『サクラ革命』フィナーレを迎えて【プレイ日記第51回】
2021-06-30 18:00
2020-12-08 16:13 投稿
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サクラ革命 華咲く乙女たち
2020年12月6日、都内某所にて12月15日のリリースを控えた『サクラ革命 ~華咲く乙女たち~』のユーザー向け体験会が開催された。
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事前に行われたツイッターでの募集から抽選で選ばれた30名のユーザーが参加し、約2時間の先行体験プレイを実施。さらに、『サクラ大戦』シリーズの歌唱音楽を担当する作曲家の田中公平さんと、本作のメインヒロイン“咲良しの”を演じる岸本萌佳さんが登壇し、作品に関するトークショーも開催された。
本稿ではイベントの模様を写真付きでレポートする。
今回のイベントは、トークショー前半と体験会を挟んでトークショー後半の3部構成。トークショーでは、フリーアナウンサーの松澤千晶さんが司会進行のもと、作曲家の田中公平さんと“咲良しの”役の岸本萌佳さんが登壇した。
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▲松澤千晶さん
“咲良しの”というキャラクターについて、ユーザーに注目してもらいたいことを聞かれた岸本さんは、良くも悪くも世間知らずだが、それ故のまっすぐで素直なところで、戦闘シーンではかっこいいところもあるので注目して欲しいと語った。
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▲岸本萌佳さん
製作者サイドからみた“咲良しの”、そして岸本さんの印象を聞かれた田中さんは、裏表のない明るい声で岸本さんとキャラクターと合致しており、戦隊モノのレッドをイメージしたとのこと。向こう見ずで単純、ちょっとバカっぽいところもあるが、非常に明るい雰囲気をイメージして楽曲を作ったと語った。また、30年近くの歴史があるシリーズで、今まで違った形になるとはいえ、そのタイトルのヒロインというのは大変だと思うと気遣いつつ、「この“サクラワールド”を背負ってくれますか?」と岸本さんに声をかけると、「はい、もちろん!」と元気よく即答。その熱いやりとりに、会場からも大きな拍手が巻き起こった。
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▲田中公平さん
ここで、開発ディレクターの池大輔さんも登壇。歴史のある作品で自身がユーザーだったこともあり、下手なものにしたら申し訳がないという気持ちが一番大きかったと語る。せいいっぱいやったが大丈夫かなという不安を漏らしつつ、注目して欲しい部分として、脚本を担当する松崎史也さんと練った物語が一番のポイントとなっており、一人でも多くの人に楽しんでもらえればと語った。
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▲池大輔さん
池さんの話を受けて岸本さんは、シナリオについての流れが書かれた台本に様々なメモ書きがあり、多くの人が思いを込めて作っているという熱さが感じられると熱量の高さに感動していた。一方、池さんの最初の印象を聞かれた田中さんは、「最初は胡散臭い感じがしたけど、経験上、そういう人ほど仕事ができている(笑)」と語ると会場は笑いに包まれる。そして、よくここまでの物語を作ってくれたと太鼓判を押した。
ここでトークショーの前半は終了し、体験会へと移る。今回参加しているユーザーには特別な説明書も配布されており、アプリについてはサービス開始時と同じ状態でここからの変更予定はないという完成版のプレイとなった。事前登録報酬も配布された状態で、各自が黙々と熱中してプレイしていた。ゲーム内容に関しては、事前に行われたメディア向けの体験会のレポートにて紹介されているので参照していただきたい。
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▲今回の体験会で配られた特別な招待状と説明書。
トークショーの後半では、再び、田中さん、岸本さん、池さんが登壇。
池さん以外のメンバーは、体験会の時間中、同じようにゲームをプレイしていたとのことで、互いの進行状況を共有しつつ、田中さんが「(もったいなくて)メッセージスキップして進められないよね?」と語ると、岸本さんも「早く進みたいけど、皆の声をちゃんと聞きたいし…」と同意する。そこで池さんから、後々、ストーリーを回想できるメニューも実装したいと話があり、「主人公が男女別で選べるので、それぞれの反応も読み返して楽しんでください」と語ると、会場からは拍手があがった。
ユーザーが体験している様子を見ての感想を聞かれた池さんは、ずっと緊張しており大丈夫かとハラハラしていたとのこと。また、面白かった部分もちろん、足りない部分や不満点も遠慮せずあげて欲しいとして、全ての想いを受け取ってユーザーと共に成長して行くタイトルにしたいという熱い思いを語った。
