオンライン上に同じ国はふたつと存在しない。育て上げた兵士たちとプレイヤーどうしで資材や領土を奪い合う様はまさに三国時代そのもの。自分だけの部隊を作って理想の三国時代を築き上げよう!

 

●まずはチュートリアルでゲームの流れをつかもう

▲非常に有名な戦いの一部始終がイラストで流れてくる。迫力がすごい!
▲チュートリアルをすべて指南してくれる小喬さん。これはなかなかいい補佐官になりそうで!

ゲームが始まると、魏国・呉国・蜀国の三国から自分の国を選ぶのだが、国ごとの違いは仲間になる武将くらいなので、難しく考えないで好きなところを選べばオッケー。自分の国がお披露目されると同時に、アジアンビューティーな補佐キャラクターが登場。ゲームの流れを掴むまでは、彼女の説明にしたがってチュートリアルをこなしていこう。

 

▲資材レベルを4か5に上げて、ちょっと贅沢に資源を使っても、時間が経過すれば貯まっていく。

 

▲序盤はクエスト報酬で入手した銅銭に余裕もあるし、小額で大量にトレードできる。

自分の国を育てるには、何をするにも資源が必要。資源には“木材”、“食糧”、“鉄”、“銅”、があり、施設を建設するための材料となる。それぞれの資源にレベルが存在し、レベルは高ければ高いほど、一定時間で貯まっていく資材の量が増える仕組みだ。プレイしていない時間でも、自動的に貯まっていくので、資源が底をついた後、しばらくしてからプレイを再開すると資源がたっぷりと貯まっており、テンションがあがる要因にもなる(笑)。チュートリアルを進めていけば、すべての資源レベルは1になるが、そのままのレベルでは建造物の改良などで使ってしまうと、すぐに資源が足りなくなってしまう。序盤はできるだけ資源レベルを上げていくようにするといい。

ただし、資源レベルをアップさせるためにも時間が掛かり、高レベルになればなるほど改良時間も必要資材も多くかかってくる点に注意。どうしても資源が足りないときには、銅銭とトレードできることも覚えておこう。逆に資源を売って銅銭にトレードすることもできるが、私的に割にあわないのでオススメしない。

序盤では、なかなか貯まりにくい資源だが、クエストをこなせば一気に大量ゲットできるので、条件に見合ったクエストがあればどんどんクリアーしておこう。

▲レベルアップに必要な資材と時間が表示されている。足りない場合はオレンジ色に表示されるのですぐにわかる。

資源の生産量は、人口を増やすことで高めることもできる。人口を増やすには、ゲームスタート時から存在する官邸を強化し、民居を増やすことで可能だ。この官邸では、人口を増やす以外にも、資源の最大貯蓄料を増やしたり、施設のレベルアップに有する建築時間を短縮できたりもするため、資源に余裕があれば、強化しておくのに越したことはない。ただし、建設に必要な資源は施設によって異なるため、各施設に必要になる資源を計算しながら、効率的に建設していこう。

 

▲画面上部に注目。食料が5000を超えているのに対し、木材と鉄が100前後……。計画的に資材を使いこなす能力も問われる。

国の運用方法を理解できたら、領地に攻めるために武将の募集を行おう。チュートリアルで仲間になってくれたのは曹純という武将。詳細をみると結構な凄腕だったことが垣間見えるが、あまり三国志に詳しくないのでイケメン武将が仲間になってラッキー! くらいの感想(笑)。でも、三国志の知識がなくてもゲームプレイには影響ない。筆者は、まず手軽な民兵たちを鍛えることにした。戦闘力は低いものの数で押せば序盤だけならなんとかなるという作戦だ。ちなみに、本作では武将の能力をアップさせる装備品が用意されている。装備品は下のアイテム項目から銅銭や特定のポイントで購入可能なので、買っておいてもいいだろう。もっと武将を仲間にするためにも、校場レベルを上げておくことも忘れずに。

▲武将には全5ヵ所の装備品がつけられる。今後戦いが厳しくなれば必須だろう。

 

