覚えることがたくさんあるな!
この記事を書いている、ほんの2時間ほど前--。
スクウェア・エニックスが満を持して放つストラテジックRPG『エンバーストーリア』がサービスインした。
まあ、ここまでほぼ公式サイトのコピペなんだけど、じつは俺(大塚角満です)、まだファミ通にいた20年以上前からリアルタイムストラテジーや、それを髣髴とさせるシステムを搭載したゲームが大好きで、仕事の隙を見つけては、社内LANで繋がった部下たちと日がな一日通信対戦に明け暮れていたりしたのである。
『エンバーストーリア』のゲームシステムを初めて読んだとき、俺の脳裏に閃いたのは、当時いっしょにリアルタイムストラテジーで遊んでいた部下や同僚たちの顏だった。ガッチガチに自陣を塀で囲って閉じ籠る戦法を好む者もいれば、決死の飛行部隊を結成して相手の領土に突入し、イチかバチかのメテオを降らせて1発逆転を狙う博打打ちもいたっけ……。または俺のように、
「大塚さん、相変わらず汚ねぇ!! またこっそり裏から船で接近して攻撃してるじゃないっすか!!!」
あまたのセコい手を考えて、部下に嫌がらせをするヤツ(俺だけど)もいたりね……。独自の戦略、戦術、そして思想までもが反映されるこのジャンルのゲームは本当におもしろく、ゲームジャンルにおけるエポックメイキングな出来事のひとつだったなと、いまだに思っているくらいである。
さあ、そこに来ての『エンバーストーリア』だ。
まだチュートリアルを進めている段階なので、どんなシステムで、どんな遊びを提供してくれるのか、まったく見えていないんだけど、“ストラテジックRPG”というジャンルと、多数公開されているPVを見る限り、俺の期待を裏切らない戦略的なタイトルになっているのではなかろうか……!
「大塚さん、スクエニからリリースされる『エバスト』のプレイ日記を連載してくれませんか!? つきましては、スクエニの担当さんと打ち合わせをセッティングいたします!!」
なぁにぃ~~~~~!! それはふたつ返事で、「御意にございます!!」と言うしかなかろう!!
そして実施されたのが、“大塚角満に、いかにしてエバスト日記を書かせるか?”をテーマにした関係者が集まってのオンライン会議である。想像以上にたくさん集まった面々に向かって、俺は朗々とした声で宣言したのだ。
「このジャンル、たぶん大好物なので、本気で取り組ませていただきます! 皆さんの期待を裏切らない、ガチガチの攻略日記をお見せしましょう!!!(フンガー)」
気合に満ちた宣言に対し、30年来の知り合いでもあるスクエニの窓口の男性は、「ふっwww」と渇いた笑いを発したあとに衝撃のひと言をのたまったのであった。
「あ、大丈夫っすwww 大塚さんに攻略なんて求めるわけないじゃないですか!!!ww 大塚さんに書いてほしいのは、『みんGOLオンライン』プレイ日記や『逆鱗日和』のような、このゲームの楽しさを切り取った“角満節”です!!! ……あのころ、いっしょにリアルタイムストラテジーで遊んでいた俺が読みたいのは、そういう日記です!!」
この発言に、俺は心から感動した。
「わかった!!!>< じゃあエバストでも、毒にも薬にもならないけど、ゲームの楽しさだけは溢れている記事を目指すとするわ!!!」
……というわけで長々と書いてしまったが、これが大塚角満が『エンバーストーリア』の日記を連載することになった経緯である。前述の通り、まだゲームを始めてから1時間ちょっとしか経っていないのでチュートリアルをウロウロしているところなんだけど、
複雑そうなシステムをわかりやすく解説しつつ、エバストのおもしろさのキモをつまびらかにしていければなと思っている。
どれくらい書けるかわからないけど、なるべくたくさんの記事を投下していきたいと思っているので、皆さん、いっしょに塔(キザハシ)を目指しましょう!!
続く。