MARVEL SNAP攻略&情報まとめ

MARVEL SNAPの攻略記事

『MARVEL SNAP』人気配信者4名によるトーナメントを開催!サノス祭りのなか勝利を手にしたのは……?

2023-03-30 19:37 更新

この記事に関連するゲーム ゲーム詳細

MARVEL SNAP(マーベル・スナップ)

フレンドマッチがアツい!

マーベル作品に登場するキャラクターたちのカードを使って手軽なバトルが楽しめる『MARVEL SNAP』(『マベスナ』)。

リリース直後はランダムな相手とのランクマッチのみだったが、先日のアップデートでコードを共有して特定の相手と対決ができるフレンドマッチが実装された。

今回は、『マベスナ』プレイヤー4名を集め、ストアギフトカード5万円分をかけたトーナメント戦“YouTuber Battle Party”を開催。本稿では動画として公開された戦いの様子をハイライトでお届けしよう。

フレンドマッチとは

アップデートで追加されたフレンドマッチは、コードを共有して特定の相手と試合が楽しめるモード。

ランクマッチとは異なりキューブのやり取りは行われないので、気軽にプレイしやすいのが特徴だ。

20230315_MARVELSNAP (1)

▲生成したコードを共有することでどこにいる相手とでもマッチングが可能。

フレンドマッチは複数のラウンドを連続して戦うというのもポイントだ。

各プレイヤーは手持ちのライフ10ポイントがある状態からスタートし、キューブと同じ要領でポイントを奪い合うこととなる。

一度試合が始まるとデッキの変更はできないため、戦いながらお互いの手の内が明らかになっていくのもミソ。

ランクマッチとはまたひと味違ったスナップの駆け引きが味わえるモードだ。

対戦会参加者紹介

今回参戦したのは、『マベスナ』動画を投稿している4名のYouTuber 。

▼参加YouTuber紹介(50音順)

天野さとし天野さとし

かつて対戦格闘ゲームの大会で準優勝を収めたこともある生粋のゲームプレイヤー
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かつけんかつけん

脱サラ→芸人→YouTuberという経歴を持つ異色の『マベスナ』プレイヤー
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キングプンプンキングプンプン

対戦ゲームを中心にさまざまなゲーム実況動画を投稿中!
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ナリカワなりかわゲーム

各種大会にも出場経験があり、オンラインカードゲームを中心に配信を行っている
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デッキ解説&対戦リポート

今回は、1勝したほうがつぎの戦いに進めるBO1方式のトーナメントでイベントを開催!

20230315_MARVELSNAP (2)

以下では、各プレイヤーが使用したデッキや試合の展開をまとめてお届けしよう。

第1回戦.天野さとしvsかつけん

第1回戦では、天野さとしさんとかつけんさんによる対決。

天野さんが使用したのは、サノスとクインジェットやロックジョーを組み合わせたデッキ。

サノスが作り出す各種ストーンとロックジョーを組み合わせ、高コストのカードをデッキから引っ張り出すタイプのデッキだ。

▼天野さとしさんのデッキ

カード名コストパワー
サンスポット11
クインジェット12
アーマー23
ロックジョー32
シャン・チー43
リーチ53
エアロ57
デビルダイナソー53
サノス611
シー・ハルク610
マグニートー612
アメリカ・チャベス69

対して、かつけんさんが使用したデッキはシュリの効果でキャプテン・マーベルのパワーを倍加させるコンボが主軸だ。

カードをプレイせずにパスをしてから、コストが軽くなったシー・ハルクを出す動きも随所で光っており、ほかのデッキに比べるとわかりやすい動きを見せた。

▼かつけんさんのデッキ

カード名コストパワー
サンスポット11
ナイトクローラー12
リザード25
スコーピオン22
コスモ33
ウェーブ33
シャン・チー43
シュリ42
エアロ57
キャプテン・マーベル56
シー・ハルク610
ドクター・ドゥーム65

勝負が動いたのは後半戦!

天野さんとかつけんさんの対決は、第1ラウンドの1ターン目からバー・シニスター(プレイしたカードがロケーションを埋め尽くすまで増殖)が登場するという厄介な立ち上がりとなった。

天野さんは初手でバー・シニスターにサンスポットを配置し、余らせたコストによるパワー増加の効果を最大活用する構えを見せていた。

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4ターン目にはかつけんさんがキーカードとなるシュリをプレイするが、それと同時に天野さんはリーチを展開。かつけんさんの手札の効果を無効化する。

その後かつけんさんが能力は無効化されたもののシュリによってパワーが倍加したキャプテン・マーベルをバー・シニスターで増殖させると、雲行きが怪しいと見た天野さんが撤退して最初のダメージを受けた。

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その後、第4ラウンドまではかつけんさんが撤退をくり返すも、天野さんのスナップを受けるシーンもあり徐々にライフポイントを失っていった。

第5ラウンドからは、バトル開始時点で賭けられるライフポイントが倍となるハイステークスラウンドとなり、展開も加速していく。

リンボの登場により7ターン目まで延長されたこの戦いでは、かつけんさんが得意のシュリ⇒キャプテン・マーベルのコンボを決め、さらに天野さんのシー・ハルクをシャン・チーで粉砕し、優位に立った。

