本記事では、同社が出展したブースの様子と同作の試遊リポートをお届けする。
特製ステッカーとリアルカードがもらえる!
読み合いが楽しい新感覚ハイテンポバトル
2024年に5周年を迎えた『メソロギア〜カードゲーム〜』(以下、『メソロギア』)を踏襲しており、基本的には『メソロギア』のシステムを継承しているとのこと。
『神託のメソロギア』では、デッキ編成時に下記5種類のリーダーを選択し、リーダーの種類に応じたカードセットをデッキに組み込み、バトルをしていく。
【リーダー一覧】
- 聖導種 / ルミナス
- 災龍種 / ドラゴン
- 機巧種 / アンドロイド
- 森羅種 / エレメンタル
- 幽幻種 / シェイド
バトルのシステムは非常にシンプルで、溜めたコスト(マナ)を消費して場にカードを召喚し、相手のライフをゼロにすれば勝利だ。
オーソドックスなカードバトルに聞こえるかもしれないが、じつはバトルの流れに大きな特徴が持たされている。
じつはこのゲーム、対戦相手の手札がこちらにも見えているのだ。当然、自分の手札も敵から見えている状態。そしてカードを出す際にも、両者が同時に場に1枚ずつカードを出していくというルールになっている。
通常のカードゲームであれば、それぞれが行動できるのは基本的に各自のターンのみ。それも自分のターン内であればカードの効果を駆使してさまざまなアクションを取れていた。場合によっては1ターンで山札の半分以上を消費することもあるだろう。
しかし本作では同時に、しかも1枚ずつプレイを行っていくので、非常にテンポよく、そしてフェアにバトルが進行していくのだ。
『神託のメソロギア』に登場するカードは、マナを溜めるためのカード“チャージャー”、攻撃を与えるための“アタッカー”、防御を行う“ディフェンダー”の3種に大別される。
このシンプルさが読み合いを深くし、心理戦を盛り上げてくれるのだろう。この読み合い、めちゃくちゃおもしろい!
一般的なカードゲームであれば、相手のデッキ傾向やトレンドなどから相手の動きを読みつつも、基本的には自分のやりたいことをいかに押し付けていくかが重要になりがちだ。しかし『神託のメソロギア』ではまったく違う。
自分のマナ、ライフ、手札からどのような戦略を組み立られるかを考えるだけでなく、相手の状況も見て戦略・思考を読み、読み合いに勝たなければならないのだ。
この心理戦の要素が筆者にはかなり刺さった!
今回の試遊ではNPCとの対戦しかできていないのだが、それでも相手の思考・戦略を読み、それに合わせて動くという楽しみが味わえた。しかしどうだろう、これが対人戦になったらと想像すると、読み合いから得られる緊張感はよりおもしろいものになるのは明白だ。
いまからリリースが非常に楽しみである。
また特殊効果を持っているカードもさまざま登場するようなので、そこからどのような戦略が生まれていくのかも楽しみである。
リリースの詳細記事などは未定とのことだが、気になる人は公式Xアカウントをフォローしておこう。