今回扱うのは、『ドラえもん』をはじめとした藤子・F・不二雄作品のキャラクターが登場する経営シミュレーション『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』。
比較に使用したのはiOS版とニンテンドースイッチ版。ゲーム紹介ではiOS版の画像を使用していく。
iOS:2000円(税込)
Android:2000円(税込)
スイッチ:2000円(税込)
『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』とは
・お菓子の開発や施設の増設を進めてお店を大きくする経営シミュレーション
・『ドラえもん】だけでなく多数の藤子・F・不二雄作品が登場
・作品を知らなくても経営SLGとして楽しめる
スマホ版と他機種版の違い
・値段やゲーム内容については同様
・スマホ版はタッチ操作と疑似コントローラーによる操作が可能
・スマホ版は縦画面表示と横画面表示の両方に対応
懐かしのキャラクターが大量登場!
『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』は、カイロソフトの経営シミュレーションゲームと藤子・F・不二雄作品とがコラボした作品。
どら焼きなどのお菓子を作って売り上げ、獲得した資金や資材で施設を拡大して新たなお菓子を作っていき、お店のランクを上げていくのが目標だ。
どら焼きの皮にあんこなどの食材を組み合わせて新商品を作っていけば、多くの場合は新商品に惹かれた新たなお客が登場する。
ここで登場するお客も藤子・F・不二雄作品のキャラクターたちとなっており、さまざまな作品から多彩なキャラクターが登場する。
ゲームを少し進めるとどこでもドアを使って探索に出かけることができ、ここで新たな食材を見つければさらなる新商品が開発でき、客層をさらに広げることができる。
探索で見つかるのは食材だけでなく、ほかの藤子・F・不二雄作品の世界につながる本が見つかることもある。
プレイを通して獲得できるFポイントを使って世界をつなげれば、『キテレツ大百科』や『パーマン』などのキャラクターたちが登場する。
集めた資金で新たな施設を立ててお店を拡張し、お店のランクを上げるためにお菓子を審査員に評価してもらったりコンテストに挑んだり、といった経営シミュレーションらしい要素も完備されている本作。
藤子・F・不二雄作品が好きな人はもちろん、作品を知らない人でも単純にゲームとして楽しめるだろう。
スマホ版は縦・横表示の両方に対応!
本作はスマホ版、他機種版ともに同じ価格での販売となっており、ゲームの内容にも差はない。
スマホ版はタッチ操作でプレイすることになるが、画面下部に表示されるボタンをタップすれば、疑似コントローラーを表示してのカーソル操作も可能だ。
また、スマホ版は縦画面表示だけでなく横画面表示でプレイすることも可能。
横画面では疑似コントローラーを表示することができないが、横に広い画面で見ることができるため、施設の全体像を把握しやすくなる。
プレイスタイルで選ぶべし!
本作はスマホ版とスイッチ版とでゲーム内容や値段に差はなく、操作性についてもそこまで大きな違いはない。
移動中などの隙間時間で遊ぶ場合にはスマホ版が便利だが、腰を据えて遊ぶ場合や寝る前にベッドでプレイする場合にはスイッチ版でも遊びやすい。
タッチ操作と疑似コントローラー、縦画面と横画面といった選択肢についてはスマホ版のほうが豊富だが、物理コントローラーにこだわるのであればスイッチ版、といった具合にどう遊びたいかで選ぶといいだろう。