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しかし6ターン目、天野さんのロックジョーがデッキから引き出したリアリティストーンにより、シュリとキャプテン・マーベルの配置されたロケーションがグラグラする橋(複数のカードが配置されているとそれらのカードを全破壊)に変化。

これによりかつけんさんのキーカードが一気に消滅し、形勢は逆転したかに見えた。

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が、最終ターンでかつけんさんはドクター・ドゥームを引き当て、天野さんの出したエアロによる妨害をものともせず3ロケーションを攻めることに成功。ハイステークスラウンドの効果もあって一気に4ポイントのダメージを与えることに成功した。

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続く第6、第7ラウンドでもシー・ハルクとキャプテン・マーベルの同時展開が火を噴き、立て続けにかつけんさんが勝利を収め、決勝戦へと駒を進めた。

2.なりかわゲームvsキングプンプン

第2試合はなりかわゲームさんとキングプンプンさんの対決。

なりかわさんのデッキは、天野さんのデッキと同じくサノスにロックジョーやクインジェットを組み合わせたもの。

今回参戦したプレイヤーのなかでも特徴的だったのは、相手がカードを廃棄するとコストが1になるスタチュアを編成していたところ。

ムーンナイトやブラックボルトによって相手の手札を減らしつつ、自身のスタチュアのコストも軽減するという戦法だ。

▼なりかわさんのデッキ

カード名コストパワー
サンスポット11
クインジェット12
ロックジョー32
ムーンナイト33
ムーンガール44
ホワイトクイーン46
エアロ57
スタチュア57
ブラックボルト58
シー・ハルク610
サノス611
アメリカ・チャベス69

キングプンプンさんが使用していたのも、流行りのサノスとロックジョー、クインジェットを組み合わせたデッキ。

エアロやマグニートーといった相手を移動させるカードに加え、自由に移動できるビジョンを編成しているのもポイントだ。

▼キングプンプンさんのデッキ

カード名コストパワー
サンスポット11
クインジェット12
ロックジョー32
シャン・チー43
ビジョン57
リーチ53
エアロ57
デビルダイナソー53
サノス611
シー・ハルク610
マグニートー612
ドクター・ドゥーム65

読み合いや揺さぶりも勝負の要!

第2試合は、なりかわさんが第1ラウンドの開始と同時にスナップを仕掛けるという予想外のかたちで幕を開けた。

仕掛けられたキングプンプンさんは「デッキを見ると15枚なので、サノスが入っているのはわかっています」と熟練プレイヤーらしい読みを見せたうえで、スナップを仕掛けたということはキーカードを握っていると予想。

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しかし互いに編成しているロックジョーを先にプレイしたのはキングプンプンさん。ロックジョーの効果でデッキからリーチを引き出して相手の手札の効果を除去するが、ロケーション・マインドスケープの効果で6ターン目に手札が交換されるため、これはむしろ裏目に。

続くターンでキングプンプンさんがシー・ハルクなどを展開するも、なりかわさんのエアロによってネクローシャ(配置カードのパワーが-2)に集められてしまい、パワー負けしてしまう。手札交換もあって逆転はきびしくなり、そのままキングプンプンさんは撤退した。

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続く第2ラウンドでもなりかわさんは初手スナップを決め、外野からの「こういう人いるよね~」という反応に対して「一流は初手スナップ」と名言(?)も出す余裕を見せる。

このプレイングに動揺してか、みずからプレイミスをしたとこぼすキングプンプン氏だったが、ロックジョーによる引きがよかったこともあり逆になりかわさんを撤退に追い込む。

第3ラウンドでは逆になりかわさんのロックジョーがいい引きを見せ、スナップによる圧もあって再びキングプンプンを撤退させることに成功。

両者一歩も引くことなく、五分五分の展開が続く。

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第4ラウンドではカードのコストを下げるエリジウムが登場したこともあって、キングプンプンさんが3ターン目からリーチを出すなど、試合はスピーディーな展開に。

この試合で切られて注目を浴びたのが、なりかわさんのムーンガールだ。このラウンドはキングプンプンさんが優勢となり、さらに最終ターンではドクター・ドゥームを出し、手堅く勝利を手に収めるかに思えた。

しかし、なりかわさんはムーンガールで複製したスタチュアを複数展開したこともあり、なんとふたつのロケーションで同点、残りのロケーションもわずか1点差というギリギリのところで逆転勝利を収めた。

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その後も第5ラウンドはなりかわさんが、第6、第7ラウンドはキングプンプンさんが撤退し、勝負は拮抗しつつもキングプンプンさんが残り1ポイントに追い込まれる。

第8ラウンドでは「今日はデッキの機嫌が悪い」とこぼしたキングプンプンさんに対し、ロケーションの効果で手札に加えられたビジョン、ホワイトクイーンの効果で相手の手札から複製した2枚目のビジョンを使い、なりかわさんが優位に立った。

キングプンプンさんはデビルダイナソーを出して攻めるも、最後にはビジョンの移動効果もあってなりかわさんが勝利を収めた。

3.運命の決勝戦!