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田中さんからは、公表したタイミングではリリース日は決まっていたが、内々の開発当初のスケジュールとしては大分遅れたという話があり、「もう大丈夫だよね?」と池さんに問いかけると、「大丈夫です!予定通りにリリースします!」と自信を見せた。
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岸本さんからは、収録は1年以上前にスタートしており、時間が経っているということで、シナリオの流れは知っているものの、今回はキャラクターたちとの関係性を改めて確認できて新鮮な気持ちで楽しめたと感想が語られた。
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音楽の出来について聞かれた田中さんは、「そんなに語ることはないです。楽しんでください(笑)」と照れた様子をみせつつ、ユーザーからこんな曲を作って欲しいといった意見があるなら、ぜひ聞かせて欲しいと語った。
他に紹介できる要素があるか尋ねられた池さんは、信頼度が上がるとホーム画面でのキャラクターのリアクションが増えたり、キャラクターエピソードに繋がるという計画があることや、『サクラ大戦』シリーズではお馴染みの“LIPS”※機能もホーム画面に入れられればとしつつも、まずは基本部分をしっかりと作り込む形で進めていると語る。そして、機能面や増やして欲しいコンテンツについても、ユーザーの声が多ければ反映されていくものなので、ぜひ意見を寄せて欲しいと呼びかけ、イベントは終了となった。
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※LIPS:過去に発売された『サクラ大戦』シリーズに実装されている制限時間の中で選択肢を選ぶシステムのこと。選択肢によって好感度が上昇・下降する。何も選ばずに時間切れで好感度が上昇することもある。『サクラ革命』のシナリオ内にも実装されている。
最後に登壇者から当日参加したユーザー、そしてファンに向けたメッセージを掲載する。
池大輔さん:まずはこの時節柄にお越しいただいたユーザーの皆様、本当にありがとうございました。先ほども申し上げたとおり、本作は皆様の声と共に成長して行かなければいけないタイトルだと思っています。何か意見がありましたら、SNS等でも構いません。広くチェックしていますのでぜひ声をあげていただきたいです。今後とも応援よろしくお願い致します。
岸本萌佳さん:来ていただいた皆様は本当にありがとうございます。実際のリリースに先駆けて少しでも楽しんでもらえていたらいいなと思います。ぜひ、SNSなどで感想を語っていただければ、私もチェックしますし、他のキャストもきっと見てくれると思います。本作はリリースしてからもどんどん変わっていく作品だと思うので、どうぞ応援の程よろしくお願いします。
田中公平さん:まずは形になったということが一番うれしいことですね。そして、いよいよ発表できて皆様の元に遂に届くということになりました。最近では『新サクラ大戦』の舞台も公演され、皆様から非常によかったという反響をいただきました。本作も同じようになっていけば嬉しいなと思います。『サクラ大戦』は続けるのが非常に大変です。コンテンツに対するファンの一人一人の思いが強すぎるので(笑)。全員の想いに答えるのはなかなか難しいですが、ゲーム、そしてできれば舞台にその後の展開も含めて、少しでも皆様の気持ちを汲んで、愛してもらえるように頑張りたいと思います。これからもよろしくお願い致します。
『サクラ革命 ~華咲く乙女たち~』は、12月15日に配信開始予定。当日にはリリース直前の生放送特番“青ヶ島放送局”もされる。詳細なリリース時間などについては、こちらで発表されるとのことなので要チェックだ。
▲生放送に関するニュースはこちら
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▲会場ではキービジュアルやパネル展示も行われていた。
対応機種 | iOS/Android |
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価格 | 無料(アプリ内課金あり) |
メーカー | セガ |
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公式サイト | https://sakura-kakumei.sega.jp/ |
配信日 | 配信終了 |
コピーライト | Original Game Ⓒ SEGA / Ⓒ DELiGHTWORKS |
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