2024年もたくさんのスマホゲームアプリが配信されました。
その中から今年を代表するベストゲーム5本と、話題となった作品5本をファミ通Appで選出。さらに編集者が個人的に推したいタイトルもピックアップしたので、お正月に遊ぶ際の参考にしていただけたら嬉しいです。
2024年ファミ通Appベストゲーム5選
ゼンレスゾーンゼロ
メーカー:HoYoverse
配信日:2024年7月4日
『原神』や『崩壊:スターレイル』でおなじみHoYoverseによる新作都市ファンタジーアクションRPG。“ホロウ”と呼ばれる超自然災害により現代文明が壊滅した後の終末世界で、唯一残された“新エリー都”を舞台に、隠された秘密を解き明かしていくストーリーが描かれる。スタイリッシュな世界観と3人編成のアクションバトル、マンガのようなコミカルなテイストで描かれるシナリオなど、HoYoverseの他タイトルともまた違う遊びが体験できるため、HoYoverseファンの中では「また忙しくなる」という声も上がった。
© COGNOSPHERE. All Rights
学園アイドルマスター
メーカー:バンダイナムコエンターテインメント
配信日:2024年5月16日
『アイドルマスター』シリーズの待望の完全新作となる育成シミュレーションゲーム。アイドル養成学校を舞台に、プレイヤーはプロデューサー科に入った新入生としてアイドル候補生たちとの生活を始めるが、プロデュース開始時点では歌もダンスもまだまだな彼女たち。成長に合わせてステージでのパフォーマンスが変化するなど、アイドルの成長をリアルに感じることができる。緻密なキャラクターのモデルや光の表現が美しい2Dイラストなど、開発会社のQualiArtsが手掛けるクリエイティブも話題になった。
©THE IDOLM@STER & ©Bandai Namco Entertainment Inc.
ポケモントレーディングカードゲームポケット
メーカー:ポケモン
配信日:2024年10月30日
世界89ヵ国で遊ばれている大人気TCG『ポケモンカード』をスマホ上で楽しめるアプリ。毎日無料でパックを開封することができるので、さまざまなポケモンのイラストが描かれたカードを気軽に手に入れることができる。カードの立体感やキラキラ感がリアルに再現された視差効果のあるカードは眺めるだけでも楽しいため、TCG初心者でもオーケー。『ポケットモンスター赤・緑』世代からZ世代まで幅広いユーザーの中で親しまれている。12月17日には初の拡張パックが追加され、幻のポケモン・ミュウが実装された。
© 2024 Pokémon. © 1995-2024 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc. © 2024 DeNA Co., Ltd.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリ ークの登録商標です。
スイカゲーム-Aladdin X
メーカー:Aladdin X
配信日:2024年1月1日(Android版は4月11日)
照明一体型3in1プロジェクターなどを提供するAladdin Xが自社ブランドを知ってほしいという思いを込めて2021年にNintendo Switchで配信した『スイカゲーム』。本作の人気に火がつき一大ブームを呼び、模倣スマホアプリが複数配信される事態に発展。公式のスマホアプリ版の配信が望まれたところ、2024年1月1日にiOS版が電撃配信された。価格は240円[税込]。簡単そうな見た目と裏腹になかなか作れないスイカや、絶妙な物理演算などSwitch版のおもしろさをそのままにスマホでも気軽に遊ぶことができるようになった。
©︎ 2021 Aladdin X Inc.
恋と深空
メーカー:Infold Games
配信日:2024年1月18日
全世界1億DLを突破した『恋とプロデューサー』の世界観を継承した完全新作恋愛シミュレーションゲーム。“乙女ゲームはカジュアルなもの”という常識を覆し、コンシューマーゲームさながらの本格アクションや、骨太な世界観とストーリーを楽しめる。ゲームは非常にリッチな作りで、キャラクターのモデルは指先までリアルな質感で再現、それを追いかける主人公の視線を再現したカメラワークなど、「わかってる!」が詰まった逸品。コンテンツも充実しており、「乙女ゲームは好きだけど物足りない」というゲーマー女子におすすめ。
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2024年の話題作
フェスティバトル
メーカー:コロプラ/MIXI
配信日:2024年9月26日
老舗スマホゲームメーカーのコロプラとMIXIが夢のタッグで開発。『白猫プロジェクト』や『モンスターストライク』の人気キャラで対戦バトルを楽しめる。同じくスマホ人気タイトル『にゃんこ大戦争』から、異色の初音ミクなど配信初期からコラボにも力が入っている。
©COLOPL, Inc. ©MIXI
エンバーストーリア
メーカー:スクウェア・エニックス
配信日:2024年11月27日
拠点となる空中都市“アニマ・アルカ”での内政で戦力を強化し、同盟の仲間と協力しながら段階的に開放されるミッションをクリアして、世界の中心にある“塔”の制覇を目指していくストラテジーRPG。PvP、GvGの大規模戦闘や、手動で敵の攻撃をよけながら4人で挑むレイドバトルなど要素も豊富。
© SQUARE ENIX
リバースブルー×リバースエンド
メーカー:Happy Elements/グリモア
配信日:2024年9月25日
Happy Elementsとグリモアのタッグで生まれたRPG。八度人類が滅びかけ、生き延びた九回目の人類史“第九軌道人類史”の中で、神と人類が世界の覇権を賭けて戦うという骨太で“中二感”たっぷりのシナリオを楽しめる。ラインディフェンスのカジュアルなバトルは古き良きソシャゲの懐かしさを味わうことができる。
©2023 Happy Elements K.K / grimoire Co.,Ltd.