決勝戦はかつけんさん対なりかわさんの対決に。

先ほど使ったデッキをそのまま使用するため、互いに手の内が明らかになった状態からのスタートだ。

第1ラウンド、かつけんさんはサノスデッキにとっては厄介なグリーンゴブリンをロケーション効果で手にして使用。

なりかわさんはリアリティストーンによってキルン(5ターン目以降カードプレイ不可)となったロケーションにスタチュアを配置することで優位に立ったかに見えたが、同ターンで相手がシュリを出したことから撤退を決定。

この戦い、最後はお互いほぼ同時に撤退画面を開いていたのがとても印象的。なりかわさんの決断の速さが逆に仇になったとも言える。

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第2ラウンドでもかつけんさんは得意のシュリ⇒キャプテン・マーベルコンボを決めるが、その後「挙動が気になる」と言いながらなりかわさんがプレイしたのが、ホワイトクイーンによって複製したキャプテン・マーベル。

結果的には先にかつけんさんのキャプテン・マーベルが移動し、その後なりかわさん側の移動効果が発動したことでなりかわさんが勝利を収めるという、なかなか興味深い展開を見せた。

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第3ラウンドではなりかわさんのスナップにかつけんさんが速攻で撤退を決め、続く第4ラウンドは最初のロケーションとしてクリムゾン・コスモス(コスト1~3のカードはプレイ不可)が登場。

さらに4ターン目には別のロケーションもクリムゾン・コスモスに変化し、残ったロケーションもハラ(ターン4終了時に劣勢なプレイヤーのカードを破壊)とかなり尖ったロケーション配置に。

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ハラの効果でなりかわさんは自陣のカードを失い不利になったが、5ターン目でかつけんさんのエアロがシー・ハルクなどを呼び寄せたことで形勢は逆転。かつけんさんも露骨にガッカリしてしまう。

さらにクインジェットによってコスト0になった各種ストーンを展開し、今度はなりかわさんが優位に立ったかに見えたが、最後にはかつけんさんがシャン・チーでシー・ハルクを粉砕し、逆転勝利を収めた。

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第5ラウンドではなりかわさんが再びスナップを仕掛け、勝負に出たいという誘惑に耐えたかつけんさんが我慢の撤退。

第6ラウンドではなりかわさんがロックジョーを出したタイミングで、同じロケーションにかつけんさんがコスモをプレイ。公開時効果を活用するロックジョーにとってはかなり痛い展開だ。

ロックジョーで呼び出すカードのパワーが低かったことに加え、かつけんさんがシュリからのシー・ハルクをプレイしたこともあり、ここはかつけんさんがシンプルにパワー勝ちを決める。

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第7ラウンドではなりかわさんのロックジョーが3ターン目にリアリティストーンを呼び出し、ロケーションがXマンション(3ターン目終了時に両サイドにランダムがカードを追加)に変化。

続けざまに発動したXマンションの効果により、なりかわさんサイドにはガモーラが、かつけんさんサイドにはマンティスが登場。ガモーラは公開時効果も発動してパワーアップし、なりかわさんがこのロケーションの優位を確保する。

しかしかつけんさんは伝家の宝刀であるシュリからのキャプテン・マーベルコンボを決めると、さらに6ターン目にシャン・チーを出してガモーラを粉砕し、ロケーションを奪取。勢いよく決勝戦の勝利をその手に掴んだ。

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試合後に「パッション負けですかね」と語ったなりかわさんに応えるように「『マベスナ』はパッションだったわ」と語ったかつけんさん、その発言の後に続く見事な静寂が笑いを誘った。

オンライン対戦もいいけど近くで戦うのもおもしろい!

今回は4人のプレイヤーによるトーナメント戦となったが、そのうちの3人がサノスデッキを採用していたのは興味深いところだ。

いずれもロックジョーとの組み合わせで強力なカードをデッキから引き出すスタイルだったが、そのなかでも取り分け異彩を放っていたのは、スタチュアを入れたなりかわさんのデッキ。

ムーンナイトやブラックボルトを使えば相手にカードを廃棄させるという条件も満たしやすく、効果が発動すればコスト1、パワー7と驚異的な能力を発揮するカードなので、改めて要注目だろう。

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今回の対戦動画を見てもらうとよくわかるが、相手が近くにいる状態で対戦をするとリアクションを読む駆け引きなども生まれるため、ふだんのオンライン対戦とはまた違ったおもしろさが味わえる。

相手のデッキを把握したうえでの連戦となるため、プレイングを読む練習としても有効だろう。

身の回りに『マベスナ』プレイヤーがいれば集まって対戦をしてみるのも楽しいので、まだフレンドマッチを試していない人もぜひプレイしてみよう。集まるのがむずかしくとも、通話しながら対戦してみるのもおもしろそうだ。

MARVEL SNAP(マーベル・スナップ)

対応機種iOS/Android
価格無料(アプリ内課金あり)
このゲームの詳細を見る
ジャンルカードゲーム
メーカーNuverse/Second Dinner/Marvel Entertainment
公式Twitterhttps://twitter.com/MARVELSNAP_JP
配信日配信中
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