4〜5月は新キャラ盛りだくさん!
ドーモ、世界のザキヤマです。今回は4月10日〜12日まで開催されていた、“GW 逆転祭 第一弾 Super Evil Deck Drive”から登場した新キャラ6体について、それぞれの所感をざっくりとレビューしていきます。
例年の傾向として、4月半ば〜5月前半は“GW逆転祭”として新キャラが続々登場。今年は『ブルーロック』とのコラボも実施され、ますます盛り上がりを見せていますね。
……という時期であることを踏まえても、今年はかなり新キャラが多いなと(笑)。魔単ガチャが4月10日〜12日、魔竜ガチャが4月12日〜14日。入れ換わり14日からの強駒パレード、そして19日からの『ブルーロック』コラボと続くガチャラッシュ。
すべて追うことはなかなか難しいと思うため、今回見逃した人が次回に引くべきか参考になれば幸いです。
チェルシー
1ターン完結の3000バーストバリア持ち。魔単で使えるバーストバリアとしては村正が既存ですが、いまだ数が少ない稀少な枠でもあります。
総合的な数値としては2400×2ターンの村正のほうが大幅に上ながら、チェルシーのほうが瞬間的な軽減量が高いことが強みです。スキル発動には80%以下の条件があり、コンボもライフバースト系なので、中〜終盤での使用が前提ですね。
村正と比較した際、早い段階で来てしまうと手駒事故を起こしやすいものの、そのぶん終盤での粘り強さはかなりのもの。1ターン完結のため返されることが前提のマスでも使いやすく、個人的には好みの性能でした。
フィーフィルオー
2ターン1000吸収&ATK15%減のミアズマ持ち。スキルに関しては無難に使いやすかったですね。初手を除けば腐りにくい性能です。
ただコンボに1500の最低保証こそあるものの、追加ダメージは双方の駒数依存なので、最大火力は後攻10ターン目以降。こちらはさほどお手軽ではありませんでした。
とは言え2ターン継続のミアズマのデバフ部分が地味に役立ちやすく、2回目の発動にフェルグのデバフを重ねたりすると、殴りデッキにはそれなりにいやらしい展開を強いれることも。
チェルシーも含めてですが、今回のDeck Driveからは、魔単デッキの継戦力を増す意図を感じられました。
ピララレータ
相手の最大HPを参照する特殊ダメージスキルと、同じく相手HP参照の毒ダメージコンボを所持。
数値から見る攻撃性能は並ですが、いつでも使える汎用性の高さと、コンボもしっかりダメージ源になる点は非常に優秀。
とくに近年は進行的にコンボが安定しないキャラは不利な傾向にある気がしてします。いまだにアルカードなどは強力ですが、進行によっては「コンボつながらないし、強引に攻めていいや」という隙を与えてしまうことも。
対してピララレータは序〜中盤のつなぎに最適で、「何もやれることがないとき、とりあえず出せる」点から潰しが利きやすかったですね。あと1枠に迷ったら優先しやすいキャラだと思います。
フロース
700毒&ATK12%デバフの蝕毒持ち。いつでも使える汎用性と、コンボの理想火力が最大2300と高めなことが特徴です。
「取りあえず出して損ナシ」のキャラではありますが、毒ダメージとデバフ量がどっちつかずで控えめな印象も。
僕がアナンデッキでしか使っていないのでイマイチな評価となりましたが、ルシファーや毒バフデッキのほうが好相性かもしれません。
ヨエニコヨ
終盤のほうがダメージを出せるベノムマギア持ち。ただし理想火力は、イグナーツや周年ファウストに比べると控えめ。A駒のフィニッシャーとして見るとやや心もとない部類です。
ただいつでも最低限のダメージは出せるため、デッキ事故の回避には役立ちます。プレイスタイルの好みになりそうですが、安定性を求めるならば採用価値アリ、上振れ狙いならば優先度が下がる、といったところでしょうか。
ちなみに“ヨエニコヨ”は一風変わった名前ですが、調べた限り語源は謎。Excelの表組みたいな形で絵面のおもしろさを狙ったのかな、となんとなく思っています。
マラッカ
比較対象は採用されがちなマイティになりますが、罠倍率が高い&HPが高い&コンボの理想火力が高いと言うことありません。
マイティは魔駒10枚以上によるデッキ編成の汎用性、マラッカは魔単ゆえにより高性能、といった位置付けが正しいのですが、魔単に限れば実質的な上位互換。魔単を頻用するならば、ぜひ抑えておきたい性能ですね。
新登場した6体の中では用途の広さも含め、もっともわかりやすい当たりキャラだったと思います。