どうぶつの森 ポケットキャンプ コンプリート
メーカー:任天堂
配信日:2024年12月3日
2024年11月29日をもって惜しまれながらサービスを終了した『どうぶつの森 ポケットキャンプ』が買い切りアプリとして登場。7年の中で配信した10000種類以上のアイテムが詰まった豪華な内容で、追加機能として“マイキャンパーカード”、新マップ“くちぶえ峠”、“コンプリートチケット”なども実装。通常価格は2000円[税込]だが、2025年1月31日15時までは早期購入価格の980円[税込]で購入することができる。
©Nintendo
インフィニティニキ
メーカー:Infold Games
配信日:2024年12月5日
『ミラクルニキ』など着せ替えが楽しめる『ニキ』シリーズの新作はオープンワールド。自由度の高いゲームシステムで、着せ替えのみならず釣りや採集などスローライフを楽しめる。グラフィックは既存のオープンワールドと比べても遜色なく、主人公ニキをはじめ登場人物たちも美麗で、“すべてのビジュがいい”と評判に。
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ファミ通App編集者おすすめ!2024マイベストゲーム
AMUSEMENT ARCADE TOAPLAN
メーカー:TATSUJIN
東亜プランのアーケードクラシック25作品がいつでもプレイできてしまう本作。人生折り返し地点にきて、残された時間でできるだけ多くのゲームを体験したい自分にとって、今作もまた非常にありがたいツールになりそう。年代順にプレイしていて、現在『飛翔鮫』をプレイ中。スマホなので、腰を落ち着けてよりも“出先でカジュアルに”という向き合いかたがしっくりきて、外で立ち上げる機会が多かった印象。『TATSUJIN』が1本丸ごと無料だったり、中にはレアな移植作もあったりするので、興味が少しでもあるならDLオススメ!(藤谷ソウキチ)
©TATSUJIN Co., Ltd.
ドラえもんのどら焼き屋さん物語
メーカー:カイロソフト
時間泥棒とはまさにこのこと。「ちょっとやってみるか」で始めたら最後、1日が潰れます。基本無料のシミュレーションゲームは1アクションごとにインターバルが入ることが多いのですが、本作は何をするのも一瞬で終わるので、お菓子を作ってお店を改装して材料探しに出かけて、のサイクルがとにかく早い! 最初は店番を任されただけのはずのお店はあっという間にお菓子コンテスト受賞常連の名店になり、観光地に。アプリ価格は2000円。無料アプリに慣れていると一瞬戸惑う値段かもしれないですが、遊びごたえがあり、デザインもかわいいし、藤子・F・不二雄作品のキャラもたくさん出てきてテンションがあがるのでお値段以上の価値あり!(さとるり)
©Fujiko-Pro ©カイロソフト
ポケット麻雀
メーカー:Ark Game
スマホにもいろいろな麻雀ゲームはあるけれど、その中でも記憶に残るほどの麻雀ゲームが、この『ポケット麻雀』。その最大の要因となっているのが、3人打ちで索子と字牌しか使わない"三元死闘"という独自ルール。この独自ルール下においては点数計算も特殊になっていて、上がったときの点数がまぁ高くなる高くなる。9999臆点という凄まじい点数を叩き出せたときなんてもう、脳汁ぶっしゃーですよ! 高い役が出やすい環境なので、つねにスリリングでぶっ飛んだ試合が楽しめるのもいいですね!(ヒゲメガネ長谷部)
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魔女のふろーらいふ
メーカー:NetEase Games/Akatsuki Games
最近はシリアス路線のストーリーが多いですが、本作は完全なる真逆。ヒロインは異世界最強の魔女。そんな彼女がこちらの世界に来て、どんな理由・魔法で相手と衝突すると思いますか? とある戦いでは“相手がいっしょに食べようと準備していたお菓子を先に食べてしまった”! 扱う魔法は“温泉に入ったかのように癒す”! ……こんなにもかわいらしい戦いがありますか!? 最後には相手へ“寂しかったんじゃ!!お主らと会えなくて!!”とトドメのひと言……ここまで穏やかに見守れる話はほかにないですよ! ゲームシステムも4色の4マッチパズルとシンプルかつ連鎖が気持ちよい上、育成や高難易度などやり込み要素も完備。温泉の床が滑りやすい理由を“アルカリ性の源泉だから”など、各温泉の知識を得られるのもまた良い味を出しています。お疲れの貴方、ぜひ『魔女ふろ』へ!(キントキ)
© 2023 NetEase Inc.
© 魔女のふろーらいふプロジェクト
© Akatsuki Games Inc.