▲当たり前だが良い防具程高くなる。武将にあった装備品を選ぼう。

ある程度、武将と兵力が準備できたら、さっそく探索へ向かってみよう! 世界項目から自分の領地のまわりに様々なアイコンが表示されているのが確認できる。アイコンを選択すると座標と偵察・占領が押せるようになり、出陣可能となる。領地との距離によってかかる時間は変動するので、まずは手近な場所から攻めてみるといい。筆者は、手始めに資材地の占領へ向かわせてみた。所要時間は片道20分! すると……。

▲座標を入力すること離れた場所も簡単に狙えるが、指でタップして探したほうが見やすいはず。
▲左が自軍情報で、右が敵軍情報。こちらの損害は民兵2人という尊い犠牲が支払われた……。

まさかの引き分け。資材所が相手だというのに、我が軍はこれほどまでに弱いというのか……。戦争報告を見れば損失や獲得経験値を確認できるので、どこに問題があったかや自分の弱点などが理解できる。結果から見受けられるに、今回は単純に攻撃力不足だったのだろう。帰ってきた武将には報酬や行賞を与えることができ、それによって自分への忠誠度を高めることができる。大きな働きをした武将がいればしっかり評価してあげるように。曹純の今回の報酬は……なしで!

▲進軍時間が待てない人は最初に書院の強化がおすすめだ。他にも兵士スキルに関わるので忘れないように。

新しい兵士や探索への移動速度を上げるには、書院をレベルアップするばオッケー。もちろんレベルアップには資源が必要。このように、さまざまな場面で資源が必要になるのだ。資源が貯まるまで時間の経過を待っている状態になったら、オンライン上で遊んでいるほかのプレイヤーとコミュニケーションを取ってみるのもいい。チャットなどで有力な情報を手に入れることができるはず。

▲多くのプレイヤーたちが各々自分の意見を述べる場であり、情報の共有が可能な有益なシステムだ。これを利用しない手はないだろう。

チャットを開くと上にはチャットログが、下には他プレイヤーの行動履歴が表示されている。右上の項目でそれぞれ発言したい場を選べるようになっている。同盟に入っていれば同盟国どうしが手を取り、助け合うだけでなく、攻撃されにくくなる抑止力につながる。このように、ほかのプレイヤーの発言から有力な情報を手に入れ敵の隙をつくのも君主として大事な役目である。

コミュニケーションにより有益な時間を過ごしている合間に、資源が十分に貯まってくれたので、兵力を前回からレベルアップさせて再度挑戦。今回は領地のすぐ近くにある拠点を攻めてみよう。向かう拠点を選び攻撃を選択。ここで偵察兵がいる場合、事前に下調べができ、敵の兵力や強さがわかるので、可能なら偵察しておこう。あとは先ほどと同じように待つだけ。いい戦果を期待して待っていると……。

▲一切の損害なく圧倒的勝利!

ようやく勝利! 資材拠点と引き分けになっていた頃とは違い、拠点に勝利することができたのは素直にうれしい。戦利品の確認と、初勝利なので武将に褒美として銅銭を授けることにした。

 

▲働きにはそれだけの対価を支払う。これは世の掟!

このように、拠点の攻略と資源の確保を繰り返し、領土を広げていくのが『掌中三国』の特徴となる。自分だけの軍隊を作り上げ、進軍させてその戦果をワクワクしながら待つのは病みつききになること間違いなし。さらに、オンラインゲームを懸念してしまいがちなプレイヤー向けに、初心者保護期間というシステムが存在している。これによりゲーム開始から7日間はプレイヤーどうしの略奪行為は行われない。この保護期間よって初心者にとって不安な高レベルプレイヤーから襲われる心配がないので安心してプレイできるというわけだ。保護期間中に兵士や城壁を強化するなど対人戦対策もしっかり準備し、8日目には立派な君主として敵を蹴散らして、キミもランキング上位を目指そう!

掌中三国

メーカー
iFree Studio Limited
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS 3.0以降、Android OS 2.2以上

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