豊穣を嫌う仙舟の気持ちがよくわかる
ついにVer.2.4“風紀雲湧、相見える鋒鋩・前編”が来ましたね。平穏に“演武典礼”が開催されるかと思いきや、やっぱりそうはいかずまたも仙舟“羅浮”が大ピンチ。そして、新たな敵として仙舟人と狐族の忌敵である歩離人(ほりじん)が登場しました。
歩離人の名前や特徴については書籍などですでに判明していましたが、今バージョンから本格的に主人公の前に立ちはだかります。そこで今回は、歩離人について解説していきましょう。
歩離人ってどんな種族?
ちなみに狐族と歩離人の先祖は同じ。ただ、豊穣の仕業で姿や能力が変化し、いまの歩離人に生まれ変わりました。
性格は豊穣とは思えないほど、残忍かつ凶暴。仙舟とは大規模な戦争を3回引き起こし、多大な損害を与えています。また、野蛮な見た目とは裏腹に、獣艦(または器獣)という飛行可能な生物兵器を造り出せる科学技術も有しています。
そんな歩離人は6つの部族(猟郡)を形成しており、もっとも強く賢いリーダーのことを“巣父”、巣父の中で頂点に立つものを“戦首(または父狼)”といいます。
なお、ストーリーに登場する歩離人の“呼雷”は元戦首。2123回に及ぶ侵略戦争に加え、狐族を長く奴隷として扱いその血で薬を製造するなどとくに凶悪な存在です。
しかも、食事を与えなくても、刑で剣を刺し続けても回復して生き長らえるという、文字通りの化物。これを捕まえた鏡流がすごすぎる。
敵で登場しているのは、戦闘に長けた“蝕月猟郡”と、傭兵を生業としている“玄爪猟郡”の狼兵。
ほかに、狩猟ではなく農耕を得意とする平和主義の“犀犬猟郡”、奴隷だった狐族が反乱を起こして生まれた“白狼猟郡”、戦争に反対し殺生を一切行わない“丹輪寺”など、特殊な思想や形態を持つ歩離人派閥もあります。
そして争いを好まない歩離人といえば、アハマがそのひとり。人を殺めたことがないということで、仲間から無能扱いされていましたが、幽囚獄で一番成功した実業家になりました。現在ではアハマ鉄窓グループを経営し、ここでしか手に入らないアイテムを製作しています。
さらに、歩離人同士の政治争いに巻き込まれ仙舟に逃げ込み、仙舟のために同胞と戦う者も。歩離人ひとつとっても歴史があり、内容も非常に濃い……。ストーリー上では悪いイメージしかないですが、異なる部族だと話の分かる歩離人もいるんですね。
歩離人の能力について
この能力は先祖を同じくする狐族にほとんどみられませんが、なぜか曜青の狐族だけ月狂いと似た能力を持っているようです。曜青から演舞典礼で羅浮にやってきた、椒丘と飛霄も狐族なので秘密がありそうですね。
また、“狼毒”というフェロモンを放出し、敵に恐怖の感情を呼び起こすという、精神系の技も持っています。これにより長年狐族は、歩離人に抵抗できず奴隷になっていました。
つまり、歩離人はアタッカーでありながら、自己ヒールとデバフを行えるかなり厄介な敵だということです。
風紀雲湧、相見える鋒鋩・後編では、呼雷と戦う予感しかしませんが、とんでもない強敵だということは間違いないでしょう。そして、圧倒的な回復力を誇る彼をどうすれば倒せるのかも気になりますね。はやく後編よ、こい!
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